2019年7月20日 土曜日
今日は令和元年夕涼み会がありました。心配していた天気は、子どもたちの日頃の盆踊りの元気に圧倒されたのか、日中雨が降ることなく開催することができました。
後援会のわたがしやかき氷は大人気で長い列になっていました。ヨーヨーつりのコーナーでは1人2個まででしたが、上手に3つ4つ釣ってヨーヨー釣りを楽しんでいました。後援会OBの友の会による宝石すくいでは、お祭りならではのキラキラの宝石をすくって嬉しそうにしている子がたくさんいました。
室内のコーナーも熱気に溢れており、大にぎわいでした。先生のお店の射的では、片目をつぶってねらいを定めて射つ姿が大人みたいでかっこよかったです。お化け屋敷も人気で「おばけやしきいってきまーす!」と笑顔で入って行った子が半泣きになりながら出てくる姿が印象的でした。くじびきには在園児、卒園児こあらさんもたくさん引きにきてくれました。今年は同窓会の写真も本日渡すことになっていたので、受け取りがてら来てくれた卒園児もたくさんいて、顔を見るたびにお兄さん、お姉さんになっていて驚くと共に再会を嬉しく思いました。
夕方の日が落ちかける6時からはお待ちかねの盆踊り大会でした。夕涼み会に向けて園庭やクラスで何回も踊り、盆踊りが大好きになった子どもたちは、ニコニコしながら(?)嬉しそうに集まってきました。いつもとは違う浴衣や甚平姿は夏ならではで「かわいいね〜素敵だね〜」と声をかけると照れながらも笑顔を見せてくれました。集まってきてそれぞれが自分のうちわを受け取ると少し恥ずかしそうに集合してきた子もいつもの盆踊りの気分に高まってきたようでした。はじめに、赤コースが踊り始めるといつもかわいい歌声を聞かせながら踊ってくれる年少、年中児は元気いっぱい、年長児は手足をしっかり伸ばして一生懸命踊っていました。子どもたちが踊り始めるとその可愛さに保護者の皆さんは笑顔になってたくさんカメラを向けながらも拍手をしてくださいました。最年少のたんぽぽ組の中には泣いている子もいましたが、周りを見ながら先生のように手を伸ばそうと頑張っている姿は、ほんとに可愛く、今後の成長を楽しみにさせられました。赤コースが終わって青コースの子どもたちも、”おばけなんてないさ”がかかると交代の合図だとわかり歌いながら張り切って進んで行って円になると笑顔いっぱいで踊ることができました。『幸せきょうりゅう音頭』のおしりを振る振り付けは子どもたちのお気に入りのフレーズで「ぷりっぷりっぷりっ」と歌いながら踊る姿がとても可愛く思いました。踊りが終わるとおみやげの花火をもらって喜んでいました。今日まで、子どもたちは暑い中、みんなで盆踊りの練習をしました。はじめは、あまり馴染みのないリズムや振り付けに、盛り上がりも半分でしたが、盆踊り独特のリズムに合わせたり、太鼓に合わせて踊ったりすることを楽しむようになっていました。このような夜まであるお祭りの経験も近年ではあまりなく、夏の風物詩を感じられる思い出になってくれたらと思いました。
天気は夕涼み会の終了を待たず、花火をしようと集まると雨が降り始めました。花火の代表の年長児は、その合間に花火の手本を見せてくれました。そして吹き上げ花火が終わると、雨も本格的に降り出し楽しかった夕涼み会も終了となりました。
今日はたくさんの子どもたち、保護者の皆様、卒園児、団地の方にもお越しいただき大盛況の1日となりました。団地の道路では、今回残念ながら、進入禁止エリアを守って頂けなかった保護者が数名いらっしゃって、協力してくださった団地の皆様には大変申し訳ない事となりました。今後は、全保護者の皆様がマナーを守り行事が滞りなく進められるよう、ご理解ご協力ください。
最後になりましたが、役員さん方、各所担当のお手伝いの保護者の皆様のお陰で、今日はみんなで一緒に作り上げる温かい夕涼み会になりました。ありがとうございました。
2019年7月19日 金曜日
