2019年2月14日 木曜日
今日は、年長児が久万スキーランドに雪遊びに行きました。昨日、クラスで「明日は雪遊びに行くよ!」と話をすると、子供達は「年中の時に乗った大きいバスに乗るん?」「明日、楽しみやな!」と話していました。昨年、年長児の雪遊びの出発を見送ろうと駐車場に行くと時間があったので、とても大きく照明がキラキラしたバスに乗せてもらったことをよく覚えていて、雪遊びに行けることを心待ちにしていたのでした。
そして、いよいよ今日大きくてきれいなバスに乗ってスキーランドに向けて出発しました。とべ動物園や砥部焼観光センターの横を通ると、去年の遠足のことや砥部焼の絵皿を描いたことを友達と楽しそうに会話していました。又、バスの中ではクイズ大会も始まりました。「山の道はどうしてぐねぐね曲がっているでしょう?」という問題に対して、「真っ直ぐ登ると坂が急で登れんけん。」「滑り台みたいに滑るけんくねくね登るんよ。」と子供達は頭をくるくると働かせて考えていました。どんどん山を登っていくと、木がたくさん倒れている山がありました。その木は杉の木で、その側に立っている杉の木を見ると、空高く真っ直ぐ伸びていました。久万高原町の杉の木は有名で、幼稚園の図書館に使われていることを園長に教えてもらい、新たな発見もありました。
久万スキーランドに着くと、小さな雪がチラチラと降っていましたが、今日は雪が少ないということで、人工雪をたくさん降らせてもらっていました。今朝の気温がマイナス1度で、とても気温が低く雪の周りはカチコチに凍っていました。園長から守らなければいけない約束事を話してもらい、雪遊びの始まりです。たっぷりの雪は表面が固まっていて、そり滑りではスピードが出過ぎ、足のブレーキがききにくい状態でした。しかし、そこは日頃から遊び込んでいる三葉っ子達です。足と体を使ってブレーキをかけ、スピードの調節をしながら、むしろその難易度の高さを楽しんで滑っていました。
昼食は、温かいうどんとおにぎりでした。どの子も温かいうどんとおにぎりを上手に食べていました。
昼食後も少しの時間ではありましたが、雪の坂をゴロゴロ転がって、最後まで雪遊びを満喫しました。帰りには、曲がりくねった坂道に合わせて右へ左へ揺れるバスの中で眠っていた子供達を見て、今日の雪遊びを精一杯楽しんだことが伝わってきました。
2019年2月13日 水曜日
今日は、航空写真の撮影がありました。保育園から幼稚園までの子どもたち全員で1つの大きな花になりました。たんぽぽ組の子どもたちは、小さいひよこ組さんを見守るように友だちと手をつないで輪になりました。空からブーンと音がすると一斉に手を振って笑顔の花が咲きました。どんな写真になったでしょう。楽しみです。
その後、戸外で遊んでいると、未就園児のこあらさんも元気よく出てきました。こあらさんはたんぽぽ組と同じ年齢なので、4月からは同じクラスになるかもしれないお友だちです。一緒にスワンに乗ったり、うさぎにえさをあげたりして遊びました。こあらさんは、砂場でスコップを使い穴を掘って遊び、たんぽぽ組はいろんなままごと道具を使いながらお家ごっこをしたり、焼き網とスプーンで音を鳴らして遊んだりしていました。
今日はこあら組さんはお弁当日です。お母さん手作りのお弁当を見て、お母さんを思い出して泣いているこあらさんを見て、たんぽぽ組も最初は泣いていたことを思い出しました。りんごの皮を市松模様にむいて入れたりケチャップごはんでアンパンマンの顔を作ったり「がんばっていってらっしゃい!」というお母さんのメッセージをいっぱいいっぱい感じました。たんぽぽ組には、年長のくま組のみんなが来てくれて、一緒にお弁当を食べました。くま組さんが来てくれたのには、きっかけがありました。
毎日、廃材遊びをするたんぽぽ組は、いつも廃材がなくなります。以前、SくんとHくんがくま組に行き、大きな袋をサンタさんのように持って帰ってきたことがありました。今日も、「くまぐみにいく」と言い始め空っぽの廃材入れの箱を持って、「これに入れてもらう」と言いながら運んでいきました。「はいざいください!」とみんなで声をそろえて言うと、「いいですよ」と廃材入れの箱ごとくれました。友だちと一緒に「よいしょよいしょ」と運び、1月に入ったばかりのⅯちゃんも間に入って運びました。それをくま組のⅯちゃんのお兄ちゃんは、「なかよしになったんだね」と見守りながらつぶやいていました。そんな出来事があり、一緒にお弁当を食べることになったのでした。となりに座ったくま組のお姉さんがゼリーのふたを開けてくれたり、巾着袋のひもをリボン結びしたりしてくれました。恥ずかしそうに「ありがとう」と言うたんぽぽさんを見て、うれしそうな顔のくま組さん、こんなかかわりっていいなあと教師もうれしくなりました。食後も歯みがきにつき添ってくれたり、片付けを忘れている子に声をかけて、手伝ってくれたりもうすぐ1年生の年長さんはかいがいしく世話をしてくれました。
