2020年6月22日 月曜日
先週末は雨で外で遊べなかったのですが、今日はとってもいい天気!!暑い1日となりました。しかし涼しいところを見つけるのが上手な三葉っこ達は、それぞれが涼しい木陰を見つけて遊んでいます。イチョウの木の下では、らいおん組のYちゃんが「先生!ここ風が来て気持ちいいよー!」とブランコをびゅんびゅん漕いでいました。イチョウの木は緑の葉っぱが生い茂り、とっても涼しいスポットになっています♪
ミニトマトを植えてもうすぐ1ヶ月。子ども達は毎日水やりをして観察を続けています。りす組のIちゃんは、「なんかトマトの実がね、前より大きくなってる気がする!」と呼びに来ました。それを聞いたりす組の子達と見にいくと、、確かに赤ちゃんトマトだったものが丸く大きくなっていました。A君は、「土と水と、、あ!太陽の光もオッケー!」と植物が育つために必要な条件をチェックして赤くなるのを楽しみに観察していました。連なってたくさんできているミニトマトの実が早く赤くなってみんなで分けっこして食べれるようにと、毎日楽しみな子ども達です。
そしてそして、、今日はプールに入る前に赤コースのみんなで盆踊りをしました。古森先生が「先週は雨だったけど、なんか楽しかったよね?」と聞くと、ちゅうりっぷ組のNちゃんはすぐに「プールが魚釣りになってた!」と笑顔で答えました。三葉幼稚園は雨でも晴れでもプールで遊ぶことができます♪お天気の日はもちろん、水くみ遊びにプール遊び、雨の日は自然の雨水を使った魚釣り!子ども達は晴れの日も雨の日も大好きです!今年は夕涼み会はないけれど、子ども達の夏祭りを予定しています。魚釣りに盆踊りに楽しい食事!楽しいことを先生達で考えて準備しています。みんなは新しい盆踊りの曲もたくさんお部屋で踊って覚えて楽しい子ども達の夏祭りにしましょうね!!
さあ、たくさん踊ったあとは楽しみにしていたプールです。今年は密にならないようにと十分に配慮しながらプール活動をしています。クラスを2.3グループに分けくっつかないよう広く使って楽しんでいます。今年は古森先生が新しいプールを子ども達のために用意してくれました。プールの周囲は腰がけて足だけ水に入れるプールです。子どもたちは周りに座って足をバタバタします。そして先生の笛の音をよく聞いてバタバタバタバタ〜ストップ!バタバタバタバタ〜ストップ!!とばた足で水しぶきをあげてキャーキャー大騒ぎ!!ストップゲームの感覚で水遊びを楽しんでいます。大きなプールで遊んだあとは浅い足だけプール!2つのプールを使って遊ぶことができるので子どもたちは大喜びです。Tちゃんは「大きいプールも小さいプールも2つもてきちゃった♫晴れの日プールも楽しいね」と嬉しそうに話してくれました。「あー楽しかった!また明日もしようね!」と笑顔で話してくれる子どもたちの満足そうな顔を見て私も嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
(今日の給食)
パン、具沢山やきそば、ブロッコリーサラダ、りんご、牛乳です。
明日年長児達は田植えに行きます。そこで今日は、園内で田植えの練習をしました。明日の田植えに備えて、園長からたくさんのコツを教えてもらいました。1人4本の苗を持つための持ち方、印にそって植えること、手をアヒルの形にして苗を持って植えること、1つ1つ真似をしながら、しっかりと覚えました。教師達がそれぞれ間違えて植えようとすると子ども達は、教師の間違いにもすぐ気付き、「そんな持ち方じゃ、稲が倒れちゃうダメ!」とどうしていけないのかをしっかりと覚えていて注意してきます。
今年は、田んぼの持ち主さんからの提案でもち米を植えることになりました。「みんなでもちつきをするためにもがんばるぞー!!」と年長児達は気合い十分です。明日は準備してくださっているレインボーファームの方々と堀内さんに感謝の気持ちを持って、田植えに行ってきます。秋にはもち米を収穫し、12月には自分達で植えて収穫したもち米でおもちつきをします。こんな経験ができる子ども達は幸せだなぁ〜と教師達は今からワクワクしています。
2020年6月21日 日曜日
6月もあっという間に半分が過ぎ、梅雨時にも関わらず毎日暑い日が続いています。そんな中、こども達は元気に体を動かして遊んでいます。たくさん動く分、汗もかくのでこまめに水分を取らせるように配慮しています。
