2020年2月18日 火曜日
お天気に恵まれた今日、年中児は秀野邸の畑へじゃがいもを植えに行きました。自分達で2つに切り、灰を付けた種芋を持って出発です。子ども達は穴を掘り、種芋を隠すように丁寧に土をかけていきました。
そんな中、りす組のHちゃんは土を撫でているので様子を見ていると隣にいた男の子に「よしよしした?」「入れたらよしよしするんよ。」と話しながらまた土を優しく撫でていました。きっとHちゃんだけでなく、年中児の優しさや思いのこもったじゃがいもは大きく育ってくれるだろうと思いました。
種芋を植え終わった子から12月に植えた玉ねぎの観察をしました。すると1人の女の子が泣き出したので理由を聞いてみると「自分が植えた玉ねぎがどこにあるか分からない」という事でした。そこで、今回植えたじゃがいもに目印を付けようと菜の花の方へと誘いかけました。菜の花は玉ねぎを植えた12月からより高く成長し、沢山咲いていました。するとその子の行動をきっかけに他の子ども達も大きい菜の花に興味を持ちました。その花は玉ねぎの時にも咲いていて摘んでお土産にしたことを覚えていた子ども達は菜の花を今回もお土産として持って帰ることにしました。自分で摘んだ菜の花をプレゼントにすると手いっぱいに持っている子ども達が次に何かを見つけました。子ども達の中には初めて見る子も多かった「つくし」です。初めて見るつくしにどこから摘んでいいのか分からず、つくしの頭だけ取る子どももいました。そのつくしが食べられると初めて知った子ども達は「焼くのかな?」「つくしごはんとか?」と大盛り上がりでした。
幼稚園へ戻り、ひつじ組では、年長児の卒園写真に参加していた園長先生に報告の手紙を書きました。その中には、「たまねぎのげんきがなかったです、どうしたらいいですか、おしえてください」と玉ねぎを見て枯れているのではないかと心配した子どもが書いたメッセージがありました。今まで言葉でのやり取りでしたが、文字が少しずつ書けるようになり、子ども達が分担し、3枚の紙にまとめました。手紙という形でも伝えられるようになったのだと子ども達の成長も感じることが出来ました。
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