2019年7月28日 日曜日
朝の5時過ぎ、日の出と共に寝ているはずの子ども達の部屋からボソボソと少しずついろんな声が聞こえてきました。“ねえねえ、くすくすくす、、、”“ジージージー”、これは友達と一緒に泊まった喜びや嬉しさから起床時間の6時より早く目覚めた子ども達のひそひそ声と、昨日登園すると騒がしく鳴いていたセミの声です。「まだ寝ている子がいるから静かに横になっててね」と声をかけたものの、子ども達のなんとも言えないいたずらっ子のような嬉しそうな笑顔を見ると、私たちもつい見逃そうかな、、、と思ってしまうような早朝でした。
「朝ですよおはようございます」と園長がブラインドを上げて窓を開けると、スーッと朝日と新鮮な風が入ってきました。すると次々と子ども達が園長「「おはようございま〜す」と駆け寄って挨拶していました。まず自分たちが使った布団の片付けです。三つ折りにした敷き布団の端を2人で持って協力しながら1階までおろしていきました。2人で四苦八苦している友達を見つけると終わった子がさっと手伝う姿を見て、また1つ大きい人に近付いたことを感じました。
そしてラジオ体操では体をグンと伸ばすとまだぼんやりしていた子も目が冴えてきました。計画では近所を散歩する予定だったのですが、セミの元気な鳴き声を聞き園内で遊んだり、セミ取りをしたりしました。
遊んでいると「先生、お腹すいた」「早く朝ごはん食べたい」と子ども達が口々に言ってきましたさすが元気な三葉っ子。朝の食欲も旺盛です!!又、それに加えて豪華なバイキングメニュー!パンも今年は屋外遊ぎ場の近くパパンというパン屋さんに特別にお願いしてバケットを用意して頂きました。「パパンのバケット、イチゴジャム、ブルーベリージャム、おでん、煮卵(アレルギーの子には煮卵風踊お団子)、ウインナー、焼きそば、マカロニサラダ、トマト、 豆乳寒天、スイカ、バナナ、カレーそうめん、冷製かぼちゃスープ」たくさんのメニューを少しずつお皿に取りマナーを守って何度もおかわりして食べていました。たっぷり遊んで大きな口でパクパク食べる子どもたちには驚かされました。私が知る限り、一番残食の少ない朝食になりました。
その後、部屋に帰ってラリーカードにお泊り保育の思い出の絵を描きました。ぜひ子どもに絵について聞いてみてください。子どもたちの言葉で楽しい話をしてくれることと思います。
満3歳、3歳の頃から通い慣れた自分たちの幼稚園に泊まり、友達、先生、調理師さん、たくさんの人の力を借りていろんな経験ができたできた1日半になりました。前日の登園の時とは表情も自信に満ちていて少しお兄さんお姉さん(子どもの意識では大きい人)になったように思いました。保護者の皆様いかがでしたか?お泊まり保育を経て”大きい人”になった子どもたちと残りの時間、いろんなことに挑戦し、考え、成長していきたいと思います。
心配で夜、なかなか眠れなかった保護者もいらっしゃったかと思いますが、子どもが自ら挑戦し、成長しようとする力を信じてみることも必要かと思います。子どもたちは本当は親が思っている以上に自分で何でもできますよ!
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