幼稚園の園庭には保育園児用のみんなが大好きな犬のすべり台があります。園庭の園児たちが保育室に入って誰もいなくなると、保育園児達の遊び場になります。こども達に「外行く人~?」と声をかけると「は~い!」と元気に返事をし、すぐに保育室を片付け、帽子を自分のロッカーに取りに行って、一生懸命自分で被ろうとしている姿はすごくたくましく感じます。靴を履くと一目散に犬のすべり台に行くと、大喜びで階段を上り始めます。そして、滑る前に顔を出してみんなに上から「お~い!!」と手を振り、振り返してもらうと満足そうに滑ります。少し怖そうな場面も見られますが、笑顔で楽しそうに何回も何回も滑っている子ども達を見ていると、私達まで楽しくなります。すべり台の下にある隠れ家を覗いてみると、何人かが小さな体を更に小さくして入っていました。何やらおしゃべりもしていましたが、大人には聞き取れなくても子ども達の中では通じるようで、何か話しては大笑いしたり、砂を集めておにぎりを作ったり、充実している雰囲気が伺えました。
そんな中で砂をじっと見ていたK君が「先生!見て!」と大興奮で保育教諭を呼びに来ました。そして、「ありおった!」と嬉しそうに教えてくれました。見つけたありはエサを巣まで運んでいる途中でした。たくさんの子ども達が集まって来ると、K君は「ここよ!」と指をさしてみんなに教えてあげ、一生懸命運んでいるありに大きな声で「がんばれ~」と応援していました。その声につられて他の子ども達も応援を始めました。ありの動きを興味深さで見ている子ども達の目はとてもキラキラしていました。その周りでもそれぞれが何かを探して見つけると嬉しそうに教えてくれます。いろんな物や出来事に興味を持っているこの時期を大切にしてあげたいなと改めて感じました。これからもたくさんの自然と触れ合いながら刺激を受け、成長していく子ども達を見られるのがとても楽しみです。これから夏本番でまだまだ暑くなっていきますが、元気な子ども達と毎日楽しく過ごしたいと思います。
2020年6月19日 金曜日
今日も朝は昨夜からの雨が残っていて、大雨洪水警報が発令されていましたが子ども達が登園して来て遊び始める頃にはすっかりやんで雨でできた水たまりに溝を掘って別の水たまりとつなげたり、裸足で園庭を歩き水を沢山含んだ砂の感触を味わったりしていました。
朝バスで遅コースを迎えに行くと、りす組のK君が虫かごを持ってバスを待っていました。中に何が入っているのか聞いてみると、「クワガタが入ってるんよ。」と虫かごの中を見せてくれました。バスが信号待ちで停ると、虫かごのクワガタが気になっていたバスのおじちゃんが「ちょっと見せてや。」と声を掛けると「昨日パパが捕まえてくれたんよ。」と虫かごを見せました。するとおじちゃんが「りっぱなクワガタやなあ。」と言ってくれ「パパ凄いやろ」と自慢げに言っていました。
その後教室に入って、片付けをした後部屋の真ん中にあった机に虫かごを置きじっと眺めていたK君に後から登園してきた友達や、水分補給に帰ってきた友達が「K君何見てるの?」と近ずいて覗きこみました。クワガタを見つけると「わー。クワガタやん。」と大騒ぎになり、それを聞きつけたぱんだ組の子ども達も来て頭を寄せ合って虫かごを覗いていました。
しばらくするとY君が「先生クワガタが載っている本がない。」と言ってきました。Y君と一緒にぱんだ組の本棚を探し一冊の図鑑を見つけて開いていると、M君が「図書館に行ったらあるかもしれんけん先生行ってみん。」と誘いかけてきました。そこで一緒に図書館に行って、一冊一冊手にとり探しクワガタが載っているカブトムシの本を見つけると「先生あった。」と嬉しそうに本をかかえて持ってきました。教室に帰ると「見つけたよ。」と友達と一緒にどのクワガタなのか調べ、飼育の仕方も見つけて調べることが出来ました。この一連の出来事を担任に話すとO君が朝カタツムリを探していた事を聞きました。そこで、カタツムリが何処にいるのか調べてみることにしました。O君とMちゃんに声をかけもう一度図書館に本を探しに行きました。カタツムリの本を探していると、Mちゃんが「これK君に持っていったら喜ぶんじゃない。」とクワガタの本を持っていました。そしてそれをK君に「クワガタの本まだあったよ。」と渡していました。自分の事をしながら友達のことも気にしていて声をかけるMちゃんの四歳と思えない気使いにとても感動しました。園での生活や活動の中でこれからも子ども達がお互いの気持ちを大切にしていけるように援助していきたいと思いました。
2020年6月18日 木曜日
