2019年3月3日 日曜日
お遊戯会も終わり、久々の園庭で元気いっぱい遊びました。K君は、ひよこ前のテラスに幼稚園児が使うフラフープが置いてあるのを見てフラフープに興味を持ちました。最初は、フープだけ廻していましたが、少しずつコツが分かり、腰を廻して2回出来ていました。それを見ていたY君は、2本に挑戦していましたが、廻すことができず「あれ?」と首をかしげていました。それから何度も練習をしていましたが、フープをクルンと廻すだけで精一杯でした。
そこで保育教諭は、フラフープを下に置いて面白い遊びと、フラフープの道を作ってみました。Aちゃんは、中に入って歩いていました。「ジャンプしてみたら」と声をかけると、小さな声で「ジャンプ」と言いながら両足でジャンプしていました。それを見ていたT君は、フラフープを集めて、自分で道を作り始めました。そして、「けん・けん・パッ!!」と小さな声で言っていましたが、「けん」のところで片方を地面につけ、もう片方は小さくジャンプをしていましたが、満足するまで何回も繰り返しやってみていました。
一方、フープを腰で廻していたK君。今度はフラフープでできた道を「ジャンプして」など何も声をかけていないのに、自然にジャンプをしていました。迷うことなくひたすら飛び続けていました。ジャンプが終わると、小走りをしながらフープの中を何度もクルクル回っていました。
“廻す・中に入る”だけではなく並べたり・飛んだり・小走りなど、1つの物で数多くの遊びが出来るんだと思いました。たくさんの物を使うのではなく、“それで何が出来るのか”・“子どもたちに何が身に付いていくのか”それを意識しつつ、遊ぶ環境を考えていきたいと思いました。
コメント (「この遊び面白いね!!」 ひよこ組 上田由梨 はコメントを受け付けていません)