幼稚園の日記(ブログ)

 Home /幼稚園の日記(ブログ)

2020年7月13日 月曜日

先週の月曜日、トマトがカラスに食べられて大変なことになっているという出来事がありました。そこで、土曜日に全クラスのプランターを1か所に集め、ネットで囲いました。教師がカラスの目線であちこちから侵入できそうな所を探して、しっかりガードしました。そのおかげで、今日はどのクラスもたくさんの赤いトマトができ、トマトたちは、キラキラ輝きながら子ども達が来るのを待っていました。

ネットを外し、各クラスのトマトが観察できるようにすると、プランターを取り囲むように子ども達が集まりました。収穫して、その場で食べさせてあげたいと、古森先生のアドバイスで塩水を用意し、きれいに洗いました。次亜塩素酸水も塩からできたもので、消毒作用があることを教えていただきました。さくら組は、18個取れたので、1個を半分に切ることにしました。トマトを見せて、「これ何個?」と聞くと、「1こ!」半分に切って「これ何個?」と聞くと、「2こ!」と1つが2つに増えたことを喜んでいました。

「ゼリーみたい」「甘い」と言いながら、今まで食べず嫌いで口にしなかったAちゃんが、友達がおいしそうに食べるのを見て、自分から食べることができました。

後から収穫していたきりん組が、さくら組のトマトが3個残っているのを見つけました。あと3個あれば、きりん組の人数分になるということで、きりん組さんから「さくらさん、トマト3つください」とお願いされました。「いいよ」と応えると「ありがとう」と言われたのですが、次の言葉が出ないさくら組の子ども達に「どういたしまして」と古森先生がにこやかに助けてくださり、みんなが「どういたしまして!」と返しました。

お家では、お店でミニトマトを買うとたくさん入っているので、当たり前に一人1個食べていると思います。幼稚園では、苗から育てて、花が咲いて、緑色の実がなり、何日も何日も待って、やっと赤い実になったこと、雨や風が強いと実が落ちてしまったり、カラスに狙われて食べられたりするんだということを知りました。一人に1個ないときは、半分こにして分け合い、少ないクラスがあれば、多いクラスが分けてあげる。そんな経験を積み重ねることで、子ども達の中に助け合いの気持ちが育つといいなと思いました。

15DA255C-412A-4FC2-A358-724C7402E67800F9B60C-F8AE-4306-A97F-5A2BC454048045809811-7501-4567-8068-81292B6787AD45C25A11-F5E8-4093-98D0-9A1D47943EC59B3D4D53-B918-4527-8D10-D58ECE984E5FC2880ABA-702F-41A4-968A-49CFD4041431

トラックバック
コメント (はんぶんこでいっぱい♪   さくら組 佐々木 恵 はコメントを受け付けていません)