幼稚園の日記(ブログ)

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2019年11月26日 火曜日

年長児のお店を見たり、買い物に行ったりした年中さんの部屋でも、自然とお店屋さんごっこが始まりました。年中1店舗目は、焼き芋の経験がお店になったひつじ組のお芋やさん、2店舗目は、りす組のラーメンとジュースやさん、そしてぱんだ組は、おすしとおにぎりやさん、うさぎ組は回転ずしやさんです。

昨日、年長さんのお店に行った帰りにテラスにオープンしていたお芋やさんに行くと、「売り切れでーす」と断られてしまったさくら組、今日もお芋やさんのことは忘れていませんでした。本物の焼き芋を食べた後、テラスを見ると沢山のさつま芋が並んでいました。

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さくら組の前の廊下を大きな物を数人のりす組の子ども達が運んでいるのを見たり、ぱんだ組が手に色々な物を持って行っているのに気付いたりしたさくら組のNくんが「なにしているの?」「何か運んでいたね」と言うと、みんなが「うん」とうなずいていました。「みんなで見に行ってみようか?」とうさぎ組とひつじ組の部屋へ行きました。するとそこには、年中さんがお店屋さんが集まり、ごっこ遊びが始まっていました。「お芋は いかがですか?」「おいくらですか?」「100円です」とか「ラーメン屋ですが まだ麺が届いていません しばらくお待ちください」とか「おすしは いかがですか?」「お薦めは まぐろとたまごのこれです」「おいくらですか?」「全部100円で買えますよ」と教えてくれました。

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それを聞いたさくら組、「お金がいる」と言って部屋に戻りお金作りを始めました。「100円って?」と尋ねると、「知ってるよ」「1と0と0があるんよ」と言うと、100円を幾つも作っていました。そして昨日作った財布に入れて、通園バックをもって買い物に行きました。「ラ―メン ください」「100円です」「はい 100円」と言いながら、買い物をすると、「先生 見て」と買った物を嬉しそうに見せてくれました。

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そして焼き芋の経験をしたひつじ組のお店の売っている後ろでは、薪をくべて、その中にさつま芋を入れて焼いていました。そこからは赤い炎が出ているのには驚きました。焼きあがったお芋を、軍手をはめたお店の人が上手に新聞の袋に入れて「あついですよ」と言いながら売ってくれました。本当によく見ていて、経験したことを同じように出来る事を感じました。

子どもは、このように見たこと、経験したことを実際してみることで自分の物=知恵にしていくのだと思った一日でした。

 

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