昨日までのお日様がいっぱいで日中温度30度程の暑い日とは違い、雨が降って少し肌寒い1日になりました。
朝、教師が園庭の海の家や小さなプールをどのように使おうか考えていると、古森先生から「魚つりをしたら」と提案してもらいました。テントにたまった水を小プールに落し、大・中・小のつり場ができました。廃材で作った魚を浮かべ、いくつもの魚つりコーナーがスタートしました。楽しそうな遊びが始まったことに気付いた子どもたちが海の家に集まってきました。年齢関係なくそれぞれが夢中になって遊んでいました。そんな時、三葉幼稚園では大勢の子ども達が楽しめるルールができます。今日も「ゆずり合う、大切に扱う」等々の魚つりをするときの約束事を一人ひとりが守りながら遊んでいました。そんな子どもたちの姿を見た古森先生が小さなボールを持ってきて、浮かべてくれました。そのボールは2つのボールに分けられました。ボールにタフロープをつけて釣るボール、そのまま水に浮べてひしゃくですくうボールです。すくうボールはひしゃくを使って、年長さんだけでなく年少の子どもたちも上手にすくって遊んでいました。
一方では、雨の日ならではの遊びも生まれました。ちゅうりっぷ組のKくんは、テントの隅から落ちてくる雨水を小さなバケツで集めて、たくさん溜まると小さなプールまで運び入れていました。また、さくら組・ちゅうりっぷ組の女の子たちは、ヤクルトやヨーグルトのカップを持って来て落ちてくる雨水を容器の小さな口で受けて溜め始めました。雨水が落ちてくる場所に小さな容器をもっていき溜めている様子をみていると、集中して集めていてすごいと思いました。
遅コースの子どもたちが登園する時間になってくると、くま組の子どもたちが確実にみんなが遊べるよう「さかなつりよやく」と予約表を作ってクラスと時間を書き込みました。予約ができるという放送を聞いた他のクラスの子どもたちも急いで予約をしにやってきました。すみれ組の子どもたちもきりん組さんと同じ時間に予約を入れてもらってきりん組のお兄ちゃん・お姉ちゃんと一緒に魚つりを楽しみました。遊んでいると、すみれ組のSちゃんが「先生、魚つりがしたいけど竿がないの。」と言ってきました。それを聞いていたきりん組の女の子たちが、「貸してあげるよ!」「一緒にやろう!」と声をかけてくれました。「こうやって釣るんだよ!」「ここを狙ってみて!」と年少さんにいろいろなことを教えてくれる優しいお兄ちゃん・お姉ちゃんとたくさん関わっていくっことで、年長さんに対するあこがれの気持ちが育っていくのだろうと思いました。今日は雨の日だからこそできる特別な遊びを十分に楽しみ「明日も雨が降るといいな~」と年長組のKくんは言って帰っていました。いつどんな時もそれを上手に、楽しみや喜びに変えて生活できる工夫ができたらと思いました。
2020年6月17日 水曜日
今日もプール遊びを楽しみに登園してきた子どもたちは、海の家を準備している教師によっていき「先生!今日も水着でプールできる?」「水着が着たい。」と何人も話しかけてきました。今は外気温が30度位暑くても、室温、水温がまだ低いため、短い時間・少ない水の量で水遊びを楽しんでいます。水着を持ってきている子どもたちはそれでも水着を着て入ると大喜びしています。
一方、砂場の奥で事件が起きていました。なんと、砂場の中にないといけないはずの砂場の砂が、砂場の外側に流れ出てしまっていたのです。その厚さはなんと、10㎝以上!これは教師の大反省。少しずつ砂場に戻しておかないといけなかったのです。慌てた教師がスコップで砂を削ると「先生、何しよん?」と子どもたちが寄ってきました。そして気が付けばスコップを持ってきてその砂を削り始めたA君、「僕が運んであげる。」と鍋を持ってきたSちゃんに一輪車を持ってきたM君、それに続いて何人かの子たちが手伝ってくれました。…いやいや手伝ってくれたのではなく、工事ごっこを楽しんでいました。その中には以前ブログに登場した『大きくなったら幼稚園で働いてくれるN君』の姿もありました。子どもにとって何でも遊びで何でも経験になるということを実感しました。
そして、くま組ではもう一つのニュースがありました。「先生!私の朝顔が隣の朝顔と手をつないでる。」とAちゃんが伝えにきてくれました。数日前から伸びた朝顔から支柱を立てるようにしている年長児。Aちゃんも慌てて支柱を立てました。支柱を一人で立てるのは難しく、友達に手伝ってもらってお互いが協力し合って立てていました。どんな花が咲くか今から楽しみです。
