2018年12月16日 日曜日
新聞紙やチラシで遊ぶことが好きな子ども達は、少し前にした遊びでも覚えていて保育教諭の動きをよく見ています。
YちゃんとKくんは、新聞紙を入れているカゴの場所をしっかりと覚えていて自分で好きな紙を選んで持ってきました。そして、少し月齢の高いYちゃんはその紙を丸めて遊び始めました。その様子を見たKくんも見様見真似で紙を丸めようとしていました。又、YくんとTくんもやってきて、それぞれが紙を出して遊び始め、どんどん新聞で遊ぶ子ども達が増えていきました。
破れて少し小さくなった新聞紙を見つけたSちゃん。持っていたぬいぐるみに軽く巻きつけると、タオルケットの代わりにして巻いて抱っこして世話をしていました。ぬいぐるみの背中をトントンと叩いて小さなお母さんのようです。
前に蛇腹折りにしたものを組み合わせて傘を作って遊んだことを覚えていたSちゃん達は、紙を持って来て「カサー!」と大きな声で言いながら作ってほしいとアピールしてきました。作ってもらうと見せ合ったり、傘のようにさしたりして嬉しそうに笑いながら部屋の中を歩いていました。一方では、蛇腹折りになっている紙を見つけたSちゃんは、簡単に広がったり縮んだりする様子が不思議だったのか何度も引っ張ったり離したりをくり返していました。そして、どんどんと楽しくなってきたのかニコニコ笑いながら集中して遊んでいました。Nちゃんは作品展の時に新聞紙に絵の具を使ってスタンプをしたのを思い出したのか、持っていたつみ木を何度も足元にあった新聞紙に押し付けては、形が残らないので不思議そうにしていました。
月齢の違いはありますが、新聞紙という一つの素材から子ども達が、自分たちなりに遊びを展開させたり、少し前にした遊びをしっかりと覚えていて行おうとしたりする姿が見られます。これからも子ども達の成長を見守っていきたいと思います。
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