2018年12月23日 日曜日
はやくも今年もあと数日となりました。ひよこ組の子ども達も毎日元気です。
天気の良い日は園庭やテラスに出て、おひさまからの太陽パワープレゼントで強い身体づくりをし、肌寒い日は室内遊びを楽しんでいます。
今日は室内で大好きなすべり台です。「片付けてーー」のかけ声がかかると次は何が出てくるのか、とても楽しみにしています。保育教諭がすべり台を運び始めると、直ぐに集まってきて「ワッショイ!ワッショイ!」と手伝ってくれます。
マジックテープをはずして組み立てる前には大集合でみんなで「大きな太鼓ドンドン、小さな太鼓トントントン」と歌いながらすべり台をトントンします。
はやく組み立ててと言わんばかりに目を輝かせています。
組立が終わると次々とすべり台に登っていきます。始めは上がる方向がバラバラで大騒ぎでしたが、上がり口の方向に大型ソフトブロックで道を作り、すべり台に繋ぐと何度か繰り返している内に1歳児達もルールが守れるようになりました。
道の途中で待っている保育教諭とじゃんけんをします。
「じゃんけんポン」ほとんどの子がグーですが、にこにこしながら手を出してきます。
H君はじゃんけんすると「あった~」と言って喜びます。「勝った」と言うことですが、いつもH君の勝ちになってしまいます。間違った方向から上がっている子に「あー」とか「ダメ」とか注意する子も出てきています。そして上まで上がると「バイバイ」と笑顔で手を振ってとても楽しそうに何度も繰り返していました。
今日は1歳児の部屋から事務所前のホールまで開放してカートに乗って遊びました。
カートは大好きでみんな早く自分の番がこないかなぁーと待っています。「かして」のポーズもここから覚えた子が多いです。1歳になったばかりのMちゃん、やっと歩き始めたところですが、カートに乗ってにこにこ笑っています。足を使ってバックすることを覚え嬉しそうです。始めは前進よりバックのほうが上手に出来るようです。月齢の高い男の子H君やM君は名ドライバーです。上手に方向転換をしたりブーブーと音真似をしたりしながら楽しんでいます。保育教諭が足トンネルを作ると喜んでくぐっていきます。M君が足で何度か蹴って勢いをつけたあと足を乗せて走っているのを見たSちゃん、足を上に乗せていましたが進まず困った顔をしていました。色々なことを本当によく見ていて真似っこの天才だなと感心させられます。何度も純粋に挑戦する事を子供たちから教えられます。
これからも小さな発見を大切に常に学び続けながら、子供たちと共に挑戦していきたいと思います。
2018年12月20日 木曜日
子供達は「おはよう!制服できたよー!」と元気いっぱい挨拶をして登園してきました。伝達もしっかりとできるようになり、2学期の成長を感じました。終園式では、園長が「鏡餅」の話をしてくれました。お日様やお月様のようにまん丸の鏡餅は良い事がいっぱいありますようにと「二十八」の日に飾ることを教えてくれました。ハの字は末広がりで頑張ったら良い事がいっぱいあるので、12月28日に飾るのだそうです。「二十九」の日は、苦しい「九」だから「二十八」なんだということも知りました。鏡餅の上のだいだいはみかんと違ってすっぱい味なんだけれど、おじいちゃん、おばあちゃんの代、お父さんとお母さんの代、子供の代、その次の子供の代と「代々続くように」という意味が込められています。今日、家に帰っておうちの方に教えてあげてねと言ってもらって帰った子供達からおうちの方に伝わっているといいなと思います。
又、冬休みの過ごし方も「イカのおすし」の歌と合わせながら話をすることで、子供達の頭の中にしっかりと残ったことと思います。短い休みではありますが、早寝早起き、三食しっかりと食べ、安全に楽しく過ごして3学期が迎えられるといいなと思います。
年を越す前に子供達と掃除をして綺麗になった部屋で、自分達で作った干し柿を1人1個ずついただきました。あんなに渋かった渋柿がお日様パワーを浴びてとても甘くなっていて、子供達は嬉しそうに食べていました。
