2019年12月9日 月曜日
子ども達は朝の冷たさに体をすくめながら登園して来ました。そんな子ども達のために園庭では、サッカーや長縄など体を動かして遊び温かくなる環境がありました。長縄で遊びたくてやって来たぱんだ組のNちゃんは年少さんの時に自ら「したい!」と教師に「縄を回して」と頼んで練習して出来るようになり、今では飛び込みで飛べるようになった子です。Nちゃんと一緒にいたひつじ組のTくんはNちゃんの飛ぶ様子をやりたそうに見ていました。しかし、誘ってみると「やらない」の一点張り。そこで「ジャンプしてみよう」と縄を越えるというより、ジャンプを意識して大ジャンプ!!大シャンプすぎて着地が上手くできず、手をついてしまいましたが、1回跳ぶことができました。そして跳べると思ったTくんは他の友達と一緒に列に入り順番を待っていました。結果、今日は2回連続で跳ぶことができ、後から話を聞くと「初めて2回跳べた」と少し恥ずかしそうにしながらも嬉しそうに伝えてくれました。子ども達の新たな挑戦はまだまだ続きます。
園庭にいる子どもの中にはそれでも「寒い」と言う子どももいました。そんな中、ままごとコーナーの横で新しいことが始まりました。秋にみんなで掘った大きなお芋が出ていて、それを砂場の横の井戸水でわらで作ったタワシで洗っていました。冬に水洗いは出来るだけ避けたいところですが、井戸水なので少し温かく、3人の年中さんがずっと手伝ってくれていました。その後、さつまいもはままごとコーナーの横の机へ運ばれて行きました。子ども達は何が始まるのか気になりながらも「焼き芋?」と言いながらさつまいもを洗う手伝いをしてくれました。また、りす組のYちゃんは、その姿を見ながら隣でさつまいもを「ちょっと硬いね」と言いながら真似して切っている姿が見られました。色んな教師達が協力し、出来上がった「ふかし芋」は鍋の蓋を開けると蒸気がフワッと上がり、子ども達の驚きの歓声があがりました。
太陽の暖かさを感じながらみんなで「ふかし芋」を食べました。きりん組のMちゃんは「ふわふわ〜」ととろけるような顔をしながら食べていて、その横にいたAちゃんは無くなってしまうのがもったいなさそうに少しずつ味わっていました。
年少さんからは「お芋の味がする」との声が聞こえました。「さつまいもだから当たり前だよ〜」と思いましたが、よく考えると素材の味が楽しめることは素敵な事だと思いました。出来立ての「ふかし芋」を食べて身体も心も温まった子ども達はまた園庭の遊びへと走って行きました。今年は、お芋が沢山収穫できたので残っています。お芋の食べ方は、焼く・蒸す・揚げる・煮るなど色んな方法があります。次はどんなものに変身するか楽しみです♪
今日は、ひつじ組・うさぎ組では「ちびっこサンタクロース」になりきり、施設訪問に行ってきました。年長さんに手話を教えてもらった「赤鼻のトナカイ」、タンバリンと鈴を使ったリズム遊び、そしてふれあい遊び、歌。練習期間が短い中、よく頑張りました。施設との交流は子ども達にとってとてもいい経験になったと思います。これからの年中児の成長が楽しみです。
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