2019年9月1日 日曜日
保育教諭がタライをマットの上に置き、魚釣りの準備をしていると「先生、何するん?プール?」と楽しいことが始まるのかな?というように目をキラキラ輝かせて幼児達が声をかけてきました。タライの中に魚を入れると「お魚~!」と次々声をあげ、しばらくは魚のつかみ取り大会のように魚を手にして友達と見せ合ったり、またタライの中に戻したりして遊んだあと保育教諭が魚を釣って見せると「Aちゃんもする!」「Bも!」・・・と次々竿を取りに集まってきました。
そして、集中して魚を釣っていたAちゃんは釣れたと思った魚が落ちてしまうと「あれ?」と言いながら何度も角度や竿の位置を変えてみるなど試しながら何とか釣ろうと頑張っていました。そしてやっと釣れると「やったあ!」と飛び跳ね大喜びでした。そしてコツをつかんだようで次々釣って嬉しそうに釣った魚を並べていました。
一方なかなか魚を釣ることが出来ないBくんは何度もやっているうちにあることに気付いたのです。それは竿についているひもの長さが短いほうが釣りやすいということです。そしてBくんはひもの先の方を持ち、自らひもの長さを調節しました。すると次々釣れるようになり、「亀!!カニ~!!」と釣った魚の名前を笑顔で教えてくれました。難しすぎて釣れないと魚を手で捕って自分で竿につけるだろうと予想していたのですが手づかみにすることなくそれぞれの子ども達が何とかして魚を釣ろうと、釣れる方法を試行錯誤していたことに驚きました。
また、スポーツダンスを通して相手を応援するという気持ちが育ってきているからか友達が魚釣りにチャレンジしていると「頑張れ~!」と応援し、魚が釣れると一緒に喜んでいる姿も見られ、とても嬉しく思いました。早くやってみたいという気持ちが強すぎて時にはトラブルになってしまうこともありますが遊びを通して順番を守ることや待つことなど指導していきたいと思います。また、遊びの環境もその都度見直し、子どもが楽しいと思える環境を作っていきたいと思います。
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