2020年10月15日 木曜日
朝からテントが出て、明日の運動会の準備が進んでいました。子ども達は、いつもと違った園庭に「あっ 明日、運動会?」と胸をときめかしながら、変わっていく園庭の様子を見守っていました。
運動会のため、広さが3分の1程になった砂場でも、とろこ狭しと言わんばかりにプレ年少さん達が砂遊びを楽しんだり、ブランコがなくなった所で鉄棒のようにして遊んだり、木登りを楽しんだりする姿が見られました。
また、ブランコの後ろにある丸く並んでいる柵の上では、プレの子ども達が並んで歩き、「小ちゃい道だよ」「気を付けて」と言いながら白い柵をもって、上手に歩いていました。
ビックボスがあったところの裏にある木の株に穴があいていることに気付いた年少さん達は、砂を入れると根の方にある穴から砂が流れて出てくることに気付いて、何度も砂を入れて流したり、木の葉を集めてきて入れたりして流していました。しかし木の葉だと流しても、出てこないのが不思議だったようで、木の枝を拾ってきて木の下の穴から枝を入れて突っついてみていました。それでも出てこないことに気付くと、今度は木の葉を引っ張り出し、再び砂を流して出てくるのを楽しんでいました。
タイヤでは、プレ年少の子ども達がタイヤに座って「幼稚園に行きま〜す」「出発しま〜す」と言って、幼稚園ごっこを楽しんでいました。
固定遊具などほとんど遊ぶ場がなくなってしまいましたが、子ども達は遊びの天才!ましてみつばっこ達、それぞれで考えて遊んでいたり、不思議な事に気付いて試していたりする姿が見られました。
また明日の運動会本番ということもあり、どの学年、どのクラスも明日に向かって盛り上げていきたいということで青、赤コース一緒に大運動会をすることになりました。全員でするという事、今日が最後ということもあり、子ども達もすごく頑張って自分達でやっていこうとし、先生達が「一緒にしよう」「入ってもいい?」と言うと、「ダメ」と言っていました。
明日は、いよいよ運動会。"子どもたちがつくる運動会"らしい姿がいっぱい見られますように。
2020年10月14日 水曜日
今朝、登園してきた子どもたちが口々に「おべんとう、もってきたよ!」「パパがつくってくれたんよ」等と嬉しそうに言っていました。久しぶりの家庭弁当日で、いつもより重たいカバンでしたが、子どもたちは大事そうにロッカーに片付けていました。
戸外では、何十年もの間園庭で子どもたちを見守り続けているさくらの木に登ったり、落ち葉拾いをしたりと大きな木の周りで小さな子どもたちが遊ぶ光景をほほえましく感じました。10月に入園したばかりのさくら組のTくんは、何度も木に登り木の上から見える園庭のようすを新鮮な眼差しで見つめていました。
さて、楽しみにしていたお昼の時間になりました。みんなで「いっせーのーで」でパカッとお弁当のふたを開けました。「おいもが入っとる!」「ウィンナー!」と喜びの声。ごはんが猫の顔の形だったり、かわいらしいおにぎりが並んでいたり、子どもたちのために朝から愛情込めて作ってくださったんだなと思いました。Iくんのデザートには柿が入っていて、季節感も感じました。10月になって水曜日の家庭弁当を開く子ども達の笑顔を見るとホッとすると共に秋を感じます。
2020年10月13日 火曜日
朝、登園して来た子どもたちは、テントが並んでいるのを見て、「今日、本当の運動会みたい!」と言って総練習に向けて意気込んでいました。とてもいい天気で、太陽も空から顔を出してくれている中、「ウンパパ体操が始まるよー!」の元気な声で総練習が始まりました。たんぽぽ組から年長組まで元気良く踊りを踊り、代表の子たちの掛け声で応援合戦やはじめの言葉も一生懸命声を出している姿がありました。園長からは「一生懸命に、先生たちに手伝ってもらわないで自分たちで考えて動いてね!もし分からない子が居たらどうする?」「ちゃんと教えてあげる!」「そうよね、自分たちで考えて直せたら丸だよ!頑張りましょう。」と話してもらったおかげで子どもたちは真剣な表情になっていました。年中さんの競技から元気一杯スタートをきると、周りの子どもたちも「がんばれー!」「かわいいーー」と応援しあって子ども同士で気持ちを盛り上げ、更にニコニコで頑張っていました。
昨日年少の踊りではちゅうりっぷ組さんが丸くなるのがわからず何回も練習していました。今日の朝も年長児数名がちゅうりっぷ組に入り「まぁるくなーれ、まぁるくなーれ」と練習したおかげで今日の踊りの最中にとっても上手に丸を作ることが出来ていて子どもたちも大喜びで周りでお客さんをしてくれていた子どもたちからも拍手をもらっていました。年長児も鼓笛隊の太鼓の子達が1回目の時は音を鳴らしたらいけないところも叩いてしまった子がちらほら…2回目はどうかなー?とドキドキしていると集中している子どもたちは流石です。ピタッと音が止んで出だしの音も揃っていて、お客さんから拍手をもらい子どもたちはまた1つ自信をつけることが出来ました。運動会まで練習ができるのもあと2回です。しっかり意識を高めて本番に臨めるように、お家でも早寝早起きをして朝ごはんをしっかり食べて体調を整えていただきたく思います。三葉らしい子どもたちが輝く運動会にしたいと思っています。
