2019年11月15日 金曜日
作品展が明日に迫った今日、午前保育でしたが、子どもたちの活動は、いつも以上に充実していたように思いました。「寒い」と登園してきた子どもたちも太陽が照り暖かくなると自然と身軽な格好になり、活発に活動していました。そんな子どもたちの姿を見て体を動かすと体が暖かくなる事を改めて考えさせられました。ぞう組のHくんはフラフープを6本使って回せるか挑戦していました。体を波のようにうまく動かし、少しですが回すことが出来て、周りの友達は驚いた様子で一緒に喜んでいました。その後、もう一度Hくんを見に行くとフラフープの数を減らし3本で、誰が1番回せるか競争していました。フラフープ1つでも色んな遊びがあり、子どもたちの楽しい発見はまだまだ続きます。
作品展の門の前に飾られるアーチは年中児の共同作品です。今日は朝からみんなが作ったアーチが飾られていると年中児は興味津々です。バスで登園してきた子どもはバスから降りると立ち止まり、自分たちが作ったアーチに見とれていました。年長さんや先生に声をかけてもらった年中児はとても誇らしげな様子でした。
その裏では、、、わらで作ったお家を移動(なぜ動かしたのかは明日の作品展でご覧下さい!)した後に残った落ちたわらを掃除し始めるきりん組のRくんの姿がありました。Rくんは教師が持ってきた熊手を見て、普段砂場で使っているプラスチックの熊手を持ってきました。その姿を見ていたうさぎ組のRくんも砂場に同じものを取りに行って同じように集め始めました。子どもたちが誰に言われたわけでもないのに、せっせと掃除をし、綺麗にしていく姿に感心しました。
明日が作品展ということで、幼稚園内をぐるっと回り、クラスごとに展示部屋やお店やさんの説明を聞きました。ひつじ組では、たんぽぽ組に妹・弟がいるので、その子たちの絵をみんなで見ました。教師がコメントを読み、みんながその絵に注目するとYくんは少し恥ずかしそうに、でも嬉しそうに絵を見ていました。明日は待ちに待った作品展です。作品や絵には子どもたちの工夫や生活表現が沢山あり、何度見ても新しい発見があります。子どもたちも色んな人に見てもらえるのを楽しみに準備してきました。子どもたちの作品を見てお家の方はどんなことを気づかれるでしょうか。教師達は何度も何度も見て癒されています。明日は沢山の方々の来園をお待ちしています。
2019年11月14日 木曜日
朝、子供達と園庭に出ると時より冷たい強い風が吹き、「うわ、寒いね」と思わずにを縮めましたが、子供は風の子。やはり寒くても園庭で元気いっぱい体を動かし遊んでいました。
作品展まで後2日になり、戸外では各学年の子供たちがそれぞれの共同作品作りを進めていました。昨日から落ち葉を捜し集めていた年少児は昨日の風や雨のおかげで落ちた色とりどりの落ち葉に気づいていました。最初に気づいたひまわり組のY君、Eちゃんが拾い始めると、どんどんちゅうりっぷ組、さくら組、すみれ組の子どもたちも拾い始め色とりどりの落ち葉を集めることができました。それを使って今度は各クラスで縄で作った動物の体に一枚ずつ丁寧に貼っていきました。時々遊んでいる年中さんや年長さんが横を通ると「あっこれワニ?」「らいおんだ!」などと声をかけてくれると年少児たちは得意顔で「そうよ!」と答えていました。その一方では、その近くで年中さんたちが、藁の家から逃げ出した子ブタとオオカミを作っていました。また門の近くでは年長さんがトントントンと釘を打ち木の家を作っていました。各年齢の子供たちがお互いを意識しながら作っていてお互いの共同作品への関心を高め、更にいろいろな先生や友達に声をかけてもらっていい刺激を受けながら活動していて園内には活気溢れていました。当日は各学年の素敵な作品をお母さんお父さんに見てもらえるのを、子供たちと楽しみにしています。
