2019年8月18日 日曜日
毎日30度を超える厳しい暑さのなか、早朝に来る子達は涼しい時間帯に固定遊具や野菜の収穫などが楽しめますが日中は外遊びも幼児の体力を見ながらの対応が必要です。そこで体温調節が上手くできない子達の為に適度にエアコンを使って快適な中での遊びを工夫しています。
最近、他園の年少のA君や3歳になったBちゃん達が単発で利用していることから月極の1歳児達が刺激を受けながら遊んでいる姿が見られます。
2歳児は3歳児とかかわって遊びを楽しんでいますが特にお店屋さんごっこが楽しいようです。
A君のためにマクドナルドのキッチンカウンター(ままごと用)をセッティングしていると1歳児が興味津々ですぐに寄っていきます。するとA君は「ご注文は?、○○ですね。しばらくお待ちください。」「次の方どうぞ!」等々、まるで店員さんが受け答えをしているかのようにすらすらと言葉をかけます。すると驚くことに1歳児の子達はまるで言葉を理解しているかのように同じようにレジの前に並んで、商品を受け取っているのです。ほら見てごらん、1歳のKちゃんが真似してるよ!」とそばにいた保育教諭たちは「Kちゃんお買い物出来たね!おいしそうだね」と声をかけました。
お店の入口が狭いのがまた子ども達には魅力的で誰もが入ってみたくなり屋根の部分の隙間からのぞく子どもたちの目はキラキラ輝いていました。
ままごとコーナーをいつも同じ場所でなく時々場所や方向、出す食材や食器などを変えることで
レストランからお弁当屋さんハンバーガー屋さんなど色々なお店屋さんごっこが楽しめています。
もう一つお部屋の遊びとして洗濯バサミを出しています。ぴよぴよでは毎日違ったメンバーが利用するため手荷物の袋を間違えないように名札を作って洗濯バサミで止めていましたがそれを1歳児のHくんは指先でつまんで外すのが面白い様でそれならと遊び用にカラフルな洗濯バサミを沢山用意してみました。先を広げるために指先に結構な力が必要ですが、ながーく一列につないでみたり、自分の服に留めてみたりして何度も遊んでいます。
後日、厚紙で動物の顔をつくっておくとそれに洗濯バサミを付けてうさぎの耳やライオンのたてがみ、たこやイカの厚紙には洗濯バサミで足をつけていきました。しかも洗濯バサミの付け方によって安定すると立つこと気付いてからは足を付けると立てて並べていました。子ども達が夢中になって遊ぶ様子を見ていると身近な道具で様々な遊びが生まれています。
保育教諭達が思っているより子ども達はずっと多様な遊びを展開していくのですね。
コメント (「お部屋で楽しい遊び」 ぴよぴよ組 日野美雪 はコメントを受け付けていません)