2020年4月26日 日曜日
幼稚園の庭の空に大きなこいのぼりがあがっています。幼児達は大きなまごいに小さいひごい、ふき流し、あかちゃんこいのぼりが風を受けて泳いでいるのを見上げて手を伸ばしてぴょんぴょんとびはねて嬉しそうでした。そこで新聞紙をこいのぼりの形に切ってうろこの部分は絵の具遊びをすることにしました。絵の具を溶いて準備をし始めるといつものように興味を持って幼児達が集まってきました。順番に名前を呼んで絵の具を落としてあげると初めて絵の具を触ったRちゃんは最初は驚いたような顔をしていましたがだんだん絵の具の感触に慣れ、楽しくなってきたようで立ち上がりトレーを片手に持つと手の平全体をトレーの中に入れ、その手をバンバンと新聞紙にたたきつけ豪快に絵の具遊びを楽しんでいました。その他にも指先に絵の具をつけちょんちょん新聞紙に色をつけていく幼児、指をペンのように操り絵の具でおえかきする幼児など様々な幼児の姿が見られ、個性あふれるこいのぼりが完成しました。まだ絵の具になじめない幼児はシールを貼りました。
完成したこいのぼりを保育室に飾るとMくんは「先生!」と保育教諭の肩をぽんとたたき「り!り!」と言って指差し、嬉しそうににっこり笑っていました。そこでみんなで集まってこいのぼりの歌をうたうと、歌いながら飾ってあるこいのぼりを指差していました。新聞でカブトを折って一人の子の頭にかぶらせると次々私も!僕も!と集まってきて交代でかぶっては似合う?と言うように見せ合っていました。
季節の歌や伝承的な行事や遊びなどもさり気なく取り入れたりその季節ならではの自然を感じられる環境作りも大切にしていきたいです。
コメント (「絵の具ぺったん楽しいね」 ひよこ もも組 中野佑衣 はコメントを受け付けていません)