また今日は、味生第二小学校との交流がありました。味生第二小学校の一年生に招待され、ワクワクしながら来年進学する子供たちがバスで出かけていきました。一年生の子たちがお店やさんやゲームコーナーを準備して心待ちにしてくれていました。お店やゲームコーナー、作って遊ぶコーナー等、幼稚園児たちは迷うことなく、一目散に気になるところへ向かっていきました。秋のフェスティバルということで作るコーナーやゲームコーナーにはドングリやまつぼっくりを使った遊びがたくさんあり、子供達は驚きながら取り組んでいました。写し絵コーナーに行ったぞう組のT君、F君は一年生のお姉さんにやり方を教えてもらった後、自分達で写したい葉を選びました。学習机に座ってはのデコボコを感じながら真剣に擦っていました。小学生たちと触れ合いながらいろんな体験をして子供たちは今日も気持ちの上で一歩小学生近付いたのでは、と思いました。今日から年長さんたちのお店やさん作りが始まりました。サニーマートでのお買い物、小学生との交流をヒントにどんなお店やさんが開店するのでしょうか。参観日にはお店やさんが開店すると思います。銀行もありますのでご利用ください。
今日のメニュー
芋ご飯・豚の生姜焼き・青菜とキノコの煮物・酢の物・キウイ
2019年11月13日 水曜日
今日は年長4クラスが味生小学校の一年生のお兄さんお姉さんから招待してもらい「わくわく秋のおもちゃランド」に参加しました。行く前に4クラス揃って園長に小学校に行くにあたって守らなければならないことを話してもらいました。「先生や小学校のお兄さんお姉さんの話をよく聞くこと」「よく考えて動くことこと」「自分の言葉で相手にわかるように話すこと」等子ども達はしっかり目を見て聞いていて子どもたちの小学校への憧れや期待が伝わって来ました。バスに乗り、味生小学校に行くと、小学生や他の保育園のお友達が待っていてくれました。靴を脱ぎ、上靴に履き替える時も立って、素早くすることができ、整列もいつにも増して早くきれいにできていました。
又、小学生の司会のお兄さんお姉さんが上手に進行してくれるのを真剣な表情で見ていて、ちょっぴりいつもより緊張しているようでした。小学生のお兄さんお姉さんが用意してくれていた様々な遊びのコーナーを3人組でまわっていきました。今年の年長児は「どこに行こう…?」と迷ってうろうろすることはほとんどなく一目散に楽しそうなコーナーに向かっていました。卒園児もたくさんいて知っている在園児に「お!○○ちゃん!」と手を振ってくれる子もいました。秋の自然物を使ったアクセサリー作り、どんぐりごま、迷路、ボウリング…40分程たっぷり遊びました。遊ぶ中で「これどうやって遊ぶんですか?」「これしたいです」「ありがとう!」いろんなところできちんと言うことができ、嬉しかったです。
最後、みんなの前でぞう組のsくんとくま組のhちゃんが「どんぐり迷路をさせてくれて嬉しかった」「おしゃれやさんのところで作らせてくれたのが楽しかったです」と上手に感想を言うことができました。今日の小学校交流で小学生への憧れや期待が更に増した子ども達は帰園後も「小学生のように昼食の準備を早くしよう」「小学生みたいに背筋を伸ばして話を聞こう」と意識をもって行動することができていました。今日の交流については後日、小学校との協議会で振り返り、スムーズな就学につながるよう幼稚園保育園小学校と連携をとっていきます。
2019年11月12日 火曜日
11月も間もなく、中旬にかかろうとしています。今朝は爽やかな秋晴れとなり、子どもたちは少しの寒さも気にせず、今日も園庭で元気一杯遊んでいました。
今朝、登園してきたちゅうりっぷ組のHちゃんは、ちゅうりっぷ組の部屋の中がいつもと変わっていることに気がつきました。「あれ?どしたん!お部屋がなんかちょっと、新しい!!」作品展の準備が始まり、ちゅうりっぷ組の部屋は大変身しています。登園してきて部屋の変化に気付いた子どもたちの可愛らしい反応がたくさん見られました。作品展当日はどんな部屋になるのか楽しみです。
戸外では、年少組の子どもたちが藁のコーナーに集まっていました。近づいてみると、協力して藁を叩いたり、友達と一緒に縄を編んでいる子どもたちの姿がありました。