2020年10月12日 月曜日
年長児が植えたもち米が実り、稲穂が垂れて黄金色に色づきました。又、年中児のコスモスも薄いピンクや濃い赤紫の花を咲かせて、秋の訪れを伝えてくれています。夏の日差しで弱り、枯れて落ちた桜の葉に混じって、黄色く色づいたイチョウの葉を見つけて拾った園長は、子ども達の目に留まる所にそっと置きました。すると、登園してきた子ども達が気付き、「イチョウの葉っぱで花束作りがしたいな。」と秋が深まることを楽しみにしていました。
9月のブログでのこと。駐車場のゴーヤを園長が幼稚園に持って来てくれた記事を載せていましたが、熟れたゴーヤは破れて、落ちた種を子ども達と拾ってしまっていたのですが、9月のシルバーウイークの間に、暗い保育室に置いていたことで発芽してしまったのです。休み明けにきりん組の子ども達に見せると、「植えたい!」と言って、すぐに看板を作り、水やりもして今も大切に育てています。双葉も大きくなり徐々に生長していますが、熱帯植物のゴーヤを寒くなっていく季節に、どうやって育てていくかをきりん組の子ども達と考えていきたいと思っています。
運動会まで残り4日です。今朝は運動会当日と同じ準備をして、プログラム1番から通して練習を行いました。今年はコロナ対策として約90分に内容を収めて午前中に2部共終わらせるということで、いかにスムーズにスピーディーに種目を進めていくかを教師も子ども達も工夫しながら練習しています。残りの保育日を大切に、本番に向けて子ども達と運動会の準備も進めながら、気持ちを盛り上げていきたいと思います。
ひまわり組では、聖カタリナ短期大学の実習生の総合実習で「魚作り」をしました。先週の金曜日から今日の魚作りを楽しみにしていた子ども達の中には、「先生!魚を作る廃材を持ってきたよ!」と準備してくる子もいました。作り始めた男の子の中には、廃材をくっつけたりつなげたりして次第に大きな魚にしていって、教師や実習生の予想を上回るほどの大きなサメやクジラを作り、とても満足そうにしていました。又、保育室の端の方では、「自分で作った魚を釣りたい!」と竿を持って来て、魚釣りを楽しんでいる子もいました。6月の梅雨の時期から魚釣りを楽しんできた子ども達は、釣る楽しさと作る楽しさを経験していて、運動会の魚釣り競争も楽しんでいます。
2020年10月11日 日曜日
10月といえば秋祭り、例年は、その頃スーパーなどではお祭りの曲が流れてきますが、今年はコロナということで、お祭りの曲は全く聞こえません。それならばと、三葉幼稚園では地域のお神輿や獅子舞もお願いして子どもだけの秋祭りを行い、ひよこさんも招待していただきました。保育園児たちはオープニングが始まると‘‘何が始まるんだ?”と不思議そうに見ていました。保育教諭もそれに合わせて踊り出すと幼児たちもノリノリで踊り始め、テラス前にいるお兄ちゃん・お姉ちゃんの踊りを真似て踊っている子もいました。踊りが終わると先生たちのかきくらべがあり、お神輿が近づいてくると物珍しそうに目で追いかけていました。そしてかきくらべが終わるとお買い物です。自分たちでシールを貼ったバックの中に3種類のお菓子を1つずつ買い、落とさないように紐をしっかり握りしめて、お部屋に持ち帰りました。
お買い物が終わると今度は、午前中に来てくれた獅子舞を見ました。しっかり見ていたS君は、「まわりよる」「動きよるね」と笑いながら見ていましたが、H君は太鼓の音が聞こえると少しずつ後ずさりしていました。Yくんも獅子舞に驚き、H君の隣に行って座っていました。最初は、怖がっていた2人ですが午後から来た獅子舞では、慣れたのか怖がらず見ていました。中には手で口を作りパクパクしながら獅子舞の真似をしている子もいました。
獅子舞のインパクトが強かったのかS君・Yちゃん・A君は獅子舞の絵を描いて見せてくれました。A君は顔・体をしっかり描いていて1つ1つパーツを思い出しながら描いたんだなと思いました。絵を描いた後、廃材で保育教諭が作ったお神輿を動かしました。みんなニコニコしながら遊んでいました。7日のお祭りを楽しんだひよこさん。幼いながらも刺激的な1日になったのではないかなと思います。
2020年10月9日 金曜日
