幼稚園の日記(ブログ)

 Home /幼稚園の日記(ブログ)

2020年5月17日 日曜日

4月頃は、お母さんから離れたくないと泣いていた子どもたちも1ケ月経った現在は、泣かずに登園してきています。4月頃は一日中、泣いていたA君も5月に入ると、朝は少し泣きますがおもちゃを見つけると側に行き遊ぶ姿が見られました。背を向けて遊んでいるA君の後ろから覗いて見ると、積み木で遊んでいました。長方形の積み木を土台にして次々に積み木を重ねて立てていました。倒れないようにゆっくりのせて完成すると、自分で倒してもう一度挑戦していました。

CIMG0481

 

その横で保育士が平仮名の積み木を1個縦にして置いていると、A君も真似をして置き始めました。それを隣で見ていたBちゃんが縦に置き始めると、突然、横からA君が「はーい」と持っていた積み木をBちゃんに渡しました。Bちゃんがそれを取っては並べているとA君は満足そうな顔をして、何回もBちゃんに渡し続けていました。一方、Cちゃんがその側で2つの積み木を縦にして上からのせました。それをもう一つ作ろうとしましたが、なかなか立たなくて崩れてしまいあきらめて、「り」・「よ」と一つ一つ平仮名を読みながら横に並べ始めました。時々、数字が書かれている積み木が出てくると「One」「Two」と英語で言って並べていました。英語で数を唱えているのには耳を疑う程、驚きました。

CIMG0489CIMG0490CIMG0496CIMG0498CIMG0504

A君はその翌日も、また積み木で遊んでいました。その隣にはD君が座って2人で夢中になってやり取りをしていました。A君がD君に「これ~」と言いながら積み木の平仮名を見せると、まだ平仮名が読めないD君ですがA君の口真似をして復唱します。すると、A君は嬉しそうに笑いながら次々とクイズのように積み木を見せて文字遊びを楽しんでいました。まだ言葉がおぼつかない2人には会話になりませんが、物のやり取りで友達との繋がりが生まれ、人と関わることの楽しさに気付いていきます。個々の子どもたちが家庭や異年齢との関わりの中で体験したり、刺激を受けて興味を持ち、それを園で他の子に広げていくなど色々な場面から身にはけていく社会性を楽しみつつそのような環境を大切にしていきたいと思いました。

 

CIMG0517

 

 

 

トラックバック
コメント (「積み木から色々な事が!!」 ひよこ組 上田由梨 はコメントを受け付けていません)

2020年5月15日 金曜日

平常保育が始まって5日目、今日も登園してくると出席スタンプを自分で押すのですが、園長の提案でコロナウイルス対策で密集を防ぐ為に白線を引いて並ぶようにしました。バスから降りてきた子ども達は、「お店みたいだね」と口々に言いながら間隔を空けて順番に並んでいました。これからの社会ではコロナが収まっても手洗い、マスク、人と人との間隔は少なからず残るであろう事を考えると子ども達にも友達とくっつかずに広がって活動することが習慣づくように注意していきたいと思います。

IMG_1996IMG_1997

今日も園生活に不安を持たせないよう年少児は室内で落ち着いて過ごしていましたが、園庭からとても楽しそうな声と音楽が聞こえてきました。「何かな?」とテラスに出てみると年中、年長児が玉入れ対決をしていました。お姉ちゃん、お兄ちゃんがいるY君、M君、Sちゃん達は、「きりん組出てきた!」「Kちゃんがおるよ!」と友達同士で言い合って盛り上がっていました。みんなで玉が何個入ったのか数えている時にも、テラスの上で見ているちゅうりっぷ組、さくら組の子ども達は大きな声で一緒に数を数えていました。10までの数なら分かるかなと思って見ていましたが、30まで数えることが出来ている子もいて感心しました。その時、園庭から園長が「年少さんもおいで〜」と呼んでくれて、年少児も園庭に出て玉入れに参加しました。出番を待っている時も密集しないように飛行機のポーズをして両手を横に広げて子ども達自身で間隔が空けられるようにしました。分かっている子ども達は「コロナやけん離れて!」「ひっついたらいかんのよ!」と友達同士で声を掛け合っている姿も見られました。玉入れの様子を見ていると上にあるカゴに向かってジャンプしながら投げている子もいて、制限時間が短く感じるぐらい楽しそうに夢中になってしていました。カゴの高さも変えながら難易度を上げて運動会本番も楽しく参加出来るように工夫をしていきたいです。

