2020年6月1日 月曜日
今日、年長児は生石農園に行きました。農園に着くと、「うわー!」と子ども達が見上げたのは大きく生長し、たくさんのオレンジ色をした実をつけたびわの木でした。バスが農園に到着し全クラスが集まると園長がまず、「今日は本当は半分のコースずつにしようと思ったけれど、密閉していないし、年長さんだからみんなが同じ方向を向いて、近くでたくさんおしゃべりせずに話が聞けると思ったから、みんなで来たよ。」と話してくれると、子ども達も「できるよ!」と言わんばかりに前を向いてしっかりと話を聞いていました。幼稚園の駐車場の畑に植えてあるびわの木より生石農園のびわの木は、土がたくさんあって、栄養満点で大きくなっていること、みんなの足の下にいっぱい「アリ」がいるほど甘いことを教えてもらいました。手をしっかりと消毒して、準備万端の子ども達は、1人2個のびわを収穫し、その場ですぐにいただいて、年長児だけ特別に「びわ狩り」を体験することができました。
その「びわ狩り」では、木の上の方にはおひさまの光をたくさん浴びておいしそうに色付いたびわが沢山実っていました。それを収穫するために棒の先にひっかかりがついたびわとり棒を園長が取り出してきて、枝をたぐりよせ、棒をまわして枝を引っ張って高い所のびわを収穫することができ、そのびわの味は甘くてまた格別でした。食べる時にむいたびわの皮は木の下に集め、それがまた土の栄養になることも教わりました。
その後は、農園いっぱい花畑にしようという園長の発案により、去年とっておいた「ひめあちゃんのひまわりの種」をまきました。たくさん果物や野菜や花を育ててきた子ども達にクイズです。「トマトの苗はまく?植える?うめる?」、「朝顔の種は?」「チューリップの球根は?」正解は「トマトの苗は植える」「朝顔の種は植える」「球根は埋める」でした。それでは、「ひまわりの種は?」今日は、ひまわりの種を「まく」ということを教えてもらい、溝にパラパラパラと上手にまいていました。種をまいた後はしっかりと土が全体濡れるまで、友達と交代しながらていねいに水やりをしていきました。ひめあちゃんの気持ちを受け継いだひまわりの種が生長し、ステキな花を咲かせてくれることを楽しみにしています。また、子ども達も一緒に草抜きや水やりなど時々世話をしていきたいと思います。
大きくなーれ♪種まき (動画)
大きくなーれ♪水やりをしたよ (動画)
帰り6号車バスに乗った子ども達は園長からこんな話を聞きました。梅雨入りをした四国地方、幼稚園の駐車場に梅雨入りを知らせるタチアオイの花が咲き始めました。タチアオイの花が一番上まで咲いた時が梅雨の終わりのサインです。外遊びが大好きな三葉っ子ですが、雨の日はまた、室内でも工夫をこらし、楽しい保育をすすめていきたいと思います。
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