今朝は台風の影響で強風が吹いていましたが、雨も降らず涼しい中で年長児たちが野球拳を踊っていました。それを見た年中児や年少児が見よう見まねで踊っていました。年中児、年少児たちは年長さんがかっこよく踊っている背中を見ながら、その姿に憧れて自分たちの踊りの演目にもより一層力が入るのです♪
そんな子どもたちのやる気をさらに盛り上げるために園長が年中児に素敵なマントを用意してくれました!先日からモンスターのお面や帽子を作って自分がモンスターの気分になったつもりでいる子どもたちはマントをつけてみると大喜びです♪そして、自分だけの衣装にしようと、慎重にハサミを入れてアレンジしていきました。小さなギザギザの裾にしようと下書きをしたKちゃんはひと山ひと山丁寧に切りながら「あーちょっと疲れた!きゅうけいしよっ!」などと言いながら休みながら時間をかけて作っていました。そして、自分の切れ端も残すところなくマントの模様にしていました。友達と隣同士で座っていても同じものは一つもな1人ひとりが思い思いのものを製作する様子はさすが三葉っ子だと思いました。
さて、先日の秋祭りを楽しんだ子どもたちは園内のそこここに飾られた秋祭りの写真を眺めながら「おみこしたのしかったねー」「わっしょいしたねー」と口々に話していました。ぱんだ組では、昨日クラスでお神輿作りをしました!そして、完成したお神輿を今日はみんなで担いで走ってみよう!!!!と張り切って園庭へくり出しましたが、、、、大きなお神輿を4人の友達で担ぐと走る速さに追いつけず置いていかれる子がいたり、担ぐ棒の片方だけを持って傾いてしまったり、、、更に棒が動き出して持ち手が短くなったりとみんなの気持ちもバラバラでお神輿も分解寸前!なかなか運ぶことができません。そこに見兼ねた園長がやってきて、「ぱんだ組さんみんなで最後まで持って運べたらみんなでバンザイするからね!」と言ってもらうとしっかりとうなずいていました。年中になると友達を意識するようになり競い合いや自己主張をするようになって友達とのトラブルも多くなります。共同で競技をすることで相手を知り、歩幅を合わせるなど相手と同じ思いで協力し合うことが必要であることに気づき仲間を意識して活動できるようになってきます。運動会でクラスのみんなで力を合わせて1つの目標を達成することの喜びを味わって欲しいと思っています。それには、まだまだ『ぱんだみこし』の改良が必要なようです。
2020年10月8日 木曜日
今朝、登園してきた子ども達は口々に、昨日の秋祭りの話を興奮気味にしていました。「お菓子ぜーんぶ食べた!」「みんな(家族)にお土産見せたらね、びっくりしてたよ」などと家庭での様子を話していました。秋祭りで獅子舞を見た子ども達はその中に人が入って2人で動かしていることを知って遊び始めました。友達の腰に手を当て頭を下げると獅子舞の「おしりのところ!」と言って繋がり動いていました。昨日のお祭りにそれぞれが刺激を受け、自分達なりに表現して遊んでいる姿が面白く、とても可愛らしい姿でした。さくら組のAちゃんはお迎えに来たお父さんに「お買い物したんよ、アイスクリームと〜ソーセージ(カルパス)と、、、あめちゃん!!」と歩きながら話していました。行事の次の日は、子ども達の反応や様子を保護者からも伺い知ることができ、教師達にとって楽しい1日になります。とても嬉しく皆さまの評価が私達の更なるやる気に繋がっています。ありがとうございます。
今朝は曇空でしたが早速、年長児は、野球拳の練習を始めました。横一列に並ぶことに苦戦をする子ども達は、合わせようとしますが、なかなか上手くいきません。そのうち、ポツポツ雨が降り出し、図書館下に待機をしました。そこで年長児に古森先生から喝を入れて頂きました。隣の人の顔しか見えないように立つ・隣の人と足の位置を合わせる・フラフラしない。などとたくさんの事を教えてもらった子ども達は雨が止むと期待を持ち野球拳再開です。自分達で声を掛け合い、合わせようとする姿があり、手の伸ばし方など、子ども同士刺激しながら踊っていました。部屋でも曲を掛けると自主練が始まり、自然と増えている野球拳メンバー。大きく掛け声を出し、笑い合う姿、1週間後に向けて日々点数が上がるよう(今日は50点でした、、)取り組んでいきたいと思います!
今日は後半コースの耳鼻科健診がありました。健診に慣れてきた子ども達?は自分で挨拶をし見て頂きました。「ありがとうございます!」と大きな言葉でお礼を言えるようになりました。自分の番になってお医者さんの前に立つと口の中を診てもらおうと大きく口を開けて「あー」と声を出す子、診察中は静かにするよう「しー」と口に指を当てて友達を制する子など様々な場面での適応力を感じました。
今日の赤コースの給食は
・胚芽米
・納豆揚げ
・切り干し大根
・野菜のお浸し
・コーン
でした。
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