2019年10月7日 月曜日
「朝、おみこし見てきたよ。」「車からおみこし見えた。」と預かり保育にきている子ども達の話題はもっぱらお祭りの話でもちきりです。その様子をみた園長が「今日は団地のおみこしが来てくれるよ。みんなもおみこし作る?」と声を掛けてくれました。そして、園庭のテントの下でおみこし作りの準備を始めると、すぐに「俺もみこし作ろう。先生、廃材が欲しいけん、ぞう組の部屋あけてや。」と言って早速おみこし作りが始まりました。牛乳パックを組み合わせたり、飾りを作ったり、のぼりやねじりハチマキを作ったり、それぞれがアイディアを出し合っていました。そして、10時30分頃になると「チャンチャラチャンチャンチャンチャラチャン…」と団地の方角お祭りで流れる音楽が聞こえてきて次第に近付いてきました。「もう来よるよ。早く完成させんといかん。」と大騒ぎしていると門を通り過ぎて団地の方へ行ってしまいました。「入ってこんかったやんか。」とがっかりする子ども達に「まだ完成してないから頑張ろう。」と声を掛けて、きちんと仕上げることにしました。(実は団地の自治会の方とは園庭に入ってくるのは2週目で11時30分の約束していたのです。)
そして、11時30分にきてくれることを伝えると「よかった~。早く作ろうぜ。」と制作スピードが上がりました。結局、大きいおみこしが3つできるときりん組のT君が「みこしには鈴がいるんだ。」と言って全部のみこしに鈴がつき三葉みこしが完成しました。
鈴もついて準備万端!!11時30分までには少し時間がありました。そこで、園庭で担ぐ練習をしました。担いでいるとトラブル発生!担ぐ棒がポロリポロリと壊れてしまい、何カ所も修正と補強をしていきました。補強するときも「ここも強くしないと、早くしないと時間になるよ。」と言い合いながら急いで直していました。
そして、いよいよ11時30分!門が大きく開き、おみこしが2基入ってくると子ども達の目がキラキラ輝き、おみこしを取り巻きました。「近くで見てもいいよ。」と団地の方に声を掛けてもらうとぞろぞろとおみこしに近づき「この中には何が入ってるんかな。」「屋根もキラキラや。」と大興奮です。おみこしの前で写真を撮った後、本物のおみこしにつながって団地内を練り歩くことになりました。
いよいよ一緒におみこしを担ぎます。団地のおみこしに続き三葉みこしも出発です。年長児が中心で三葉みこしを担ぎ、その後ろに年中児とたんぽぽさんが手をつなぎ、その後ろに年少児が続きます。自分達が作ったみこしを担ぐ年長児は勿論、雰囲気を感じながら「わっちょい、わっちょい!」とかわいいかけ声でついていくプレ年少児までお祭りを肌で感じることが出来ました。
園におみこしを入れて下さった団地の方々、ありがとうございました。
お祭りに行けなかった預かり保育の子ども達はお陰でいっぱいいっぱいお友達とお祭りを楽しむことができました。
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