2019年10月28日 月曜日
今日は太陽も顔を出し、暖かく心地よい1日となりました。園庭には、いくつか新しいコーナーがあり、「これはなんだ?」と興味津々の子どもたちが集まってきました。子ども達が集まっているコーナーを覗いてみると、一つ目は木工コーナーでした。たくさんの木工を見つけると、実際に手にとって「これは長すぎるな…。ピッタリはまらないな…。」と真剣に悩んでいました。いろいろな形の中から選んで何度も何度も試してみて、パァッと「これだ!」と見つけたときのみんなの顔はとても嬉しそうでこちらも嬉しくなりました。今までに木工を経験している年長児は、年中・年少・たんぽぽさんが釘を打てず困っているところを見つけると、「もっと力いっぱいトントンするんよ。」と声をかけたり、「もっとくけん、打ってみて!」と木を支えてあげたりと優しく教えるなど思いやる優しい心が見られました。
その横では2つ目のコーナーが盛り上がっていました。年長児が稲刈りをしたときのわらを遠藤さんにいただきわらのコーナーがありました。その側では園で育てた稲も出ていてそこでは子ども達が役割分担をして脱穀をしていました。年長児が育てた稲を脱穀するために、ぞう組のKくんは始めるとずっとその場所で次々と入れ替わる友達にコツを教えながら一粒一粒大切に落とさないように集めていました。そのお米を次のもみすりコーナーに渡すと、もみすりコーナーで今度はHくんが「これはまだお米の服が残っています!」と検査をして通していました。わらコーナーでは遠藤さんからいただいたわらをなおうとする子どもたちは、中々上手くできず悩んでいるとそこへ園長が「これは何度も何度もするとどんどん上手になるんだよほらね。」とさっとなって見せてくれました。園長のない方を見よう見真似で、わらを継ぎ足したり、わらが使いやすいように叩いたりと、みるみるうちに上達していきました。これからわらがどんな風に変身するのか楽しみです。
こあらぐみとひよこぐみ、プレ年少、年少、年中児の参加希望者約110名で「アンパンマントロッコ列車とゆうゆうアンパンマンカー」に乗って親子遠足に行ってきました。JR松山駅を9時半に出発すると、西衣山〜三津浜の間の幼稚園近くの線路沿いでは列車もスピードを落としてくれ沢山の園児達が手を振って見送ってくれ、列車の中でも大喜びでした。そのあとは列車内をあちこちに移動し、列車の窓から見える海を眺めたり、アンパンマンに囲まれた遊具で遊んだりして楽しんでいました。トロッコ列車では、心地良い風に当たりながら、列車から真近に見える風景を楽しんだり、たくさんのアンパンマンと記念撮影をしたりとあっという間の1時間半でした。波方駅に到着してから爽やかな秋空の下、30分ほどの道のりを時折山際正面に見える波方公園を目指し、殆どの子が頑張って歩いていました。公園ではお弁当やおやつを食べたりアスレチック遊具で思いっきり体を動かし、「一人で大きな滑り台滑ったよ。」といろいろなことにチャレンジして満足気な表情を見せてくれました。列車の中で遊んだことを「遊び場が動いていた。」と表現したちゅうりっぷ組のKちゃん、日常ではなかなか味わえない素敵な時間を親子で過ごせたんだなと温かい気持ちになりました。
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