2020年4月13日 月曜日
今日から年少さんも加わり、新しい年度のスタートです。
雨が降り少し肌寒いなか、寒さに負けず元気いっぱいパワーで子どもたちが登園してきました。バス登園で初めてバスに乗ってきた年少児に、年長児たちは「シートベルトはカチって音がするまでするんだよ。」「荷物持ってあげるよ!」と優しく声をかける姿が見られました。バスの中ではバスクイズをしながら楽しい雰囲気で幼稚園に到着しました。園では、気温10度という冬が戻って来たかと思うほどの寒さの対策として、一度片付けたストーブを出してきてあたたかい環境で遊べるように園長が提案してくれました。年長児たちは自分のクラスだけでなく、色々なクラスに行ったり来たりしながら、新しく同じクラスになった友達や以前同じクラスだった友達と遊んでいました。年長組に今年度から入園した新しい友達を紹介すると、「ここはトイレなんだよ!」「次は何して遊ぶ?」と園内を案内をしたり、ブロックや廃材遊びに誘ったり、嬉しそうに声をかけていました。
今日は午前保育でしたが、新年度初日ということでいり玄米がおやつに出てきました。その放送を聞くと、子どもたちは大盛り上がり。一人一人にスプーンでいり玄米を配っていくと、ウキウキわくわくしながら自分の順番を手をお皿にして待っていました。そして、手のお皿に受けたいり玄米を「うわ、いいにおい!」「絶対一粒も落とさないように…そっと…」と大事に大事に食べ始めました。きりん組のTくんは「お魚も入っているから、食べると頭が良くなるんだよ。」とみんなに話していました。また、Kちゃんは「よく噛んで食べるから体も元気になるんよ!ほら、ボリボリ聞こえるやろ?」と友達や教師に話し嬉しそうに笑っていました。
「見て見てー。」と一粒一粒こぼさないように時間をかけて食べた子どもたちは、朝よりも目をキラキラ輝かせ、やる気いっぱいになっていました。片付けを呼びかけると、イスを友達の分も片付けたり、1人では運べない机も友達に声をかけて協力して片付けたりと、いり玄米パワーで子どもたちは力を発揮してかっこいい年長さんに変身していました。
2020年4月12日 日曜日
園庭の桜が見事に咲き、見惚れるばかりの美しさです。
4月1日より新チームひよこ組が始まりました。
親から離れ不安で泣いている新入園児達が、喜んで遊べるように、古森先生の指導の元、ひよこ専用園庭を作りました。
テラスから園庭に向けてブルーシートを敷き、テントを立て、仕切りの足元にはチューリップのプランターを置きました。テラスから子供目線で見える桜やチューリップはとてもきれいです。
そこに子ども達の大好きなボールを出しました。
お部屋で泣いていた子も、抱っこされている子も出てきて、ボールを持ち始めました。
タライを出してボールプールにすると、もも組の2人が喜んで入ってきました。
そこにれもん組のWちゃんが来て、「はい、どうぞ」とボールを渡して「座って」と教えていました。
Wちゃんもついこの間まで同じもも組にいた子なのです。
お部屋が変わり、黄色い名札を付けた事で、お姉さんになれたのでしょう。
ボール入れやボール投げが始まり、色当てごっこも始まりました。
反対側のスペースにも、保育教諭の手作りのダンボールお家が出てきました。
「こっちが玄関よ」と言って、入ってみせると、次々と入って行き、あっと言う間に満室状態です。
窓から顔を出して、「いらっしゃいませ」と言っている2歳児達。
「ばぁ〜」と言って嬉しそうな1歳児達。
それぞれがコミュニケーションをとっていました。
桜の木の下を保育教諭の押すカートに乗ってお散歩している子もいます。しっかりつかまって、バイバイと言いながら、あっちこっちに興味を向け、いつの間にか泣くことを忘れていました。
いっぱい遊んだ後、手洗いと消毒をして、今日は桜の見えるテラスで朝のおやつを頂きました。
給食の時、食べさせてもらっている子も、おやつのおせんべいは自分の手でしっかり持って食べていました。