きりん組の子供達は帰りは友達や先生に「良いお年を〜♪」と元気良く挨拶して帰っていきました。1月は行く、2月は逃げる、3月は去る、と言われるように3学期はあっという間に過ぎていきます。各学年締めくくりの時期です。クラスでの思い出作り等、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。
2018年12月19日 水曜日
園庭の真ん中から高く高く煙が上がるのを見ながら登園してきた子ども達は「今日、餅つきだね。」「いいにおいがする。(薪を燃やすにおい)」「お餅大好き。」とかまどの前で一度止まり、お米を蒸している様子を見て部屋にあがっていきました。一番につくのはお土産用のお餅で大人の手で仕上げていきます。その様子を2階テラスで見ていた子ども達から自然と「頑張れー。」「ぺったんぺったんぺったんこ。」と応援する声が聞こえてきました。
役員さんや保育の教材などを届けてくれる業者さんや運転手さんなどたくさんの人が手伝いに来て忙しく働いてくださっているもちつきの雰囲気を感じながら自分たちの出番にむけて準備していきました。
年長・年中は家から持ってきたエプロンと三角巾をキリっと身に付け、年少はスモックにカラー帽子を身に付け、しっかり手洗いうがいをして、次亜塩素酸水で消毒をして、準備万端で出番を待ち構えていました。いよいよ、子ども達の餅つきスタートです。
つく時は業者さんや運転手さんがきねでこねてつきやすくしてもらったお餅をぺったんぺったんついて仕上げをします。4人グループになり一人一本のきねを振り下ろして数をかぞえたり、「ぺったんぺったんぺったんこ。」と言いながらついたりとみんな笑顔でついていました。中にはきねにお餅がくっついて伸びて「おっとっと。」という場面もありましたが、自分達がついたお餅がうちあげられると「おー。」と歓声をあげていました。
丸めるところでは部屋に入る前にもう一度次亜塩素酸水で消毒をして机の周りにスタンバイをしました。スタンバイした子どもの前にちぎったおもちをポイポイと転がってきていよいよ丸めるのがスタートです。まずは餅とり粉かきな粉で手のひらにお化粧をしてお餅を手に取ります。そして、園長から「泥団子作りは得意だよね。泥団子と同じようにコロコロしてまん丸にするよ。」と声を掛けてくれ、「せーの」で「コロコロコロコロ」と丸め「ストップ」で手を開ける。これを2回3回繰り返すのですが手を開ける度にどんどん丸くなり、その度に友達や先生と見比べていました。最後は手のひらで「ぺったん・ぺったん・ぺったんこ」とお餅つきをしてお月さまのようなおいしそうなお餅ができあがりました。
そして、待ちに待った食事の時間、雑煮には赤と白のお餅2つ、芋もちとよもぎもちがひとつずつありあんこ付きでお皿に乗って出てきました。あんこは園長の特製です。味はもちろんとっても「おいしー!」と子ども達が大喜び!色々なことを感じることができたお餅つきになりました。
2018年12月18日 火曜日
今日、戸外では朝からフラフープをしている子供達がたくさんいました。運動会で年中児がしたのを見ていて、今年少児とたんぽぽ組の中でブームになっています。見て体の動きを真似することで、あんな小さな体でも回せるようになるんだなぁと感心しました。異年齢児が混じって遊んでいることで自然と見て学べる環境は素敵だと思いました。
もうすぐ2学期も終わります。年少児も群れて遊ぶ姿がたくさんみられるようになってきています。さくら組の子供達はアスレチックのところに順番に並んでじゃんけんをし、勝った人が上にのぼって次の人とじゃんけんをするというルールを決めて遊んでいました。途中から入ってきた友達にもルールを伝え、又じゃんけんが分かっていなかった子供も、遊びを通して理解して楽しむ姿がみられました。
たくさん遊んで部屋に戻って数分後、きりん組の子供達が「さくら組さん、砂場のとこの上に袋があるよ!」と大声で呼びに来ました。その勢いに「何?」と目を輝かせてさくら組の子も急いで戸外に出ていきました。戸外に出ると、砂場の藤棚の上に大きな白い袋が・・・!!でも、みんなはもうプレゼントをもらっています。「サンタさんの落とし物かも?そうなら警察に届けないと!」と園長が言うと、袋の中にぱんだ組と書かれたプレゼントが入っていることに目ざとく気付いた子供達の様子にこっそり袋をあけてみることになりました。その手紙には「幼稚園のお友達へ、みんなで仲良く使ってね」と書いてあり、幼稚園でみんなで仲良く使う約束が書いてありました。そして、一つずつ袋の中からプレゼントを取り出して園長がクラス名を言ってくれると今か今かと待っているさくら組は年少の中で最後だったので、「さくら組にもちょうだい!」と心配そうな子供がたくさんいました。そして、ついに組名を呼ばれた時は、とびあがって嬉しそうに空に向かって「ありがとう!」とお礼を言っていました。
