2019年3月19日 火曜日
昨日、卒園式を終えた年長児達が自由登園日ということで、私服で登園してきました。私服でバスに乗り込んでくる年長児の姿を見て、ぱんだ組のHくんが「Yくん、かばんは?制服じゃなくていいん?」と不思議そうな顔で聞いていました。すると、きりん組のYくんは「昨日、卒園したけん、大丈夫なんよ!」と誇らしげに答えていました。又、年中・年少児も「明日はお母さんが幼稚園にくるんよ!」「〇〇組さんになりたいな!」と明日のお別れ会を楽しみにして会話を弾ませていました。
年少組、プレ年少組のクラスを覗いてみると、明日のお別れ会に向けて保育室の掃除をしていました。たんぽぽ組の子供達は手に新聞紙を持ち、椅子に上って「きれいになーれ!」と掛け声をかけながら一生懸命に掃除をしていました。ちゅうりっぷ組の子供達は床を拭いていましたが、片岡先生の「よーい、どん!」の合図に合わせて、ぞうきん掛けのリレーが始まり笑い声をあげて、楽しみながら床をぴかぴかにしていました。「新しい年少さんに、きれいなお部屋に来てもらえるね。」と満足げでした。年中児達は、明日のお別れ会で何やら楽しいことを考えているようで、部屋を飾ったりプログラムの練習をしたりしていました。ひつじ組のAくんは、河野先生とああでもない、こうでもないと、何かの表示の位置を色々と試していました。又、輪飾りを作ったり絵を描いて貼ったりして、部屋の飾り付けもしていました。どんな楽しいことがあるかは、明日のお楽しみです。
年長児は会議室に集まって踊りやゲームをしました。玉転がしは、クラス対抗で競い合い、勝ち負けを楽しみました。春の運動会で保護者と踊った“お祭りわっしょい!“の踊りは、「懐かしいね!」「踊り思い出したよ!」と友達とペアになって笑顔で踊っていました。降園前には、古森先生に来てもらって卒園式のアーチの前で写真を撮りました。みんなの合言葉は「また会おうね。」6月の同窓会で、またみんなが会えることを楽しみにしています。
2019年3月19日 火曜日
昨年10月に年中児が植えたちゅうりっぷが2本卒園を祝うかのように見事な花を咲かせ、一足早い春を迎えた今日、平成最後?の卒園式を行うことができました。1番乗りで幼稚園に来たきりん組のS君とT君が元気いっぱい「おはようございます」と挨拶をして、門を入ってきました。今年は園長が年長児の顔を思い浮かべながら卒園式で使う花やプランターの色まで選んで準備してくれていました。そんな素敵な花道の先には在園児や年中の先生達が準備してくれたアーチが青空に映えて、子供達を今か今かと待ち構えるかのように立っていました。幼稚園に一歩足を踏み入れると心の込もった会場で、どの子もどの保護者も素敵な笑顔になっていました。
各部屋では、子供達を迎えた担任が一人ひとりの胸にコサージュを付けていきました。今年の元気いっぱい笑顔いっぱいの自由奔放な子供達に似合うコサージュを探して、今までの卒園児とは違った赤い花のコサージュを選びました。赤いコサージュは制服に映えて子供の表情もとても素敵に見せてくれました。
今日の子供達はいつもと違う「特別な日」ということで、気分も高まっていましたが、入場待機中はどこか少し緊張した様子が一人ひとりの表情から伝わってきました。言葉の代表のN君は緊張から不安になっていたのに、A君やY君が気付いて、「代表やけん頑張れ!ちょっと歩いたら落ち着くんやない?」と励ましてくれ、N君の緊張がとけたようでした。友達同士で助け合えること、まさに「みんなは1人のために 1人はみんなのために」だなと思いました。
いよいよ開式です。先頭のT君とS君のかっこいい「用意はいいですか?」の言葉に「はいっ!」とかっこいい返事で答えた卒園児。「よし!今日は大丈夫だ!」と思いました。みんなともだちの曲で入場してくる子供達はみんな笑顔で堂々と輝いていました。ブカブカだった制服の丈も短くなっていて成長を感じました。
園長からの言葉では、今年の子にぴったりのクイズが出され、興味津々で話を聞いてクイズに答えていました。宮前小学校の教頭先生の前で約束した「頑張ること」どれも楽しんで取り組んでもらいたいなと思います。そして、小さい子に思いやりを持って優しくすること、みんなと分けっこすること等、園生活の中でたくさんのことを学び、成長してくれていたと思います。その気持ちはこれからも大切にしてほしいです。
今年はあいテレビの正岡さんからサプライズでメッセージビデオでお祝いの言葉をいただきました。園長も話していましたが、本当に今年の卒園児は自然に周りの人を元気に幸せにする力を持っているように思います。そしてそれは自分達にも運を運んできていて、たくさんの人に影響を与えていたように思います。わんぱくだけれどこんなにも心のかわいい素敵な子供達と過ごしてきた日々は、教師にとって最高の日々になりました。
三葉の保育は自由な環境の中で、クラス関係なく教師たちも子供達もどんどんかかわってたくさんの人からたくさんの刺激をもらってたくさんのことを学び、吸収し、成長してきました。たくさんの人の愛情に支えられて生きていること、そのことに感謝できる三葉っ子でいつづけて欲しいと思います。
保護者の皆様には、こんなに素敵な皆様の宝物「子供達」と大切な時期を過ごさせてもらえて、幸せで、本当に感謝しております。これから何かでつまずくことや困難に会うこともあるかも知れません。そんな時、三葉幼稚園で過ごした日々を思い出し、乗り越えてほしいと思います。明日は卒園児は自由登園日になっております。131人みんなに会えるのを楽しみにしています。
コメント (「合言葉は、また会おうね!」 らいおん組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)