今日は、一学期最後の日 終園式でした。子ども達も明日 夕涼み会があるということで、何かあるのかと期待して集まってきました。会議室では園長の話や7月21日以降の誕生児のお祝い、そしてみんなで「うみ」の歌を歌った後、明日は夕涼み会と言うことで、全員で盆踊りを踊りました。園庭で円を作って、毎日踊ってきたのですが、さほど広くない会議室でプレ年少さんを真ん中に、その周りを取り囲むようにして踊って、自然に円になっていくように園長が指示をしてくれました。全園児が丸くなったところで、太鼓の合図で盆踊りが始まりました。明日はいよいよ待ちに待った夕涼み会と言うこともあって、元気いっぱい手を伸ばして、「ぴっ ぴっ ぴっ」「右肩あがりです ひょい」等、元気いっぱい歌いながら踊る姿が見られました。実際、雨が降った時、盆踊りを会議室で踊れるかということもあり、園長先生の素敵な案で踊ることが出来ました。そしてクラスごとに集まる時も、子ども達はしっかり自分の先生を見ていて、そこに集まることが出来ました。当日は、雨が降ってもみんなが踊りを楽しめるのではないかと思います。雨が降らなければ、外でやぐらを組み、その周りで赤コース、青コースで元気いっぱい、笑顔いっぱい踊りたいと思います。
その後、各クラスに戻ると夕涼み会にどんなお店がどこにあるのかみんなで探検に行きました。「ここは 先生のお店」「宝石やしゃぼん玉等がある」と話すと、「指輪 ある?」「買いに行こう」と友達を誘う姿が見られました。昨日まで遊びの中でカラオケをしていた子ども達は、「夕涼み会でもあるよ」と話すと、「ドラえもんの歌を歌う」と楽しみにしている子もいました。お化け屋敷では、「お化けがいるよ」と言うと、「怖くないもん」と胸を張る子と「お化けがいるの?」とちょっぴり不安そうな子の姿も見られました。そしてくじびきコーナーでは、「くじ 知ってる」「こうやってとるんよね」とやって見せてくれる子もいました。最後にいつも水遊びをしていたプールに行くと、「先生 お魚がいる」とさかなつりコーナーになっていることに驚いていました。さかなつりコーナーでは、釣り竿の約束、プールサイドでの約束など話しました。どのコーナーでも入り口と出口があることに気付き、「明日 一緒に来るお母さん お父さんにも教えてあげてね」と話すと「うん ゆっとくね」と心強い言葉が帰って来て、夕涼み会がとても楽しみにしているようでした。
子ども達が帰った後、役員さん、担当の保護者の方々と一緒に、明日みんなが楽しめるように準備してきます。明日は、普段と違った浴衣や甚平等かっこいい・かわいい格好をして来てくれるのを楽しみにしています。
2019年7月18日 木曜日
今朝登園してきた子どもたちが部屋に入って騒いでいました。実はお部屋の様子がいつもと違っていたのです。それに私も加わってクイズを出しました。「今日はどうして青いシートが敷いてあると思う?」と子どもたちに聞くと、「今日はお店ができるから!」とちゅうりっぷ組のKちゃんが答えました。昨日、ちゅうりっぷ組の部屋がお店屋さんに変わるため、ちゅうりっぷ組のみんなで掃除をしたのです。Kちゃんは昨日の出来事をしっかりと覚えていたのでした。また、テラスの壁や窓には、くじびきや先生の夜店、カラオケなどの表示も出ていて、子どもたちは「ここでくじびきするん?」とくじびきコーナーの部屋に行ってみたり、先生の夜店の部屋にいってみたりとわくわく、どきどきした気持ちであちこちの部屋を訪ねて歩いていました。年中児が飾り付けをした「ゆうすずみかい」の素敵な表示も今日から飾られていて、子どもたちの気持ちも夕涼み会への期待へと高まってきているように思いました。