昼食後、今日サンタさんからもらったおすしカードを使ってみんなで遊びました。サンタさんとのお約束を守って交代で遊ぶことができていました。これからも大切に使っていきたいです。
2018年12月17日 月曜日
今朝は前日の雨の影響もあってとても肌寒い一日となりました。
今日は、明後日あるもちつきに向けて年長さん達がもち米を洗って準備してくれていました。お米を洗う前に、古森先生からお話をしていただきました。今年自分達が植えて収穫したお米ともち米の色の違いを教えてもらいと「ホントやめっちゃ白い」「真っ白や」などと声が聞こえてきました。古森先生が実際に4回ほど洗って見せると、とぎ汁がだんだんと透明に近くなっていくと「だんだん白くないなってきた」「お風呂に入ったみたい」と濁りがなくなっていく様子を目を輝かせながら見ていました。
話を聞き終わったあと実際に自分達もしていきました。話の中でとぎ汁を捨てる時に少しずつ流していくと、手を添えないで出来ることを教えてもらっていたので子ども達も手を添えずにしていました。もち米が落ちないように少しずつ流していっている顔は真剣で待っていると違い近くのお友達と話などもなく洗っていました。2回目、3回目と洗っていくうちに子ども達も慣れていってだんだんと大胆になっていき、もち米をこぼしてしまっている子ども達もいましたが、緊張しきった顔から笑顔も見られるようになっていきました。19日のもちつきを子ども達と楽しみたいと思います。
お昼から「シェイクアウトえひめ(県民総ぐるみ地震防災訓練)」に参加しました。防災訓練の放送が鳴っても、今まで訓練をしているので静かに聞いて落ち着いて行動出来ていました。地震の際の安全確保行動の「低く、頭を守り、動かない」を今後も徹底していきたいと思います。
今日の給食はカレーまん、にくだんごスープ、リンゴ、牛乳でした。
2018年12月16日 日曜日
新聞紙やチラシで遊ぶことが好きな子ども達は、少し前にした遊びでも覚えていて保育教諭の動きをよく見ています。
YちゃんとKくんは、新聞紙を入れているカゴの場所をしっかりと覚えていて自分で好きな紙を選んで持ってきました。そして、少し月齢の高いYちゃんはその紙を丸めて遊び始めました。その様子を見たKくんも見様見真似で紙を丸めようとしていました。又、YくんとTくんもやってきて、それぞれが紙を出して遊び始め、どんどん新聞で遊ぶ子ども達が増えていきました。
破れて少し小さくなった新聞紙を見つけたSちゃん。持っていたぬいぐるみに軽く巻きつけると、タオルケットの代わりにして巻いて抱っこして世話をしていました。ぬいぐるみの背中をトントンと叩いて小さなお母さんのようです。
前に蛇腹折りにしたものを組み合わせて傘を作って遊んだことを覚えていたSちゃん達は、紙を持って来て「カサー!」と大きな声で言いながら作ってほしいとアピールしてきました。作ってもらうと見せ合ったり、傘のようにさしたりして嬉しそうに笑いながら部屋の中を歩いていました。一方では、蛇腹折りになっている紙を見つけたSちゃんは、簡単に広がったり縮んだりする様子が不思議だったのか何度も引っ張ったり離したりをくり返していました。そして、どんどんと楽しくなってきたのかニコニコ笑いながら集中して遊んでいました。Nちゃんは作品展の時に新聞紙に絵の具を使ってスタンプをしたのを思い出したのか、持っていたつみ木を何度も足元にあった新聞紙に押し付けては、形が残らないので不思議そうにしていました。
月齢の違いはありますが、新聞紙という一つの素材から子ども達が、自分たちなりに遊びを展開させたり、少し前にした遊びをしっかりと覚えていて行おうとしたりする姿が見られます。これからも子ども達の成長を見守っていきたいと思います。
