2020年2月13日 木曜日
朝一番は、昨日の雨で園庭にできた水たまりを横目に砂場や三輪車で遊んでいた子どもたちでしたが、曇り空の隙間から太陽が顔を覗かせポカポカ暖かくなると、自然の変化に敏感な子どもたちは「せんせい!はだしになっていい??」と言って泥遊びを始めました。時々、太陽が隠れて寒くなると「たいようさーん!!」と空に呼びかけていました。体を動かしているうちに体の中からポカポカ温かくなり踊りやオペレッタで遊んでいる子どもも次々と上着を脱いで薄着になって遊ぶ姿が見られました。
さて、年中ぱんだ組とひつじ組はミキ・スタディパルズの子どもたちとの交流がありました。2学期から運動会の練習等でたくさん交流をしてきた子どもたちでしたが、3学期になり久しぶりに顔を合わせると少し恥ずかしそうにしていました。サッカーやかくれんぼなどをして遊んでいるうちに馴染んで一緒に遊び始めました。すぐに打ち解けたぱんだ組のAちゃんとHちゃんは「Rちゃんと、ともだちになったー!」と教えてくれました。
その後のミキ・スタディのマット先生のレッスンでは、楽しく体で表現しながら英語を教えてもらいました。手をいっぱいに広げて「Big」しゃがんで体を小さくして「Small」、元気の良い生き生きした表情、疲れた表情、先生の表情やイントネーションの抑揚に興味を持って発音を繰り返したり、真似したりしていました。英語に限らず、新しい事に対してどんな事でも“興味を持ってやってみる”という力が身についている姿を見て嬉しく思いました。
今回の交流では、ミキ・スタディの子どもたちも三葉幼稚園の手作り給食を食べる事になりぱんだ組で一緒に給食を食べました。すっかり仲良くなったひつじ組の子どもたちは「えーーー!」「いっしょにたべたかった〜」と嘆きながら教室に戻りましたが、気を取り直して「『またあおうね』のおてがみかこう!」「バイバイするときにわたそうや」と言って、今日一緒に遊んだ友達にお手紙を書き始めました。「“みきすたでぃ”ってどうかくん?」「カタカナがいいー」「“またあおうね”は?」「“ねんちょう”ってかきたいんやけど」と教師に聞いて文章を書いたり楽しかった思い出を絵に描いたりして、完成すると自分たちで封筒も作って、素敵な手紙をプレゼントする事が出来ました。今度1年生になるミキ・スタディのお友達は「もうこれないの、、、」とちょっぴり寂しそうでしたが、年中児は年長になる事をお互いに期待しながら最後の交流ができました。
今日の帰りのバスでは、昼前から気温が上がり車内はもっと暖かくなりました。朝は寒くて、上着やセーターを着てきた子どもたちも「せんせい!あつくなってきた!うわぎぬいでいい?」「あせかいてきたかも」などと口々に言っていました。そんな暖かい陽射しが射し込むバスの中から窓の外を眺めていたちゅうりっぷ組のHちゃんが「せんせい!はるにむかっていきよるね〜」とつぶやきました。「ほんとだね。」と言いながら心が温かくなりました。植物や生き物が目を覚ますのが待ち遠しくなる1日になりました。子どもたちと迎える春も目の前に迫っているのだと思うと、1日1日を大切に過ごしたいと改めて思いました。
コメント (春に向かっていきよるね ひつじ組 濱本果穂 はコメントを受け付けていません)