今日は、土砂災害によるひき渡し訓練がありました。今回は、警戒レベル3を想定した訓練を行い、子どもたちは、3階の会議室へ避難しました。園内放送が流れたとき、不安で泣いてしまう子どももいましたが、避難する際は担任の先生の話を聞いて落ち着いて避難することができていました。会議室に全員が避難し、人数点呼をし終えると、園長の話がありました。今回は土砂災害の訓練であり、実際に起きた場合を想定して動くことが大切であるということを話してくれました。今回の訓練だけではなく、火災や地震、不審者の訓練の際も実際のことを想定して行動することを私たち教師が意識して行動することが大事だと思いました。
その後はお迎えに来られた保護者の方から順に子どもをひき渡していきました。「今日はお母さんが早くお迎えに来てくれるんよ。」と嬉しそうに話していた年少組のTちゃんでしたが、なかなか自分の名前が呼ばれず不安そうな表情をしていました。しばらく待っていると、自分の名前が呼ばれ、お母さんの顔が見えた時には、とても嬉しそうにお母さんに抱きついていたのが印象的でした。
今回の訓練はお昼休みの時間帯に行っていたこともあり、仕事の合間を見て訓練に参加してくださった保護者の方や13時ぎりぎりに駆けつけてくださった方もいました。13時のお迎えの子どもたちには、幼稚園に備蓄している非常食の中から、ビスッケトを分け合って食べました。
訓練ではなく、実際に災害が起こった時には、保護者の方がお迎えに来られるまでは、子どもの身の安全と、体調管理、心のケア等、自分たちがどうしなければならないのか改めて考え直すことができた訓練でした。今後も、南海トラフ地震、大雨、台風等、気をつけなけらばならない災害が起こりうる可能性が十分にあります。今回の訓練を機にご家族との連絡の取り方や、避難方法等、話し合うきっかけになれば嬉しいなと思います。
ご協力頂きました保護者の皆様ありがとうございました。今回残念ながらご参加頂けなかった皆様には今後の非常災害時に際してのご協力よろしくお願い致します。
2019年7月17日 水曜日
夕涼み会まであと3日となり、年長にクラスからは盆踊りの曲に合わせて太鼓を叩く音が一段と力強く聞こえてくるようになりました。テラスでは、年中児達が絵を描いたり飾りを作ったりして夕涼み会の看板を作っていました。又、年少児達は園長が考案した封筒を使ったちょうちん作りに挑戦していて、夕涼み会に向けて子供達も教師と一緒にいそいそと準備しているところです。
今朝、ままごとコーナーを覗いてみると、今が旬の夏野菜が並んでいました。特に今日多かったのはきゅうりでした。それを見たH先生は、きゅうりを切ったり割り箸に刺したりして動物を作りました。その様子を見ていたらいおん組のWちゃんは、「私も作る!」と言ってきゅうりを色々な厚さに輪切りにしていきました。そして、厚いきゅうりに切り込みを入れたかと思うと、そこに幅の狭い薄いきゅうりを差し込んで耳にしたのです。これには、周りにいた教師や友達も驚きです。自分がイメージした通りのサルができたと満足そうなWちゃんでした。
昨日から自分で作ったうちわを持って盆踊りの練習をしている子供達ですが、うちわを持つことで手先への意識が変わってきているように感じました。園長から「太陽に届くように手を伸ばしてみて。」「キラキラしてみて。」など、声がかかるとしっかりと手を伸ばして生き生きとした表情で踊っていました。夕涼み会当日にはこの子供達の活気に溢れる掛け声や踊りを保護者の方々に見ていただけることと思います。
又、盆踊りは踊ること以外にも大切なことがあります。それは、人の話をしっかりと聞くことや太鼓の合図を聞き分けて動くこと、集団行動がとれることなどです。単に踊りを楽しんで踊っているのではなく、こうした教師の思いや願いも込められているのです。特に年少児は4月から初めて集団で生活する子もいました。踊りを踊る姿以外にも集団の中で生きていくための術や力が身についてきている様子も感じとっていただけたら嬉しいなと思います。
2019年7月16日 火曜日
