2021年1月31日 日曜日
いつも、幼稚園のお兄さん・お姉さん・先生方が気になるひよこ組の子供達は、今日もテラスで遊んでいる時、エプロンを着た先生達や、ゴザやイスの準備をしている幼稚園児に、目が釘付けになっていました。
「何が始まるのかな」「近くで見たいな」の子供達の心の声が聞こえ「外に出てみる?」と聞くと、AちゃんとI君が頭に手をのせ帽子を被ると、アピールしてきました。
もも組の月齢の高い子を6人誘って近くまで行って、大きなお鍋の側のつい立てからテントの中を覗いてみました。
テントの下のお鍋からは、いい匂いが漂い、湯気と一緒にきつね色に揚がったポテトが出てきました。
子供達の「わぁ〜」と言う声と、キラキラした目を見て、保育教諭もとっても嬉しくなりました。
なかなかつい立て前から離れようとしない子供達に「バイバイしてカップ持ってポテト買いにこようね。」と声をかけると、納得してテラスまで急ぎ足で帰りました。
テラスでは、カップ作りが始まっていて、紙をおいたテーブルを、他の子達が囲んで集まっていました。
古森先生のアドバイスで、幼稚園のポテト屋さんの隣に、ひよこ組のポテト屋さんがオープンしました。
保育園児みんなに「さぁポテト買いに行くよ」のかけ声で、帽子を被り自分で一生懸命くつを履いていました。
小さい子達も、こんな時は自分ひとりでさっさと靴が履けるのです。
何より驚いたのは、いつもは目的地に行くのにあっちこっち分散して誘導に時間がかかるのに、みんな「こっちこっち」と呼ばなくても、ちゃんとポテト屋さんの前に集まってきていました。
その手にはしっかりカップを握りしめています。
また、ちゃんと並ぶ事だってできているのです。
カップに入れてもらって「ありがとう」のあいさつをした子から、あこがれの幼稚園児達が座っているのと同じようにゴザの上に座りました。
ちょっぴりお兄さん、お姉さん気分です。
第2子、3子が成長が早いように、三葉幼稚園ではお手本がいっぱいです。
「いただきます」で食べ始めると、いつも食べさせてもらっている子もひとりで食べ最後までカップを手放しませんでした。
みんな笑顔で完食でした。
K君は途中でこぼしてしまい、買い直しに行きました。
笑顔で食べ直し、また後少しのところで落とし、また行こうかなと立ち上がっていました。
小さな子にもこんな知恵が湧くのかな…
あまりにもポテトが美味しくってその知恵を沸かせたのかな…可愛いひと場面でした。
今週は暖かい日が多く、散歩日和でした。
先日、月齢の高い子は友達と手を繋いで屋外遊戯場まで歩きました。
♫歩こう、歩こう、私は元気♫と歌いながら、古森先生から教えて頂いた「都会の子は1歳で1駅分、1kmは歩くよ」を目標に、体力作り頑張っていきたいと思います。
コメント (「美味しかったね。」「楽しかったね。」フライドポテト屋さん ひよこ・もも組 松末華来子 はコメントを受け付けていません)