そんな年長さんたちは、朝から卒園文集の表紙作りをしていました。もうすぐ卒園する年長さんと、そしてもうすぐ入園するこあらさんとたんぽぽ組の子どもたちが、いろんなかかわりをもつことができた一日でした。
2019年2月12日 火曜日
今日は、朝から肌寒く幼稚園のアヒルの乗り物には氷が張っていました。その氷を手にした子供達は、透き通る氷を見て「きれい!」「寒いけん氷できたんやね!」と口々に話していました。
又、発表会後の明けの園庭では、踊りの音楽がかかるといろんな学年の子供達が集まってきて踊り始めました。年中児の踊りを覚えて張り切って踊る年少児達を見ると、今年はたくさん他の学年の練習を見てきたことから自然に振りを覚えていたようでした。年中児のオペレッタがかかると、さくら組のR君は孫悟空になりきって楽しんで踊っていました。特に戦いのシーンには憧れていたようで、掛け声をかけながら演じていました。次に年少児の踊りの曲がかかると、年中児が「私達も覚えているよ!」と言わんばかりにかっこよく踊っていました。そんなお兄さんお姉さんが踊っている姿をひよこ組の子供達もじっと見たり一緒に体を動かしたりしていました。途中から、イスを出して観客席をつくると、交代しながら踊り、自分がイスに座っている時は手拍子をして場を盛り上げていました。
さくら組では、施設訪問の練習の際に発表会の踊りをかけると、オペレッタの子供達も踊りの子供達に負けないように腕をピーンと伸ばして元気いっぱい歌いながら踊っていました。それに気付いた踊りの子供達も負けじと張り切って踊っていました。
降園前には、みんなで手を繋いでピアノの音に合わせて歩き、ピアノがとまったら座ったりみんなで手を上にあげてとまったりするリトミック的な遊びをしました。みんなピアノの音を集中して聞いて、全員ができると顔を見合わせて「できたね!」と喜んでいました。残り一か月半ですが、子供達と一つでも多くの楽しさを共有できるよう、集団ゲーム等もどんどん取り入れていきたいと思います。
2019年2月11日 月曜日
保育室にカラー積み木を出していると幼児達が思い思いに並べたりつないだり重ねたりして遊び始めました。Kちゃんは長い積み木、中くらいの積み木、また長い積み木を交互に組み合わせました。するとちょうどいいところに友達がやって来て二人で長方形の積み木の上に向かい合って座りました。まるでそれはシーソーのようで笑い合って遊んでいる姿がとても可愛らしいと思うとともに遊びのなかで幼児達は様々な発想をし偶然それが科学的な体験となり発見していくのだと思いました。
また、Hちゃんは積み木を二つくっつけていたので道でも作っているのかな?と思ってみていると積み木の上に立ち、歌い始めました。どうやらステージのようです。するとどんどん友達が集まってきて積み木の上はあっという間に満員になっていました。そこで曲を流してみると大盛り上がりで楽しそうに歌ったり踊ったりしていました。鈴やマラカスも出してみるとさらに盛り上がり、各々が楽しそうに音を鳴らしていました。お遊戯会の日も近づいているので日頃の保育の中で歌ったり踊ったりすることを楽しみ、本番につなげられるといいなと思います。
また別の日、保育教諭がカラー積み木で囲いを作っていると「お風呂~!」と幼児達が嬉しそうに入ってきました。そしてその中にボールを入れるとボールプールが完成して友達と楽しそうにボールを投げあったり両手に抱えて集めたりと好きな遊びを楽しんでいました。
ただ一種類の遊び道具でもつなげたり重ねたり、形を変えることで何通りもの遊び方が生まれてくるのだなと思いました。幼児達の発想を大切にしながら楽しく遊べる環境を作っていけるようにしていきたいと思います。
2019年2月8日 金曜日
今日は待ちに待った生活発表会。松前総合文化センターの入り口でお母さんお父さん、家族に「頑張ってね。見てるからね!」と応援され子どもたちは着替えの部屋ににこにこでやって来ました。小さい子の中にはさみしくなったり、大きなホールに驚いたりして泣いてしまう子もいましたが来年、再来年立派な姿を見せるための大事な経験です。