IMG_5380IMG_5383IMG_5387IMG_5391IMG_5396

実はこの「うんどうかい」は年長児が中心になって進めています。降園前にはくま組さんがお部屋に来てくれて応援合戦の練習を一緒にしてくれました。「ちゅうりっぷ組さん大丈夫かな?応援合戦出来るかな?」と心配して来てくれましたが想像以上に大きな声で応援が出来て、くま組さんから「すごいね!」「上手だね!」と沢山拍手をしてもらいました。子ども達はとても嬉しそうでした。かっこいい気をつけの姿勢や行進の仕方まで教えてもらって、少しかっこいいちゅうりっぷ組さんになれたかなと思います。

IMG_5420

また、本番までの残り数日、教師と子ども達で盛り上げていきたいと思います。残念ながら保護者の皆様にはご覧頂けませんが、当日のブログでの速報でご覧ください。

トラックバック
コメント (「玉入れ合戦をしたよ」 ちゅうりっぷ組 岸田亜寿美 はコメントを受け付けていません)

2020年5月14日 木曜日

今日もコロナに負けず、元気よく子どもたちは登園してくると裸足で園庭へ駆け出していきました。砂場では、年長児がダイナミックに山作りをしていました。そのそばの水道の壁に教師が6個程並べていたじょうろに気付いた年中児が、そのじょうろ全部に水を入れ、砂場に水を入れ始めました。そしてじょうろ1個ずつ水を流し「おかわり!」「あいよ!」と威勢の良い声を掛け合いながら、じょうろリレーを始めたのです。そこでは、自然と縦の学年とのつながりが生まれていました。又、そんな園庭のテラス前では、小さくてかっこいいリトミックの先生たちが登場していました。昨日くま組のAちゃんが年長児の前で先生となりリトミックをしたことに刺激され、リトミックの主役が2、3人だったリトミックグループが今日は10人ちょっとに増えていました。そして、新たなリーダーも登場しました。くま組のAちゃん先生チームときりん組のNちゃん先生チームに分かれると対面になりリトミックが始まりました。相手チームに負けたくない気持ちと格好良くしたいという気持ちで、その場は少し緊張感に包まれ、私たち教師も息をのむほどでした。音楽がかかると、子どもたちの目はキラッと輝き、背筋をピンッと伸ばし、どこか誇らしげな顔でカウントをとっていました。リズムを心と体全てで感じ、先を読み頭を働かせている年長児たちの姿に教師が進めなければと思ったことが恥ずかしくなりました。これからがとても楽しみで教師も心を揺さぶられました。

96948508-351E-4286-9130-AFD62001AA914EF2875E-1811-4575-929F-ED3329AFAF9B1057762C-3BEE-40C9-8336-C1335AF930515D337B67-6198-4A6A-86A6-A4D6A7D0D22F

そんな子どもたちに園長が「こどもうんどうかい」と書いた紙を持って「こどもだけのうんどうかいだからみんながするんだよ。みんなで楽しめるものはどんなものがあるかな?」自分たちで考える機会を投げかけました。すると、「リトミック!」「おどり!」「たまいれ!」と色々な案が浮かびました。たくさんやりたいことがでましたが、「こどもうんどうかい」は年長児だけがするのではありません。園長から「おどりは何をおどるの?」と尋ねられると、子どもたちは、ん〜と頭を悩ませます。「年少、年中、たんぽぽさんに聞いてみたら?」とアドバイスを受けると、「よっしゃー!いくぞ‼︎」と先生や年中、年少、たんぽぽの友達の元へ走ります。聞いてきたことを1枚の紙にまとめると、Kくんがあることに気付きました。指をさしながら「全部のところにエビカニクスがあふんじゃない!これってみんな踊れるよ!」と嬉しそうにみんなに話していました。

E11C889F-49CE-4C66-8B3A-BA57D055B61F06D94473-2557-4BFE-90D3-8818260344A364DCF2E6-88F5-4F70-B494-EDFF522F53883B9B2F12-6D9B-4597-BA6B-F924A40A4A68B4275696-F10B-4461-B461-2A7706544EF1

プログラムが決まると伝えに行きました。応援合戦の仕方を年少やたんぽぽの友達に優しく教えたり、年中児からの新たな要望に応えようとしたり、今日の年長児たちは、三葉幼稚園の最年長として大忙しでした。「こどもうんどうかい」を目指して、子どもたちの心は1つになり始めました。所々で年長児らしい姿を見た教師たちも心を動かされました。