2020年6月16日 火曜日
今日も良い天気で子ども達は涼しい所を探しながら色水、浸し染めなどをして遊んでいました。自分のクラスのミニトマトを毎日気にかけて友達と水やりをしている子もいて、自分のクラスのものを自分達で育てるというのはとても大きな意味があることなんだと改めて感じました。少しずつ緑色の実も増えてきて大きくなってきているのが目に見えるので毎日様子を見ながら、ミニトマトの成長を子ども達と喜んでいきたいと思います。
また、今日、先日から出来ている水くみ遊びのために作られたテントの中を覗くと、広くて涼しい海の家になっていました。子ども達は気持ちが良いござの上に寝転んだり、テントから外の様子を見ていたりと楽しく過ごしていました。すみれ組のK君は、ままごとコーナーに行くと、ぬいぐるみの前の机にお皿を1つずつ並べて、果物を入れてお家ごっこをしていました。準備が出来ると、「先生!今ね、ぱんださんとこあらさんのご飯作ったんよ!」と嬉しそうに見せてくれました。「美味しそうだね〜」と言うと、「先生にも作ってあげるね!」とフルーツジュースを作ってくれました。
自分の部屋で遊んでいる時は、同じクラスの子と遊ぶようになってしまいますが、海の家だと、色々なクラスの子が休憩に来たり、遊びに来たりして自然と関わりが出来てきます。この海の家は言わば子ども達のコミュニケーションの場となり新しい遊びも生まれて刺激し合える憩いの場となっているのです。海の家なのである時は水遊びコーナーになり、ある時は釣り堀になったりと、とても便利な遊び場なので大切に子ども達と使っていきたいと思います。
今日は初めて水着を着て水遊びをしました。年少児でも保護者の方が用意して下さった水着が早く着たくて頑張って着替えをしていました。ボタンなども1つずつ時間がかかりながらも自分でしようとする姿も見られるので見守りながら「出来た!」という思いを共感していきたいと思います。
2020年6月15日 月曜日
先週火曜日、年少児が駐車場にひまわりの種をまきました。そこで今朝みんなで行ってみると、梅雨の雨と太陽の光を浴びて芽を出し、かわいらしい双葉になって並んでいました。それを見た子どもたちは、「はっぱになっとる~!」と驚きと喜びを表現していました。各クラスで育てているトマトも緑色の実が並び、「まだかなぁ」と赤くなるのが待ち遠しい様子でした。
さて、今日は「カレーパーティー」がありました。年長児が昨年の冬植えたたまねぎの苗とじゃがいもの種いもが「土・水・太陽」の力で大きくなり、先日全園児で収穫しました。今日のカレーには、そのたまねぎとじゃがいもを調理師さんが調理してくださって、おいしいカレーになりました。そして今日のカレーパーティーでは、古森先生が子どもたちが喜ぶ特別メニューを!と「ナン」を注文してくださったのです。お皿の上にはビヨーンと伸びた大きなナンとりんご、バナナ、イチゴとフルーツが並び、別のおわんにカレーをよそいました。せっかくの特別メニューです。盛り付けもていねいにして、子どもたちの食欲をそそります。配ぜんしながら「これなーんだ?」と聞くと「・・・」シーンと答えが返ってきません。でも食べ始めると、「白いやつまだいる!」と次々とおかわりの声。「ナンっていうんだよ」と伝えると「なん?」と不思議そうにつぶやきながらもモグモグとお口はとても忙しそうに動いていました。ちぎって、カレーにつけておわんを持って食べることも方法を伝えるときちんと守って食べることができていました。いつも給食でおかずをほとんど食べないさくら組のHちゃんは、大きなナンをあっという間にカレーにつけて食べました。お皿の上がピカピカになって、「今日はがんばったね!」と声をかけると、「やった!」とニコニコ笑顔になりました。こうして園の生活の中で、食べる楽しさを知り、好きなものが1つでも増えていくといいなあと思いました。
古森先生は、私たちに「知育・徳育・体育」と昔から言われているけれど、「食育」というのは、この3つすべての基盤になっていると教えてくださいました。「食育」は食べることだけでなく、食べ物として私たちの口に入るまでの過程を知ることも大切です。子どもたちの感覚が敏感な幼児期にたくさん楽しい経験をして、「食べること=生きること」大人になるまで心に刻んでいてほしいと思いました。
コメント (「プール楽しいね!」りす組 西森華 「年長園内田植え」きりん組大政由衣 はコメントを受け付けていません)