2020年6月2日 火曜日
今日は朝から日差しが強く夏日を感じ、環境も水遊びコーナーを密集にならないようにと3ヶ所にしました。水遊びが大好きな子どもたちが次々とやってきて、たくさんの子どもたちで賑わっていました。さくら組のK君が水くみ遊びを楽しんでいるとその隣で、マヨネーズの容器を使って遊んでいる年長のO君に気が付き、じっと見ていました。O君は水の中で容器を潰して空気を抜き、容器が膨らむと同時に水が中に流れ込んで来ることに気づき、その原理を利用して水をためていました。それを見たK君はそばにあった2Lのペットボトルを使って、同じように中に入れようと思いつき、ペットボトルを潰そうと力を込めて何度も何度も押していましたがK君の力では、中々ペットボトルを潰すことが出来ません。頑張っているK君を見てO君がマヨネーズ容器を譲ってくれました。容器を貰ったK君は、嬉しくて直ぐにO君のしていたように水の中に沈め、空気を抜いて水を入れて遊んでいました。さらに、容器に蓋をつけると水鉄砲のように水が出てくることに気づき、もっと楽しくなって、水を入れては出しを何度も繰り返して遊んでいました。こうやって、子どもたちは遊びの中で色んな年齢の子たちと関わりながらたくさんのことを学んでいくんだなと改めて感じることが出来ました。
また、3ヶ所のうちのもう1ヶ所では、園長がタケノコの皮を使ってじょうごを作ってペットボトルの口に差し込んで水を入れ始めました。それを見た子どもたちも、タケノコの皮を丸めてじょうごを作り始めました。今まで何度もタケノコの皮で遊んできた年長児は、直ぐに作り方を覚え遊んでいましたが、さらにじょうごだけでなくタケノコの皮を横半分に切り、皮の片側を結び、スコップのようにして水を汲みいれたり、ペットボトルの栓にして水の中に入れ、ボトルを押し、ロケットのように皮を発射させる遊びをしたりと、新たな遊びを考え出して、水遊びを楽しんでいました。一つ何か新しい素材を出し、一つヒントを与えると、様々な使い方を生み出して楽しむ子どもたちの感性の豊かさに関心する一日となりました。コロナのお陰で、健康、安全に生活する為に必要な習慣を子どもと共に配慮しつつ、この季節にしか経験できないことを子どもたちと一緒に考え、学びながら体験出来る環境を工夫していきたいと思います。
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