2020年9月9日 水曜日
今日の園庭は台風が蒸し暑い空気も持ち去ってくれ、涼しい風が吹いていました。最近遊ぎ場の工事が始まり、色々な“はたらく車”が出入りしています。
出勤前に工事の様子を見に行った園長が、「これは子どもたちに見せてあげたい」と幼稚園にいる子どもたちに「遊ぎ場に見においで」と電話してくれました。そこで、青コース、赤コースの年中年少児達が行ってみることになりました。
遊ぎ場に着くと先日までと違って変わった景色に子どもたちは、驚き大はしゃぎしていました。汽車に登ったり、草を刈られた斜面から逃げてきたいろいろな虫達をつかまえたりして、年中年少で仲良く遊んでいました。黒いカマキリや、てんとう虫、大きいショウリョウバッタなどつかまえて、すごく嬉しそうでした。
遊んでいた時に、工事のクレーン車が動き出しました。すると、子どもたちの目線はクレーン車にいき、真剣に働いている車を見ていました。車に詳しいMくんに聞いてみると、「これは知らない」と言っていたので、Y先生が「おじちゃんに聞いてみようよ!」と声を掛け、聞いてみることにしました。工事しているおじちゃんが前に通りかかったので聞いてみると、「これはね、ユンボって言うんだよ!」と教えてくれました。ユンボって分かったかどうか質問してみました。「あの車の名前なんだった?」と聞くと笑顔で「ユンボ!」ときちんと答えていました。
みんなで遊んでいる間に、工事中の山に登った園長が何かを持ってきてくれました。「あの山にはぶどうの苗が植えてあって2歳になったんだけどぶどうの実がなっていたよ。生まれて初めてなったぶどうだよ。」と話を聞いて、子どもたちは驚いていました。小さくて甘いぶどうは幼稚園児が1粒ずつ食べられる数収穫できたので園長が「みんなで食べてみよう」と言ってくれました。きちんと手洗いをし、食べてみると子どもたちはすごく幸せで満足そうな顔をしていました。ぶどうを食べ終えてから幼稚園に帰るとたくさん遊んでお腹が減ったのかご飯を食べるスピードがいつもより速い子どももいれば、疲れたのか少しウトウトしている子もいました。
今日遊ぎ場に行けなかった年長さんにもぶどうのお土産を持って帰るとぶどうの話や工事現場には「幼稚園バス3台分の大きい働く車が来ているんだよ。」と子どもたちの興味をひく話をしてもらいました。「行きたいなー!」と言って、次行ける日をとても楽しみにしていました。
最近、暑くてなるべく影のある所で遊んでいる子どもたちでしたが、今日は曇っていたのでたくさん走りまわって楽しめました。まだ少し暑い日が続くと思うので水分補給をさせながら楽しい幼稚園生活になるようにしていきたいと思います。
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