3連休明けの今日も暑い1日になりました。子どもたちは、涼しい場所を見つけては様々な遊びを楽しんでいました。たんぽぽ組の子どもたちはテラスで涼みながら絵本をみて過ごしていました。入園当初は、1人で遊ぶことの多かったたんぽぽ組の子どもたちも今では数人が集まって遊ぶ姿がみられるようになりました。お兄ちゃん・お姉ちゃんに混じって遊ぶことも多くなり、日に日に成長していく姿を見るのが楽しみになりました。
園庭では、年少組の子どもたちがカラオケをしていました。お客さんになった子どもたちは、椅子に座って友だちの歌を静かに聞いていました。舞台の上に立った子どもたちは、緊張しながらも楽しそうに歌っていました。
今日、たんぽぽ青組の子どもたちが育てているトマトが赤くなっていました。ブランコに乗っているときにそのことに気付いたAちゃん・Yちゃんが「トマトが赤くなってる」と教えてくれました。2人がクラスの代表として、トマトを収穫して調理師さんに「切ってください」と頼みに行きました。給食の時間に1つのトマトをみんなで分けて食べる味はまた格別においしく感じます。
Aちゃん・Mちゃん・Nちゃんがお部屋で粘土遊びをしていました。そして、ままごと用のお皿から三つ皿を持ってきました。それが顔の輪郭に見えたYちゃんは、粘土を丸めて、目と鼻と口の位置に置きました。かわいい顔ができたことが嬉しかったようで私に見せてくれました。
1学期もあと少しです。夕涼み会にむけて、元気に盆踊りを踊ったり、その他に出ているコーナーの遊びを体験したりして、夕涼み会への期待を高めていきたいと思います。
2019年7月14日 日曜日
暑い日が続いていますが、ひよこ組の子供達は毎日元気です。
登園してくると楽しみにしているのが出席ノートのシール貼りです。
名前を呼ばれると、自分の名前ではない時も駆け寄ってきて、保育教諭が持っているシール台紙を覗き込んでいます。
子供達は、ノートの日付が分からないので、そこを指差し確認をするのですが、いざ貼るようになると別の場所に貼っている子もみられます。
Kちゃんは「ここよ」と指差して、友達に教えていますが、その場所が違っていて、見ていると、とても可愛いです。
何種類かあるシールを、どのシールにしようかと、じっと見て考えている子もいれば、毎日決まって同じシールを選ぶ子もいます。
上手に貼り終えると、保育教諭が拍手をすると、今度は友達が貼ると、同じように拍手をする子もいます。
朝のとても微笑ましい場面です。
今日は室内にビニールプールとタライを用意しました。
保育教諭が運んでいると走ってきてT君が手伝ってくれました。
それを見てRちゃんMちゃんも「よいしょ!よいしょ!」と手伝い始めました。
もも組の部屋にそれを置くと、すぐにみんな集まってきて中に入り始めました。
ビニールプールの中にいっぱいぬいぐるみを入れタライの中には、ボールをいっぱい入れました。
全身を使って遊ぶことのできるボールプールは、子供達に人気で、ボールの中で手足を動かしたり、投げたり、かき集めたりしていました。
手足を動かすたびに動く、ぬいぐるみやボールに、子供達は目をキラキラさせていました。
歩き始めたばっかりのU君は、ぬいぐるみの動きが楽しくって、足をバタバタさせて喜んでいました。月齢の高いT君が入ってきて、ぬいぐるみをだっこしたり、頭に乗せたりするのを見て、U君も同じように真似て顔を見合わせて笑っていました。
MちゃんとHちゃんは、一緒にボールプールに入り渡したり渡してもらったりしながら「これー」「はい」「はい」とやりとりを楽しんでいました。狭い空間の中で芽生えた仲間意識の始まりです。
スポーツダンスでお片付けの時に色合わせをしているのをヒントに保育教諭が「赤」と言ってボールを持ち上げると、Rちゃんも赤いボールを持ち上げる事が出来るようになりました。
Aちゃんは、青いボールを「あか」と言って持って笑顔で見せてくれました。
毎日の遊びの中で頭、身体、心が成長していく子供達を見るのはとても楽しく、嬉しく思います。
又、明日も可愛い発見が楽しみです。
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