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2020年9月13日 日曜日

廃材遊びが好きな子ども達は、廃材の入った箱を保育教諭が用意しているのに気がつくと目を輝かせて集まってきます。

いろいろな大きさの廃材を箱の中から選び始めたMちゃんとTちゃんは、気に入ったものを手に取るとテーブルに用意していたシールを見つけ好きな柄のシールを選んで、思い思いの場所に貼り始めました。それを見たYちゃんも持っていた廃材に同じように貼り始め、他の子ども達もどんどんと興味を持って集まってきました。それぞれが満足するまで貼ると「できた!」「これ!」と言って保育教諭に見せてくれました。

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いつも使っているシールよりも小さいサイズのカラーシールやドーナツ型になるシールがあることに気がついたMちゃん、Yちゃん、Aくんはすぐにそれらのシールを取ると一枚一枚上手に裏紙をはがして、自分の廃材の箱やトンボを作るために長く切った紙に貼っていきました。よく見ていると、辺に沿って直線になるように真っ直ぐ貼っていく子やすき間ができないように少しずつ重ねて貼っていくなど考えて貼っている子の姿がみられました。そんななか、偶然シールが爪の上に貼りついてしまったMちゃんは、「あ!」と一瞬驚いた表情を浮かべていましたが、見ているうちに楽しくなってきて、どんどん他の爪にも貼り始めていました。それを見ていたRちゃんも自分でやってみようと、小さなシールを一枚取って貼ろうとしましたが、なかなか自分の指に貼ることができず、隣の保育教諭の爪にペタリと貼ることに成功しました。それが嬉しくて満足そうに笑っていました。

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また、箱の中から何個かのフルーツの梱包ネットを見つけたHちゃん、Mちゃん、Yちゃんは手首につけてオシャレ気分を味わっていました。しかし、遊んでいるうちに、Yちゃんがネットがバラバラになる事に気がつきました。するとそれを見たTくんも集まってきて一緒にバラし始めました。散々楽しんだ後、保育教諭が「集まれしてー」と声をかけると保育教諭の真似をして器の中にせっせと入れ、みんなで集めていました。

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まだ、廃材遊びと言っても廃材にシールを貼ったり、箱の中に玩具を入れたり出したりしての遊びですが、一人一人が友だちから刺激をうけながら遊びを進化させているので、その様子を見守りながら成長を支えていきたいと思います。

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