2020年2月10日 月曜日
真冬の寒さが続いていますが、今日も園庭では元気なみつばっ子達がサッカーや長縄などで体をいっぱい動かして遊んでいました。又テラス前では生活発表会の踊りや、オペレッタ、劇を楽しんでいる子どもも沢山いました。
一方砂場に目を向けると、年少さんと年中さんとにそれぞれ分かれて山を作っていました。年中さん達は慣れた手つきで砂を集めると、スコップの裏で叩いて固めては砂をかけてを繰り返す中で、次第に役割も決まり状況を見てさっと動いて自分達であっという間に完成させていました。
年少さん達はというと、6、7人が集まり年中さん達の作り方を見よう見まねで、作っていましたが、「砂を固めるんやったら水をかけたらいいんよ。」と誰かが案を出して、鍋いっぱいに水を運んで水をかけ作っていた山が崩れてしまい慌ててしまう場面も見られ微笑ましく思いました。
山が完成すると、「山に木を植えよう。」とM君が言うと、園庭に落ちている松の枝を拾ってきて、砂場の頂上に次々に差していき森のように作っていました。それを見ていたY君は「今日寒いけん雪降らそうや。」と乾いて白くなっている砂をかけはじめました。するとうっすらと山に雪が降ったように白くなりました。それを見ていた他の子ども達も「雪が降ったみたいやね。」「俺も持ってくる。」と砂を集め次々にかけていき雪山にしていました。
木を植えたり、寒いから雪を降らそうという子ども達の発想に驚きました。何気ない一人の発想から、次々に遊びが展開できる環境や、一人一人の子どものつぶやきをこれからも大切にしていきたいと思います。
今日の給食は、パン、具沢山塩焼きそば、ブロッコリーサラダ、バナナ、牛乳でした。
コメント (「茶色の山と白色の山」 ぱんだ組 澤近宏一 はコメントを受け付けていません)