そんな中、すみれ組のAちゃんは、今日初めて縄を編みました。Aちゃんは初め、藁を上手くねじることができませんでした。しかし、何度も藁をねじり、キュッと引っ張ることを繰り返していくうちに、上手に縄を編むことができていました。1つコツを摑むと、どんどん何でも挑戦してやり遂げていく子どもたちには驚きです。
その隣で、「先生見て!」とちゅうりっぷ組のYくんとSくんが長くて太い縄を見せてくれました。「これYくんとSくんが作ったの?」と聞くと、「うん!」と嬉しそうに答えました。「へびさんみたいだね」「綱引きができるね」と言って、1本の長くて太い縄で様々な想像を楽しそうに繰り広げていました。
ちゅうりっぷ組では、今日作った長くて太い縄で何が作れるのかを話し合いました。「ねこさん!」「きりんさん!」といろいろな意見がでる中で、Sくんが「わにさん!」と答えました。わにさんをどんな形で作るのか、実際に形を作ってみたところ、見事にわにさんの口と体を表現することができました。他にも、うさぎやらいおんも作ってみました。子どもたちの表現する力、想像する力は改めて素晴らしいなと思いました。この縄がまたどんな形に変身するのかとっても楽しみです。
2019年11月10日 日曜日
朝晩と寒くなってきました。日中は暖かく外やテラス前を解放して遊んだり、保育室内でもお絵かきやままごと遊びをしたりと楽しく遊んでいます。
この日は、絵の具を使って絵をかきました。あまり使ったことのない筆に幼児たちも大喜びで次々と「○○もする~!」と順番を待っていました。
2歳児のAちゃんは、筆で紙の白い所をなくすように塗りつぶしていました。紙の3分の2が絵の具でうまると、手のひらに絵具を塗り始めたのです。そしてカレンダーに「ぺたっ」と手形をつけて絵具遊びを楽しんでいました。
一方Bちゃんは筆の先で点をかいていました。筆をちょんっと紙につけて、たくさん水玉模様のような点が描かれていました。
AちゃんやBちゃんの発想に保育教諭も驚きどんな絵が完成するのか見入っていました。
筆を自由自在に動かして紙いっぱいに描いている幼児たちを見て、どんなことを想像し、頭の中に何を思い描いているのかな?と興味がわいてきます。描いているうちに絵の具の色が混ざったり、ぬりつぶしたり、線になったりと、1人ひとり違っていて楽しい絵具遊びになりました。次回の絵具遊びも楽しみです。
2019年11月9日 土曜日
今日はハタダさんからお声をかけて頂き、東温市のハタダお菓子館で行われたハタダ栗タルト祭りに参加して来ました。年長青コースぞう組、らいおん組から38名、土曜預かりをよく利用している年中児14名が鼓笛隊や踊り、手話歌を披露しました。今週ホールに舞台を組んで練習を進めてきた子ども達でしたが、実際の舞台は園で作っていたものより数10㎝高く、私たちが考えていた演技内容では移動ができない、、!と一瞬どうしよう?!と青ざめた教師達でした。が、、、園長のとっさの機転でステージ前に別の事で使用するために持って来たひな段で階段を作ることにしました。園児が安全に上り下りできるようガムテープで一生懸命固定しました。初めての場所、高い舞台、太鼓を持っての階段、ステージには矢印のマークを付けたり、階段の端には足を踏み外さないようにと楽器の入っていた段ボールを貼りました。決して綺麗な階段ではないけれど、とっさでの応急処置で乗り切れました。質素で”子どもが1番”の三葉っ子らしい瞬時の対応が、私はとても好きで自慢です。
プログラム1番は鼓笛隊”GUTS”です。リハーサルでは音楽を流さず、練習では舞台横と前を使ってしていた移動を段数の増えた舞台前だけを使って移動することを子どもたちに伝えました。たくさんのお客さんや、他のブースが気になって集中が途切れぎみだった子どもたちでしたが、そうではありませんでした。しっかり話を聞き、理解していた子どもたちを中心にポンポンや太鼓、旗の子どもたちが違うパートの友だちを思いやりながらスムーズに移動することができたのでした。
