2020年2月19日 水曜日
今朝、子ども達が登園してくると、空を見上げてSちゃんが「雲が長いね!」と呟くと、すみれ組のHちゃんが「アラジンの魔法のランプの白い煙みたいだね!」、そして、Yちゃんが「バスからでも見えたよ!」と想像を膨らませていました。想像性豊かな子どもならではの考え方だと思いました。
すみれ組のHちゃんは登園すると、松葉や木の実が入った袋を持って来て、「昨日はR君と集めたけど、今日も集めたい!」と嬉しそうに見せてくれました。一緒に 松葉や木の実を集め、袋に入れていると、突然Hちゃんが「これ繋げたらうさぎ作れそう!ぞうも作りたいなぁ」とアイデアを出してくれました。「じゃあすみれ組みんなで作ってみようか」と声を掛けると、Eちゃん、Mちゃん、H君達がすぐにお皿に沢山の松葉を集めて袋に入れてくれました。たんぽぽ組のEちゃんも「私も手伝うね」と言って沢山松葉が落ちている所を見つけて拾ってくれました。
部屋に戻って、Hちゃんが考えてくれた素敵なアイデアを伝えると、「楽しそう!」「やってみたい!」とみんなが集まって来ました。松葉を小さくちぎって猫の顔の髭にしている子や、長い松葉を曲げて丸くして利用している子もいました。公園を作っていたEちゃんは、長い松葉と小さく ちぎった松葉を組み合わせて滑り台の階段にしたり、台紙の紙に沢山の松葉を貼りつけてポテトに見立てたりしていました。
作品展の時にも自然の物を使ってライオンを作りましたが、身近な物でも子ども達は想像を広げて、イメージ通りに作り上げていて、教師の想像以上に子どもの持っている能力はすごいなと思いました。色々なアイデアを生かした作品を見せ合いこして楽しんでいる子ども達を見ると、今日のHちゃんからの発案で始まった遊びは、すみれ組の子ども達にとって充実した活動になりました。これからも子ども達の声に耳を傾けていきたいと思います。
コメント (「松葉でお絵描きをしたよ!」 すみれ組 岸田亜寿美 はコメントを受け付けていません)