2020年12月15日 火曜日
昨日の園庭のいちょうのじゅうたんは、厚く積もって更にふかふかになっていました。そこにやって来たきりん組のRくんは、早速友達を誘って熊手を持つと、いちょうの葉っぱを集め始めました。その様子を周りで見ていた年中児達も手押し車や荷台付きの三輪車を持って来て、落ち葉を入れてはそこに運んで山のように積み上げて、「いちょうのお城山ができた!」とみんなで大喜びしていました。すると、「ここに穴をあけたら、鳥の巣ができるよ。」と、以前に松葉を集めてチクチク山や鳥の巣を作ったRくんが言いました。そして、いちょうの山に穴をあけて寝転ぶと、ふかふかの鳥の巣ができてとても満足そうでした。自然物を使って、自分達で遊びを考え出していく三葉っ子達は、遊びの天才です。
昨日の午後にレインボーファームの方が、年長児が苗を植えて収穫した80㎏のもち米を届けてくださいました。それを子ども達に見せようと袋に表示を付けてテラスに置いていたのですが、それを見た園長が一工夫付け加え始めました。大きなタライと一升枡を持って来ると、もち米を枡に入れて子ども達が見えるように置いたのです。すると早速、「これ何なん?」と子ども達が集まってきて、「このお米、白いよ!」と白米ともち米との違いに気付いたのでした。そして、『おもちつきでおもちになるよ』という表示を読みながら、「おもちつき楽しみやね!」と嬉しそうに顔を見合わせていました。園長が手を加えるまでは、表示はしているものの米袋に入ったままのもち米に誰も興味を持ちませんでした。しかし、子ども達が見えるようにしたことや枡に入れたことで、気づきや発見、おもちつきへの期待につながり、環境の出し方の大切さを改めて感じさせられました。
ひまわり組では、金曜日のお楽しみ会の集合写真が出来上がったので、部屋に飾っていたクリスマスの飾りと一緒にアルバムに貼っていきました。すると、Eくんが「先生、紙がほしいんよ。」とクレヨンを持って来ました。そして、紙をもらうと人を描いて「これはサンタさん。」と言って、次に空を青く塗り、山や雲を描いていって、「サンタさんがお空を飛びよんが見えたんよ!」と嬉しそうに話しながら、はさみで切ってアルバムに飾っていました。お楽しみ会の日。プレゼントを届けてくれたサンタさんに「ありがとう!」とお礼を言って、空に向かって手を振っていた子ども達。なかでもEくんは、サンタさんがプレゼントを届けてくれたことや空を飛んでいるサンタさんが見えたことがとても嬉しくて、印象深かったようでした。学期末には2学期のアルバムを持ち帰りますので、ご家庭で見返しながら、子ども達のお話を聞いて欲しいと思います。
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