プログラム2番は年中児の踊りジャンボリミッキーです。たくさんのお客さんを前にしてもニコニコ、ぴょんぴょん飛び跳ねる年中児はとても可愛かったです!運動会よりも小さなバルーンを友達と協力して持ち「かっこいい年長さんの邪魔になってはいけない!」と一生懸命堂々と踊ることができました。友達と心を一つにして演技する年長児を間近に感じられた年中児達でした。
プログラム3番は沖縄の踊り「花~すべての人の心に花を~」です。今日は天気にも恵まれ、青空に衣装がとても映えていました。表現力豊かな子どもたちのうっとりとした踊りにお客さんにも「わあ、ステキ、、!」と褒めて頂きました。
プログラム4番、最後は年中、年長全員でわんぱくマーチの手話歌です。おもしろい歌詞と手話を司会のお兄さんや、お姉さんにも褒めてもらいました。今回ハタダ栗タルト祭りに参加し、知らない場所で感覚をとって並んだり、一度聞いたことをすぐに理解して動く子どもたちを見て教師達は、最近は行事の後、恒例になってきている”三葉っ子って本当にすごいよね!!”と疲れを忘れて興奮気味で話題にしていました。帰園後もipadをテレビに繋いで今日の動画の上映会をするとお留守番をしていた年少さん達は「お兄ちゃん、お姉ちゃんすごいね。かっこいいね」と見とれていました。又、同じく園内に残り預かりの子どもたちといた年少の先生も子どもたちの立派な姿に胸がジーンとしたようで涙を浮かべながら喜んでくれました。土曜日でしたが、沢山の保護者に協力して頂き、子どもたち教師一同、良い経験をさせて頂きました。荷物を運んだり、着替えを手伝ってくださったりした保護者の方も大勢いらっしゃいました。本当にありがとうございました。
2019年11月8日 金曜日
今日も天気がよく、登園してきた子どもたちは荷物の片付けをすぐに終わらせると戸外に遊びに行っていました。戸外では、わらを編んだり、サッカーをしたり、長縄跳びをしたりして身体をたくさん動かして遊んでいました。そこにたんぽぽ組のKくんが走ってきて、頭につけたわらのかんむりを見せてくれました。「かんむり、どうしたの?」と聞くと、「先生が作ってくれた」と言って、とても嬉しそうにみせました。わらにささった2枚の落ち葉がうさぎの耳に見えました。秋ならではの、自然物を使った遊びを子どもたちと一緒に楽しんでいます。
11月になって、新しい友達が増え、とてもにぎやかになったたんぽぽ青組さん。朝、泣いてくる子も少なくなり、朝から笑顔が見られるようになりました。一方では、たんぽぽ組の女の子たちが数人集まって泥場で泥だんごを作りました。最初は靴をはいて遊んでいた子どもたちも、泥水が気持ちよかったようで、自然に裸足になって遊び始めていました。服が汚れてしまうこともおかまいなしで、泥場に座りこんで遊び込んでいました。EちゃんやIちゃんは、「おだんごを作る!」と言って何個も作っていました。おだんごが何個かできると、IちゃんとMちゃんがままごとのコーナーからお皿を持ってくると、作った子どもたちが順番にのせていきました。お皿を持っていたIちゃんは、「重たくなった。」と言いながらも大事そうに持っていました。自分たちが作った泥だんごは1人ずつ袋に入れて、「お母さんに見せたいから持って帰る。」と自分の靴箱に大切そうにしまっていました。
入園当初は、1人遊びが多かったたんぽぽ組の子どもたちも、幼稚園に慣れてくると少しずつ群れて遊ぶことが多くなってきました。あっという間に11月も過ぎていきます。その時期、瞬間を大切に子どもたちとたくさん遊んでいきたいです。
インフルエンザの季節になってきました。予防接種を受けたり、手洗いうがいをしっかりとして予防していきましょう。教師も来週からインフルエンザの予防接種を受ける予定です。
★今日の青コース手作り給食は、胚芽米,チキンカツ,カレーきんぴら,りんごなっとう,さつまいもでした。
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