プログラム1番は年中です。開演15分前にはステージに立って準備していた年中児たち。ステージを通るいろんな先生に声をかけてもらいました。園長にはこれまでの練習を振り返りオペレッタのそれぞれの役について、踊りをかっこよくするポイントを話してもらい子どもたちの目がきりっと変わりました。幕が上がるとたくさんのお客さんとまぶしいライトに圧倒されながらも大きな声で「はじめのことば」を言うことができました。今年初めて年中児が挑戦した手話歌。小さな手を一生懸命動かし、1つ1つの言葉を大切に歌いました。
「お江戸はカーニバル」の踊りはお祭り男、お祭り女になりきってリズム良く棒付きポンポンを振ることができました。みんな一人一人意識を持って頑張ることで全体がかっこよく美しく見えます。迫力のある演技にたくさん拍手をもらい喜んでいました。「オペレッタ西遊記」はあばれん坊の孫悟空、頭の賢い沙悟浄、食いしん坊で力持ちの猪八戒、強くてたくましい牛魔王、美しい羅刹女、それぞれの役について自分自身でイメージをふくらませ自由にのびのび表現しながら舞台上で大暴れ!!することができました。一人一人一生懸命動き、楽しんで演じる姿に「あんな大きな舞台で、たくさんのお客さんの前で…」と感動しました。今までの中で1番の出来です。あまりの暴れっぷり!や、時々交じる冗談のような台詞に会場のお客さんも笑顔になっていました。
プレ年少さん、生まれてまだたった3年の小さな体でかわいい姿を見せてくれました。会場に泣いて来た子も演技が始まると泣き止み、みんなと舞台に立てました。「歌 おうま、ごんべさんの赤ちゃん」で使ったひょうたんマラカスはSくんのおじいちゃんの手作りです。良い音がしてたんぽぽさんたちのお気に入りです。たくさんのお客さんを前にびっくりしてマラカスを持つのを忘れた友だちにYちゃんは「これ持ってね」と教えてあげていました。この幼い満三歳児が・・・と驚くやら感心するやら、とても嬉しくなりました。何度も言いますが生まれてたった3年!子どもの力、成長ってすごいですね。後半の赤コースの「オペレッタ 虫の音楽会」では始まる前にそれぞれの虫の楽器を紹介してくれました。おかげで練習よりもたくさん楽器を鳴らすことができました。みんな控え室に戻るときにはホカホカした満足そうな表情をしていました。
年少さんの歌「ゆげのあさ」は、まどみちおさんが作った唱歌です。今は走っていない汽車ポッポの絵を見たりお話を聞いたりしてイメージして歌うことができました。”♪ぽっぽっぽ”と歌う子どもたちの表情がかわいかったです。「あ~らもったいないや」では小道具を友達に渡したり、とんとんしゅっしゅと歌いながら踊ったり、どの子も楽しそうでした。リハーサルでは失敗してしまった移動も今日はできました!「踊り こうもりロックンロール」はぱたぱた腕を大きく振って踊る姿がかわいくて一生懸命さに心打たれました。
今年が最後の発表会の年長児。
ぞう組さんの劇「さんびきのこぶた」では、わらの家が”倒れない”ハプニングもありましたが、さすが年長さん。自分たちでどうにか対応することができました。みんな自分の台詞を今か今かと待ち構え、頭をくるくる働かせながら劇をすすめることができました。
くま組さんの劇「とんがりやまの大魔神」は最初のころ、なかなか自分たちで劇を進められず何度も壁にぶつかりましたが、今日はどの子も自分の役だけでなく、劇全体を楽しみながら演じることができました。表情や息遣いまで役になりきり、舞台袖に控えているときもノリノリで歌っていました。
らいおん組さんの劇「アリとキリギリス」。大きなアリの巣一つから始まった劇。虫の生態を調べたり、人との対話、自分の気持ちを自由に表現したりすることでたくさんの経験をしました。練習でなかなか素直に様々な表現をすることが難しかった子たちも自分の殻をやぶり、一生懸命台詞を言ったり動きを工夫したりすることができました。それぞれの役や場面で新しいヒーローが生まれました。前日に変わった動きや、前日に心をこめて作った道具もありましたが、ここまで舞台でできたことに感動しました。
きりん組さんの劇「きりん組の大冒険」。実は昨日までなかった新しい台詞が入った場面がありました!!たくさんのお客さんや照明のおかげで役に入り込んだのでしょうか!?そんなアドリブにも子どもたちは自然に対応することができていて教師たちは驚きました。きりん組の仲間全員で作り上げた劇。やる気が溢れてきていろんなハプニングもあったけれど、子どもたちの気持ちが伝わってきて胸が熱くなった教師たちです。
合奏・手話では子どもたちの懸命な姿に涙を流す保護者の方もたくさん見られました。♪ともだちはいいもんだ、みんなはひとりのために、ひとりはみんなのために。卒園まであと数十日、友達や仲間を大切にしていきたいです。
