2020年3月10日 火曜日
今日は、雨でお外遊びが大好きな子ども達は戸外で遊ぶことが出来ませんでした。しかし、そこは遊びの天才!思い思いに友達とテラスやプール、部屋で楽しい遊びを見つけて楽しんでいました。テラスでは、すみれ組の子ども達が紙に次々絵を描いていました。そして、Nちゃんは「これは写真なんよ!」と可愛い絵を見せてくれました。Mちゃん、Aちゃん達もどんどん絵を描いて写真を増やしていきました。するとNちゃんが「写真があるならカメラもいる!」と廃材箱からボタンやレンズになりそうなものを探してきて、ひももつけて首からかけられるように工夫していました。
写真が沢山出来たので、部屋でお店屋さんを開店しましたが、誰も来てくれません。「看板が無いと分からないんじゃない?」と字が書けるMちゃんが“かめらやさん”と書いてくれて、Y君が牛乳 パックで看板を立てる棒とカメラの絵を描いてくれました。すると、Aちゃんが「お店の人はエプロンもいるよね」と紙を長く繋げて、ワンピースのようなエプロンを作っていました。お店の人用の名札もそれぞれ作り、みんなでカメラ屋さんに大変身です。「いらっしゃいませ〜!写真はどうですか〜!」とお客さんに呼び掛けていました。その声を聞いたY君やH君は、「写真撮りたい!」とお店に入っていきました。お客さんを迎えたカメラ屋さんが手作りのカメラを「撮りますよ!」と向けると、Y君とH君がポーズを決めて笑顔で撮ってもらっていました。まるで本物のカメラのように後ろの画面を見せながら撮れているか確認をしてもらい、絵の写真を渡してお金を受け取っていました。
証明写真を撮るようなカメラを作っていたY君は、お客さんに椅子に座ってもらい、ボタンを「ピッピッピッ」と押しながら撮っていました。色々な種類のカメラを知っているんだと感心しました。
年長児のお店屋さんで沢山買い物をし、観察をしていた子どもだからこそ出来た“カメラ屋さん”なんだと思いました。残り数日ですが、子ども達と楽しく過ごしていきたいと思います。
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