2019年9月8日 日曜日
れもん組の保育室に小さなお客さんがきました。お客さんの正体はトンボです。
保育室内を飛びまわり、幼児たちは夢中で追いかけ始めました。1人、2人…気づくとほとんどの幼児たちがトンボを追いかけて保育室やテラスを行ったり来たりと大移動していました。中にはトンボを捕まえたくて手を伸ばしてみたり、持っているおたまを必死で振り回し、そのくせ追いかけている途中にトンボが近づいてくると驚き、ひるんでいる幼児もいて可愛く思いました。トンボも「こっちだよ~」と言っているかのように、あちらこちらへと飛んでまわるので幼児たちは大興奮で「待てぇ~」「キャ~‼」と元気いっぱいに追いかけていました。
そしてトンボが、れもん組の天井にとまると幼児たちの動きもピタッと止まりました。Aちゃんは必死で手を上に伸ばしますが、もちろん天井には届きません。考えたAちゃんは保育教諭に抱っこを求めて持ち上げてもらいましたが、天井には届かないものの、少しでもトンボに近づくと笑顔で手を伸ばしていました。
「届かんねぇ~」と声をかけていると、通りかかった河野先生がBくんを抱っこして持ち上げてくれて、Bくんは1番トンボを近くで見ることができ「キャー!‼」と大喜びしていました。その側を通りかかった保育教諭にも「トンボー!」と知らせている幼児もいて、「トンボ」という名前を覚えて伝えている幼児に成長を感じました。トンボがいることを、もも組の幼児達にも知らせると集まってきて天井にいるトンボに気づいて「あっ!!」と指をさしては夢中で見ていました。
今日遊びに来てくれたトンボは、幼児たちを一気に引き寄せ、幼児たちを夢中にさせてくれました。そんな幼児たちの好奇心旺盛な姿を見ることができ、これからも幼児たちと色々な発見をして、成長につなげていけたらいいなと思いました。
コメント (「お客さんだ!!まてまて~!!」 ひよこ組 小笠原美湖 はコメントを受け付けていません)