今年の発表会、みんなで頑張れば楽しい!お客さんにも喜んでもらえて嬉しい!良いことばっかりだったね!!と大満足の子どもたち。これまでの園生活の集大成となる姿を保護者の皆様にも見て頂きました。また感想を聞かせて頂けたら嬉しいです。今回の発表会、教師たちも子どもの様々な育ちや成長を意識しながら練習を進めました。発表会終了後、”あんなことも、こんなこともあった!!”と「楽しかった話」に花が咲きました。どの子も頑張った発表会。今日はたくさん褒めてあげてください。自信や満足感に満ちた子どもたちに火曜日会えるのを楽しみにしています。
2019年2月7日 木曜日
朝、登園してきた子どもたち数人が安定の端っこで上の方を見上げていました。その目線の先には、隣の建物の工事をしているクレーン車が高く伸び、その建物の上で作業している方がいました。子どもたちは幼稚園のいちょうの木よりも高く伸びたクレーン車に興味津々でした。しばらくしてふと見ると、少しでも高いところから見ようとジャングルジムに昇っている子ども達の姿が見られました。そして、「あんな高いところにおるよ」「怖くないんかな?」と楽しそうに話していました。発表会前日のゆったりとしたひと時を過ごしている子ども達を見て微笑ましく思いました。
明日は待ちに待った『生活発表会』です。今日は3階ホールで全プログラムの通し練習をしました。私達教師も今日一日、笑顔で子どもたちを盛り上げ、明日の本番に繋げようと心掛けました。練習前に園長から「今日が最後の練習です。明日に向けてがんばりましょう。」と励ましていただくと、スタンバイしていた年中さん達が一瞬で凛とした表情になりました。目の前には他学年の子ども達もお客さんとして座っています。これまでお互いの歌や演技や踊りを見合う事はありました。する方も観る方も今日の雰囲気は特別でした。ステージに立つ子ども達が一生懸命頑張っている表情や動きに観ている方はとても楽しく、終わる度にたくさんの拍手がありました。年少さんのオペレッタの時は張り切りすぎて大きな声で叫ぶ子もいましたが、そのくらい気持ちが入りこちらの期待以上に盛り上がっていました。今までじっくり観ることのなかった年長さんの劇が始まると、たんぽぽ組の子ども達は手作り衣装の飾りを見て「あのお花はたんぽぽかな?」と言ったり、手に持っていた楽器を指差して自分達の使っている同じ楽器に興味を持ち「いっしょだね」と言ったりして嬉しそうでした。お互いが刺激しあって発表会に向けてやる気満々です。
降園時、ちゅうりっぷ組でも「明日の発表会、がんばるぞー!!」とみんなで声を合わせて、とてもステキな笑顔を見せてくれました。
明日は子ども一人ひとりの頑張りを客席から応援した下さい。
今日のメニュー(赤コース)
胚芽米・チキン南蛮・大根と青菜の煮物・コールスローサラダ・バナナ
2019年2月6日 水曜日
今日は朝から雨が降っていましたが、三葉っ子達は雨でもおかまいなしで濡れないで遊べる所を探して遊んでいました。特に図書館下では、大勢の子達が包丁ままごとをしたり、泥団子作りなどをして遊んでいました。
発表会の日が近づくにつれて、「後何回練習できる?」「もうすぐで発表会よね」と子どもたちは、指折り数えて楽しみにしている様子でした。今日の練習は、昨日の練習でもっと良くなるようにアドバイスしてもらった所を中心に練習しました。年少の踊りは、目線をアドバイスしてもらったことで途中で気づいて目線を変えたり指先をしっかり伸ばしたりすることができていました。オペレッタの子ども達は、練習する毎に楽しくなっていて、おばけ役の子達は、表情もつけるようになってきました。
練習の後は、明後日の発表会に向けて子供達と一緒に衣装の準備をしていきました。「私、黄色の衣装だった」「僕は、青やったよ」などと、2回しか着ていないのに衣装の色を覚えて、子供達のドキドキ、ワクワクも高まっている様子でした。
昼食後は、屋外遊ぎ場で採れた伊予柑がデザートで差し入れられました。「前食べた時酸っぱかったから小さいのにする」と言っていたM君でしたが、「やっぱりおいしい〜」と言って、おかわりしていました。発表会の後の新鮮な伊予柑はその酸っぱさが心地よく食べると風邪も吹き飛んでいきそうでした。
発表会まで後1日、幼稚園全体で子ども達を盛り上げて発表会当日が楽しくなるようにしていきたいと思います。
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