食べ終わった子は、まだ食べている子のおせんべいが気になっています。
子供達のひとつひとつの行動は可愛く、面白いです。
こんな可愛い子ども達が安心して楽しい園生活がおくれるよう、環境作りに力を入れ、保育教諭間で連携をとり、見守っていきたいと思います。
2020年4月10日 金曜日
今日は令和2年度の入園式でした。新型コロナウイルスの感染拡大の防止として、式の時間短縮、形態の工夫、十分な換気、人数調整など教師間で様々なことを考えて準備してきました。今年は数年ぶりに満開の桜が新入園児や保護者を迎えてくれました。
今年度は入園にあたっての説明会ができていなかったため、保護者には一足先にホールに集まってもらい説明会を行ったのですが、新入園児達はほとんどの子が泣かずに保護者から離れて、室内で好きな遊びをしたり教師と手遊びや踊りをしたりして過ごせたことには驚かされました。
そして説明が終わり、いよいよ新入園児の入場です。教職員や保護者の温かい手拍子に迎えられながら、ピアノのリズムに合わせて笑顔で入場することができました。在園児のお兄さんやお姉さんからは、お祝いの言葉と踊りをプレゼントしてもらい、かっこいい踊りを真剣に見て、手拍子をしたり、なかには一緒に真似をしたりして踊り始める子もいました。
入園写真の撮影も中止にしようかと悩んでいましたが、園庭に椅子を並べて青空の下でクラス会をした流れで集合写真を撮ったことで、満開の桜をバックに素敵な記念の写真を撮ることができました。又、お土産のマドレーヌは教師達の手作りの袋に入れてもらい、子ども達はとても喜んでいました。
今年度の入園式では、形態の変更に伴い保護者の方々にはご理解とご協力を頂きありがとうございました。この素敵な子ども達の笑顔がたくさん溢れるように、三葉幼稚園の教職員一丸となって保育していきたいと思います。
入園式で紹介しきれなかった教職員です。
2020年4月9日 木曜日
桜の花が綺麗に咲き誇った園庭。
今にも花びらが落ちそうな程に開ききった色とりどりのチューリップの花。
春真っ最中を思わせる暖かい陽気に包まれる中、ピカピカの帽子とピカピカの名札を身につけて子どもたちが続々と登園してきました。
以前とは違うルートを走るバスに乗ってきた子どもたちは、「え〜そっち曲がるの?」「前は右行きよったのに!」「こんな道なのー?」と窓の外を前のめりになって見ながら新ルートをしっかりと覚えていました。
そして、園に到着すると新しい担任の先生から「よろしくね!」と声をかけられ、恥じらいながらも嬉しそうな子どもたちの姿がありました。
始園式は、明日の入園式の会場になっているホールで行いました。園長から、みんなが進級したので次は新しい年少さんが入ってくることを教えてもらいました。「年少さんが困っていたらどうする?」と聞かれると、「優しくしてあげる」「大丈夫だよ!って言ってあげる」「先生を呼んで教えてあげる!」と新年中児が張り切って答えてくれました!休み明け、小さなお兄さん、お姉さんたちがお世話をしてくれるのが楽しみになりました。
明日の入園式は在園児はお休みです。土曜、日曜のあと月曜日にまた元気な姿に会えるのが待ち遠しい教師達です。
世界中が今までに経験したことのない程の苦境にあります。そんな社会情勢の中で、子どもたちが安全かつ健康に過ごす中で豊かな日々が送れるよう、私たちも試行錯誤していく年度になります。保護者参加の行事は1学期中は見合わせることになりますが、その分子どもたちには充実した日々となるよう様々な工夫をこらして楽しい1学期にしたいと思います。
私事ではありますが、帝京香港幼稚園に赴任予定でしたが新型コロナウイルスの影響により今年度も三葉幼稚園で子どもたちと過ごせることになりました。今後とも宜しくお願いします♪
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