2020年11月27日 金曜日
朝から園庭では、登園してきた子どもたちがフラフープを使っていろ鬼やままごとなどをして思い思いに遊んでいました。ビックボスの横では、うさぎ組のYくん、Nくん、Kくんが何かを始めました。何が始まるのか見ていると、3人は砂場から子ども用のくわやスコップなど砂場セットを持ってきて、線を描いていきました。すると、その何本もできた線が畑に見えてきたようで、器に入れた砂を「種をまこう~」と歌いながらまいていました。「この畑に何ができるの?」と聞くと、3人は「おいもと玉ねぎとにんじんができるよ。」と言いました。そして種をまき終えると水を運んできてかけていました。4月から、いちごやお花に水やりをしていたことでこれまでの経験が生かされているなと思いました。
年長さんのお店やさんでは、子どもたちが椿号に図書の本を借りに行っている間に事件が起こっていました。実はお店を開きっぱなしでみんなで出かけてしまっていたので、お店に泥棒が入っていたのです。本を借りて戻ってきた年長さんたちは大慌てです。お店の戸締りをせずに行ってしまったことを反省しつつ、泥棒さんを見つけて何とか商品を返してもらいました。古森先生から「11時にオープンできる?」と声を掛けてもらった年長さんたちは準備を進めていきました。オープンの時間が近づいてくると、放送を聞いた年中・年少児達が外にでてきて人気のお店の前には行列ができました。すると手作りの消毒を持った年長さんがお客さん一人ひとりにアルコール消毒をしていました。「いらっしゃいませ~」「今日の夜ごはんにどうですか。」などと声を掛けながら、年長さんのお店で店員さんが呼び込みます。アイスやさんに行っていたすみれ組のMちゃんは、品物を買うときにバックの中からお金が取れなくて困っていました。その様子を見ていた年長さんが取ってあげようとすると、ぞう組のRちゃんが「自分で取れるから」と言ってMちゃんが自分の力でお金が払えるまで待ってくれていました。自分でお金を払うことができたすみれ組のMちゃんは、とても嬉しそうにしていました。どの学年の子どもたちも笑顔で買い物を楽しむことができました。子ども同士で刺激し合い、園や家庭での経験を生かしながらお店やさんごっこを楽しんでいる様子を見ていると、「さすが、三葉幼稚園の子どもたちだな~」と思いました。これからも子どもたちの気付き、経験を大切にしながら保育をしていきたいです。
★三葉商店街のエピソード紹介(年長組)★
レストランでは昨日、新商品としてぎょうざがメニューに追加されました。しかし、開店後、別の店ではあれだけ行列ができていたのになかなかぎょうざの注文がきません。疑問に思ったM君が考えていましたが「あっ!メニュー表にぎょうざがのっていない。」とビックリ事実が判明しました。その後メニューにのせたものの、出遅れてぎょうざだけがたくさんあまってしまいました。どうにか売ろうと考えたM君とI君は「そうだ!」と荷台付き三輪車の後にぎょうざを積んで移動販売を始めたのです。今時のウーバーイーツ!?行動力に感心させられました。
また回転寿司みつばずしにも困ったことが!!他のお店では泥ぼうに入られたことが話題になり大騒ぎのなか、「寿司はとられてないぞ!」ホット胸をなでおろしたものの、気が付きました。「寿司は人気がないかな。」とオープン前から、お客さんがこないのではないかと心配になってきました。案の定、オープン後、お客さんがきてくれません。教師の間では原因は明白!!立地条件の悪さです。そこに園長の助けが入りました。「すし屋さんにはどこから行けばいいですか?」と放送され「あっ!」と気づきました。あわてて、看板を作り、宣伝しに回り始めました。すると、一気に行列が!そして、活気あるお寿司屋さんになりました。隠れた名店「みつばずし!!」は種類も多く回転してくるお寿司をはしでとる仕組になっています。
また、八百屋さんでは子どもたちが「おでんに大根どうですか?」「トマト食べると元気になるよ!」と自分たちで商品の宣伝をしていました。すると、さつまいもコーナーで「焼き芋にどうですか?」を「焼き芋あります!」と言ってしまったYちゃん。どうするのかと様子を伺っていると、「あちちっ!!」とさつまいもを焼き芋に変身させたのです。ちょっぴりかわいいハプニングがあったさつまいもは、ホカホカのできたて焼き芋に変わり大人気商品となりました。どんなことにも臨機応変に対応できるみつばっ子の力に驚かされ、心もポッとあたたかくなりました。
今日の給食は、きのこごはん・ちくわの磯辺揚げ・けんちん汁・野菜のとさずあえ・紅まどんなです。
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