2019年3月27日 水曜日
何日も前からいえ何か月も前から、この日をとても楽しみにして先生達みんなでわくわくうきうきしながら準備をして待っていました。
今日は、“卒業おめでとうかい!!”今年の3月に小学校を卒業した卒園生達が久しぶりに三葉幼稚園に帰ってくる日です。お祝いしてくれているかのように空もまっ晴、心地良い最高の天候で六年生を迎えることができました。
次々と門を入ってくる卒園生は、もうすっかり大人びていて、本当に驚きました。遊具が懐かしくてブランコにとび乗ると、なんと頭がブランコの天上に届いてしまうのです。登り棒、つりかん、すべり台・・・思わず幼稚園時代にタイムスリップしたように笑顔で遊んでいました。「こ~んなに小さかったっけ!」と言って三輪車をこいでみたり、「図書館ができてすぐ卒園だったんだよね。お餅まきしたね~」Y君やR君が話しながら見上げてみたり、どの子の顔もキラキラと輝いていました。そして今日はなんと!83名の卒園生が集まってくれました!
自己紹介では、一人ひとりが中学校に入ってから頑張りたいと思っていることを一言ずつ話してくれました。「部活を頑張りたい!」と話す子が多く「ソフトテニス」「卓球」「野球」「サッカー」「吹奏楽」「ダンス」「バトミントン」・・・そして「勉強・漢字」「挨拶」を頑張るんだと希望に向かって話す卒園生たちを見て本当に頼もしく嬉しく思いました。
幼稚園の頃とってもやんちゃだった子も少しひかえめだけどしっかり者だった子も、どの子も皆、自分の道を見つけて歩き始めているんだなと感じました。初めに古森先生が「小学校を卒業して中学生になるというこの時期は大人が教えてくれること注意してくれることを面倒くさいうるさいな」と思う時があるかもしれない、だけど大人の社会ではそれぞれの仕事によって守らなければいけないルールがある。それを守らなければそこでの仕事は成り立たない。身だしなみだったり、挨拶をすることだったり、社会人になるまでに身に付けなければいけないことをこの時期に教えてくれる人のこと、先生、家族、反抗したくなるかもしれないけれど、言っていることは聞いておこうよ。今は、聞きたくなくてもきっとそのことを思い出す時が来るから。そして、楽しいことばかりじゃなくこれからはきっとつらいことや悲しいこと壁にぶつかる時も来ると思う。そんな時は、幼稚園に帰ってきたらいいよ。そうやって自分をとりもどした卒園生もいるんだよという話を皆、うなづきながら聞いていました。そんな姿を見ながらなんて素直な子達に育っているんだろうと嬉しくなりました。
さて、そんな六年生達とゲームをして楽しいひとときを過ごしました。幼稚園の頃の懐かしいじゃんけん列車!一人もはずれることなく長い長い列車ができ、その中での優勝はMちゃん!ちょっぴり遠慮しながらも堂々優勝でした。又、各グループで手を繋いでのフラフープ渡し!!これはグループのチームワークがとわれます!グループで知恵をだしこれぞ“仲間の輪”ゲームで盛り上がりました。幼稚園の頃の発表会のビデオを見ながらのおやつタイムはとても心地よい空間と時間となりました。こうやってふと小さい頃に遊んだこと、みんなで目標に向かってやり遂げたことを振り返る時間って本当に大切なことなのですね!楽しそうにビデオを見ながら、「わぁー〇〇ちゃん〇〇だったね!」と話す子達を見てそう思いました。
帰り際、お迎えに来られたT君のお母さんが、当時の卒園式で古森先生が話してくださった「何かあったら戻っておいで」の言葉にずっと支えられてきました。!何かつらい時は、戻る場所があるんだというだけで安心できるとおっしゃっていました。。又この日のために福岡からわざわざ来てくださったSさんご一家。そしてYちゃんは、園長先生にこんなお手紙をくれました。「字が上手だとほめられたこと。学校の授業で散歩の手話を見てもらってほめられたこと。小学校で6年間楽しく過ごせたのも三葉幼稚園のおかげです。もらったアルバム、文集、辞書、全部全部宝物です。三葉幼稚園の卒園生でで本当に良かったです。これからも学んだことを生かして中学校で頑張りたいです。という内容で読んだ先生たちは、皆目頭が熱くなりました。
私たちは、こうして保護者の方たち、卒園生、今の子どもたちから温かい心をもらって、又次の一歩を踏み出せるパワーとなっているのです。本当に私たちは幸せ者だと思います。
卒園性の皆さん、今日は帰ってきてくれて本当にありがとう!♪みんなのことは、変わらずいつも応援しています。
時々思い出したら帰ってきてくださいね ♪今日は本当にありがとう♪
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