2020年2月25日 火曜日
今朝、園庭には何やら面白そうなものが出ていました。園長が歩き椅子を使って、三輪車のトンネルを作ってくれたのです!目ざとい子ども達はそれに気づいてどんどん周りに集まってきました。気づくと、三輪車にまたがってトンネルの開通を待ち遠しそうにする子ども達が、長い列を作っていました。トンネルの設置が終わりいよいよ開通です。開通と同時に三輪車が次々スタートしました。高さは頭スレスレ、三輪車の幅もスレスレで、頭をぶつけないように三輪車の両輪も当たらないように注意しながら通らなければいけない分、難易度もかなりアップしています。三輪車に乗りなれた、年中年長児は頭を下げ、難なく通っていくのですが年少やたんぽぽの子たちはタイヤをぶつけないようにと、ゆっくり慎重に通り抜けていて、その集中力と小さいなりに器用に進む様子に感心しました。しばらくするとRくんとYくんが水を持ってきてトンネルから出た三輪車に洗車を始めたのです。初めは手でしていたRくんとYくんですが、教師からたわしを受け取ると1回1回たわしを水につけタイヤに付いた砂を落としていきました。洗車をしてもらった子ども達は「タイヤ綺麗になったー!」と嬉しそうに出発していました。洗車が盛り上がると、その後方が大渋滞になりました。空に気づいた年長児のTくんを筆頭に交通整理が始まり、事故が起こらないよう至る所で「ちょっと待ってくださーい!」「どうぞー、ゆっくり進んでくださいーい」と、声が聞こえてきました。その年長児の姿を見た年少の子達もメガホン片手に「早く行ってくださーい」とお兄ちゃん達の真似をして、みつばの交通整理をしていました。
しばらくすると、ぞう組のHくんがたくさんの四角の線を水線で書き始めました。何をしているのか聞いてみると、「これ駐車場なんよ」「この丸があるところは車椅子のところ」と、教えてくれました。三輪車を停められるようにとたくさんの駐車場を作っていました。車椅子専用の駐車場を作るHくんもさすがだなと感じました。駐車場ができると、少し休憩しようとたくさんの三輪車か泊まり始めました。ちゅうりっぷ組のSくんは「たくさん停まってるね」「ぼくも停めてるよ」「あ!また入ってきた!」とたくさん出入りする三輪車を嬉しそうに眺めていました。Hくんによるとすぐ側にはお店があるそうです。トンネルの入口には、年少のYくんが、駐車券を発券している姿もありました。
今までにない程の盛り上がりだった子ども達の気持ちをそのままに、明日も楽しんでいけるようにしていきたいと思います。
コメント (「じょうずに通れるかな??」 うさぎ組 西川友理 はコメントを受け付けていません)