6D53FC2A-EE55-4796-9581-242D523A3AABBC706201-6F07-4731-BDD4-F9BDA00176E2

教師の出番は?教師は出過ぎず、時々難題を出して、子どもたちの知恵とやる気に火をつけながら、そして、子どもたちの思いや喜びが増倍するよう、影の援助者としてどこまで支えるか、コロナが私たちに与えてくれた課題です。

保護者の皆様の応援のことばはクラスの子どもたちの励みとなることでしょう。楽しみです。

トラックバック
コメント (「ぼくらがつくる!こどもだけの運動会。」 きりん組 大政由衣 はコメントを受け付けていません)

2020年5月13日 水曜日

今年度は、新型コロナウイルス感染防止のため、1学期が始まってから、数日で登園を控え、家庭で過ごしていたお友達が、約半数いました。11日から通常保育が始まることになり、特に年少児においては、初めての幼稚園生活がスタートする日である子もいました。1日目、2日目と登園すると、戸外に出ていたのですが、特に2日目、年少児達に活気が感じられず、普段と様子が違うことに気付いた古森先生が、年少児はお部屋で保育するよう声をかけてくださいました。そこで、年少クラスは、すぐ室内に遊びの環境を準備しました。粘土遊びやシール貼り遊び、こあらやたんぽぽ組の時に慣れ親しんだブロックやままごとを目にするとすぐに、子ども達は落ち着いて遊び始めました。この状況は、約1か月コロナ対策で出かけることがほとんどできなくなり、”ステイホーム”で、ずっと家で過ごしてきた子ども達が、園に来ていきなり外で大勢の子ども達のいる中に入って遊ぼうと言われても、どうしてよいかわからなかったり、戸惑ったりするのは当然だと、古森先生が私たちに示唆してくださったのでした。

教師たちは、自分達のことだけ考えると、ずっと園を開いていて、家庭で保育できない半数の子ども達をお預かりして、自由登園の期間を過ごしてきていました。その期間、ずっとお家で過ごしてきた子ども達はどうだろうかという点に、もっと思いを寄せるべきだったと反省したのでした。

その反省のもと、今日はまず、登園してからしばらくは、各クラスで室内遊びをしてゆったり過ごし、担任の先生とのかかわりをしっかりもつようにしました。朝のシール貼りを済ませると、室内の遊びの中で、自分が好きなことを見つけて遊び始めました。10時過ぎ頃、他の学年と入れ替わるように、誰もいない園庭に年少児たちが遊びに出ました。先に出て、振り返って子ども達の表情を見た時、「これなんだ!」と思いました。「さあ、遊ぼう!」「ブランコにしよう!」「三輪車に乗りたい!」そんな声が聞こえてきそうな顔・顔・顔!戸外に出た時に、ずーっと先まで見通すことができて、子ども達が次々に出て広がっていく様子、したい遊びを選んで、これをやろうという思いを持って歩む姿に、本当に、昨日、古森先生が私たちに気付かせてくださったことは、とてつもなく大きな事であったと思いました。

今までかかわっていなかった遊びに興味を持ち、「先生、あれやりたい」と色水コーナーを指さした、さくら組のTちゃんは、1か月来ていなかったお友達でした。担任と一緒にお花を探して、作り方を教えて、完成するとにっこり笑って、ナイロン袋に入った色水を光に照らしながら見つめていました。

今日は、家庭弁当の日で、お家の雰囲気を感じながら、友達と楽しく食事をしました。その後、クラスみんなで踊りを踊ったり、リトミック遊びをしたり、紙芝居を見たり、みんな一緒の楽しい活動ができました。大切な1週間、あと2日もしっかりと子どもたちの様子に目を向けて保育していきたいです。

259FBAF7-44C1-4ACA-BE2D-38E98780BB4FC85E7F18-C3EC-4513-9892-B934BB31DF92F00484F4-6C8E-45B0-91D6-ACC9B5F24B59ED4EAE70-9C1B-4365-ACA7-9A9C4B31093BC2077068-A2E7-4500-91DF-0363159F92BD8BB8A571-16AF-4896-B96B-67BC7BE70A7EFD888D8F-F9F5-487A-B788-465F6B8C897C5C50FCA1-2A86-4FE3-8415-2FBC28EF6742

トラックバック
コメント (大切にすることとは・・・   さくら組 佐々木 恵 はコメントを受け付けていません)