2018年12月14日 金曜日
今日は、お楽しみ会!子ども達は朝から「今日は、サンタさんが来るんよね」「今日は、お楽しみ会だね!」とワクワクドキドキしながら登園してくる姿が見られました。
9時50分、順次クラスごとにホールに入ってきました。
古森先生が「心のプレゼントのこと」「座ってみること」等を話してくださると、ステージの中から素敵なハンドベルの音が聞こえてきて、そのまま静かに幕が開くと聞き入っていました。次は楽器の演奏です。楽器は子ども達が知っている物がほとんどでした。「鍵盤ハーモニカ」「木琴」「鈴」「タンバリン」と次々に言い当てていました。演奏が始まり、みんなが知っている曲が聞こえてくると一緒に歌い始め、みんなが一つになっていました。
次は、もう一つの心のプレゼント「うさぎのましろ」が出てくる劇です。ましろはサンタさんから2つのプレゼントをもらおう全身に墨を塗って「まくろ」になって、サンタさんからもう一つ木の種をもらいました。ところがましろに戻ろうとしましたが、その方法が分かりません。会場の子ども達が「お風呂に入ったらいいんだよ」と言うと、ましろが「森にはそんなものはないんだよ」と答え、仕方なく「まくろ」のままあきらめて、サンタさんからもらった2つ目のプレゼントの種を土に埋めることにしました。「雪がいっぱいで 土が見えないよ」「冷たいよ」と挫折しそうになると、子ども達が「がんばれ!」と応援してくれて、最後まで頑張ったましろは、いつの間にかましろに戻っていました。そして1年後ましろが植えたクリスマスの木は育って、プレゼントの実をつけました。それを見た子ども達の方からは拍手が起こりました。前列の子どもは、「立ったら見えないから座って」と言われながらも、夢中になって立ってしまう程見入っていたいました。
その後、電気がチカチカして本物のサンタさんの登場です。河野先生のニセ物のサンタさんではなく、本物のサンタさんだと分かると拍手がいっぱい起こりました。サンタさんへの質問タイムでは、「どうしてサンタクロースと呼ばれているのですか?」「どうやってプレゼントを作るのですか?」「みんなの欲しいプレゼントがどうして分かるのですか?」「どうやってプレゼントを配るのですか?」等の質問に、濱本先生やピーター先生の通訳を通して答えてくださいました。そのお礼に子ども達の方からは、「赤鼻のトナカイ」等の歌のプレゼントをすると、「イエーイ!!」とサンタさんは喜んでくださいました。
そしてホールの電気が消えて、みんなが眠っている間に帰っていったサンタさん。先生が窓の外を見て、サンタさんが「小さくなっていった」ことを教えてもらい、部屋に戻るとプレゼントが届いていました。いい子の所に届くプレゼント。自分のプレゼントを見つけた良い子達は、プレゼントを手にテラスに出て、サンタさんが帰っていった山の方を見ながら「ありがとう」と元気いっぱいお礼を言っていました。
ひよこ組でも給食の前、お楽しみ会に参加した年長児が、ひよこ組にもプレゼントがあるかどうか心配して見に来てくれました。そして部屋中を探して、部屋の隅に隠してあったプレゼントを見つけて、みんなで「やったー」と大きな声で喜んでいました。そのプレゼントは、年長児が一人ひとり配ってくれました。1,2歳児なので何事かとしばらく呆然と見ていましたが、お兄さん、お姉さん達の雰囲気に刺激されてテラスに飛び出していきました。そして誰からともなくお兄さん、お姉さんの指差す方向に何かあるらしいと目で追っていました。そしてプレゼントを持ったひよこ組の幼児達は「ありがとう」と大きな声でお礼を言っていました。
今日の昼食は、クリスマスメニュー!そのおいしそうなごちそうを見て、「わぁー」と嬉しそうにお皿をもらっていました。もちろんお皿にはケーキものっていました。「おいしい!お代わり」とピラフやスバゲティを何度もお代わりしていました。
サンタさんから頂いたプレゼントと、心に温かいプレゼントを頂いて、子ども達は笑顔で帰っていきました。
今日はお話をいっぱい聞いてあげてください。
本物のサンタさん、今日はありがとうございました。
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