2020年7月6日 月曜日
今日は朝からあいにくの雨で戸外で遊ぶことができません。しかし、こんな日も三葉っ子たちは頭を働かせて遊びを考えます。
少し前から流行っている雨水集めが今朝も年長さんを中心に今日は始まりましたが雨どいを使って、テントから落ちてくる雨がどうやったら泥舟に流れていくのか試行錯誤が始まりました。何度もバケツも重ねては角度をつけてつないでいきます。その時もきりん組のR君がすぐにバケツを持ってきたり、雨どいをつなげたりして水集めに一役かっていました。そして、いつの間にか雨どいも長くなり、キャリーやタオルかけを使ってより一層の角度がつくと、子どもたちも「キャー!」と大喜びでした。そして流す物も水だけでなくボールになり、まるでピタゴラスイッチのようでした。雨の日でも自分たちで楽しいことを見つける、子ども達はやっぱり遊びの天才だなと思いました。
今朝、教師が園に来ると皆が大事に育てていたトマトが倒れ、まだ緑色の小さなトマトがたくさん落ちていました。そして、その中には赤いトマトも混じっていて赤いトマトは中身が食べられて皮とへただけになっているものもありました。緑色のトマトは休み中の雨と風で落ちてしまったようです。じゃあ、赤いトマトは誰が食べたの?たんぽぽ組の子ども達に聞いてみると、「ダンゴムシ!」「ありさん」と返ってきました。でも年長さんたちに聞いてみると、「カラス!」さすが年長さん!今までの経験で、カラスが美味しい物を狙っていることを知っていたのです。そして、古森先生がトマトについて話をしてくださいました。赤くなっているトマトをカラスが食べ、フンになり、その中の種がまた違うところで芽を出して育つことや、たくさんのトマトの実がついて重たくなると下に下がりぎゅうぎゅうになり、ちょっと触っただけでも落ちてしまうことなど、、トマト1つから色々なことを学ぶことができました。この後、さくら組でおもしろいことがありました。さくら組の部屋から山が見え、そこの電線に鳥がとまっていたのです。それを見つけた子供たちは「カラスだ!トマト食べたらダメよね。」「トマト食べたらダメー!」と鳥に向かって大声で叫びました。しかしよく見るとその鳥はカラスではなく鳩でした。さくら組のみんなで大笑いしたそうです。
今日は七夕の前日ということで、調理師さんたちが七夕給食を作ってくださいました。そうめんの上に星を型どったにんじんの織姫と彦星に、きゅうりの天の川があり、子ども達も「すごーい!」「かわいい!」と大喜びで頂きました。
明日はナカフードさんの南予の養殖真鯛給食です。コロナの影響で2年半もかけて育てられた日本一を誇る愛媛県の真鯛の需要が減少してきています。こんな状況の中で、生産者への応援をということでナカフードさんが子ども達に食べさせたいと明日の七夕の日に給食に取り入れてくださることになりました。十分に味わって頂きたいと思っています。ぜひ、ご家庭でも愛媛県の真鯛を食卓に乗せて頂ければと思います。
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