2020年5月13日 水曜日

先週の金曜日から登園時に各クラス名簿の表の自分の欄に自分でスタンプを押しています。誰が登園しているのか可視化できるように始めたのが子ども達は2、3日目にして習慣になりつつあります。「今日は何色のスタンプにしようかな」と色を選ぶと自分の名前を探して、欄を間違えないように慎重に押します。平仮名が読めるお兄ちゃんお姉ちゃんが小さい子に「ここよ!」と優しく教えたりスタンプを押してかわいい模様が見えるのが嬉しくて、友達がするのをにこにこ眺める年少児の姿があったり、それぞれに楽しみがあります。又、文字や数字への興味が芽生えたり、曜日感覚や日付を覚えたりすることにもつながります。子ども達の優しさや知恵がいっぱいの一生懸命な姿がもう既にたくさん見られます。

IMG_6231IMG_6230

今日は年中児が屋外遊ぎ場に遊びに行きました。自由登園中、自粛でお休みだった子たちは、新園舎に入るのが初めてでした。「新しいお家だ〜!」と大喜びで入ったYちゃんは「先生、キッチンはどこ?」「あっちは何のお部屋?」と興味津々でした。戸外に出ると1番目を輝かせていたのは山に敷かれた人工芝です。「すごーい!」と駆け上がり、靴を脱ぎ、ふぅと腰を下ろすとうさぎ組のSちゃんが「先生、気持ちいいね」とつぶやきました。「本当だね。気持ちいいね。」と答えるとUくんが「芝生がさらさらだから気持ちいいんよ」と言いました。それを聞いたYくんは「ごろんってしたらお空が見えるから気持ちいいんよ」又、Tくんは「風が吹いて気持ちいいね」と話していました。

IMG_6247IMG_6255IMG_6271

自然の中で落ち着いて話をすると子どもたちがいろんなことを感じ、伝えてくれます。「触って気持ちいい、感じて気持ちいい、見て気持ちいい」年中児でも五感を自分の言葉で表現しようとする姿があり、一つ一つ受け止め共感したいなと思いました。

IMG_6259IMG_6251

昨日より全員が揃って行う保育が始まり、子どもたちと教師のコミュニケーションも一からです。コロナウイルスによる非常事態ではあるものの、子どもまちの安全で健康的な落ち着いた生活を守るため私たちができること、どうすればいいかと教師間で話し合いました。明日からも子どもたちが安心して園生活を楽しめるよう努力します。

トラックバック
コメント (「気持ちがいいね」 富田瑞穂 はコメントを受け付けていません)

2020年5月11日 月曜日

コロナの緊急事態宣言は続いているものの、少しづつ収束に向かっており、幼稚園も本日より平常保育となりました。今日、久しぶりに登園する子 もおり「あっ、〇〇君久しぶり!」と嬉しそうな声が聞こえてきました。園庭では、色水や玉入れ、ままごと、砂遊びと各々が好きな遊びを目一杯楽しんでいました。全クラスが登園した頃、古森先生にコロナウイルスの予防について話をしてもらうことになりました。集まる時は広がって密にならないように工夫して座ります。古森先生は「コロナウイルスは口や目からバイキンが入ってみんなの身体の中で仲間を増やしていくんだよ。それをみんなの身体の中には入れないようにする為には手を石鹸でゴシゴシ洗わないといけないよ。」と話してくれ♪もしもしかめよ〜かめさんよ〜♪と歌に乗せて分かりやすく指導してもらいました。手を洗っていると、「もしもしかめよ〜♪」と歌いながら手を洗う子や、「泡が残っとったらバイキン退治できん!!」と教えてもらったことを思い出しながら手を洗っていました。みんなでコロナウイルスに負けないように正しい手洗いを身に付け、習慣付けていきたいと思います。

IMG_1057 IMG_1058 IMG_1026

また、幼稚園の園庭には今日も真っ赤なイチゴが美味しそうにいくつもできていたので、らいおん組とぞう組でとることにしました。収穫する前にプランターを分けてイチゴの数を数えるとらいおん組が数えたプランターのイチゴは15個、ぞう組の数えたプランターのイチゴは11個でした。そこで「15と11を合わせたら何個になるでしょう」と問題です。子供たちは「うーん?」と少し分かりずらかったのでヒントを出しました。教師の手を使い、数えられるようにすると「26!」と答えることができたので、「じゃあ、また少し難しい問題だよ。26個のイチゴを半分ずつとるとしたら、何個づつでしょう」と問題を出すと、らいおん組のS君が「あっ!3と3!」と教師の手をとり、みんなに知らせてくれ、13個ずつ収穫しました。数を数えることは子供たちもできますが、簡単な計算も子供達同士で知恵を絞って答えを出していける機会を作ることで、生活の中で必要な知識が身に付けられるのだなと感じました。日々の子供たちの気付きを共有し、どれだけ私達教師が意識して関わり、プラスαを自然に身に付けられるようにしていきたいと思いました。

IMG_1066 IMG_1069 IMG_1068

今日の給食のメニュー

パン・ミネストローネ・ドレッシングサラダ・バナナ

IMG_1070

 

トラックバック
コメント (「コロナに負けないぞ〜!」らいおん組 今岡 美奈穂 はコメントを受け付けていません)

2020年5月9日 土曜日

新型コロナウイルス感染症による緊迫した自粛生活に少し変化が見え始め来週から幼稚園は通常保育に戻りますが、引き続き人とのかかわり方には注意が必要ということでマスクは外せません。私も先日頂いた善意のマスクのりんご柄を付けていると幼稚園の子ども達がニコニコしながら話しかけてくれるのでなんだか人気者になったような気分を味っています。又、ぴよぴよの保護者の皆さまからも心温まる励ましの言葉を頂いて微力ながら保育を必要とされている方のお手伝いができていることを嬉しく思います。

IMG_6643

 

さて、いつも元気なぴよぴよの子ども達はゴールデンウィークの五月晴れの良い天気が続いて爽やかな風が吹くなか毎日散歩に出かけました。始めは近くのコンビニまで電車を観に行ったり足を延ばして幼稚園まで歩いたりしていましたが徐々に足取りがしっかりしてきてずんずん歩く距離ものびていっています。急な坂道や今まで歩いたことがない道、初めて見る場所や景色に子ども達は興味津々でワクワクしながら「あそこは何かな?お花があるよ,蜂に気を付けて静かに歩こう!」など草花や小さな生き物ちょうちょやダンゴムシなどに目を輝かせていました。

そんななか散歩道の近くに神社がある事を知り、裏の路地を歩いて神社まで行くコースも見つけました。

IMG_6645IMG_6648

 

途中ですれ違う近所の人達とは「こんにちは」と挨拶したり声を掛け合ったりと地域の人と触れ合ういい機会にもなっています。

ある日、幼稚園のたんぽぽ組さんが散歩に出かけたいのでぴよぴよさんに道案内をして欲しいと依頼がきました。そこで子ども達には「皆より少し大きいお友達が一緒にお散歩つれてってくださいだって・・。楽しそうだね」と話すとすぐにスタスタと先頭を歩き始めた2歳児達は歩き慣れた路地を進み、時々立ち止まっては道端の花を摘んだり目的の場所までもう少しだよ!と声をかけたりしながら地元の神社にたどりつきました。そしてたんぽぽ組さんに「神社の神様に早くコロナウイルスが治まりますようにお願いしているんだよ。」と話して皆でお参りすることにしました。皆神妙な顔で可愛い手をあわせていました。

IMG_1878IMG_1882

 

境内の周りをぐるっと一回りしてみると吹き溜まりに積もった落ち葉が至る所にあってそこを踏んで歩くとカサカサといい音がしました。

歩く無邪気な子ども達の姿に平穏な日常がここにあることに喜びを感じました。宅地の横に生えた小さな雑草は持ち帰りままごとに使ったりからすのエンドウで笛を作って「ぴー!」と鳴らしたり散歩の余韻を皆で楽しみました。

IMG_1888IMG_6638IMG_6651IMG_1890

 

おまけのエピソードを一つ

幼稚園の子ども達が3密を避ける為に分かれて生活していた屋外遊ぎ場ですが実はぴよぴよの子ども達は幼稚園の先生方が一生懸命に整備してくれた人工芝の山の遊び場で園児たちが来る前に隙をねらって遊ばせて貰いました。みつばっこハウスから手を繋いで回り路を歩いてきた子ども達は目の前に広がる緑の斜面を見たとたん「あれー!!みてー!」と指さしたかと思うと一目散にトコトコ登って上までたどり着いたとき目に入ってきたその景色に「わーすごい、やっほー!!」と思わず大きく手を振ってました。

IMG_6496IMG_6511

トラックバック
コメント (ぴよぴよ探検隊一時預かりぴよぴよ  日野美雪 はコメントを受け付けていません)