幼稚園の日記(ブログ)

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2018年10月29日 月曜日

最近、朝晩と寒くなってきましたが、今日も日中はとても天気が良く戸外で遊ぶには過ごしやすい1日でした。

今日、園庭には先週に引き続きお絵描きコーナーがあり、各学年刺激し合いながら絵を描いている姿が見られました。

また、先週年長児は稲刈り に行ったことから、お米が出来るまでの過程を子ども達に知ってもらうために、稲をお箸で挟んでお米を取る脱殻、すり鉢にお米を入れボールで擦っていくもみすりを子ども達がしていました。機械が無くても身近な物でこのような体験が出来るのも三葉ならではないかと思います。初めて経験する年少児は年長児に教わりながら、一粒一粒大事にお米を拾っていました。そして、お米を取った後のわらは子ども達のアイディアで色々な物に変身していきました。昔の人はお米だけではなく、わらも大事にし、生活に役立てていました。園長先生に縄のない方を教えてもらった年長児はやり方をすぐに覚えなっていきます。そして、出来上がった縄は縄跳び用の縄にして友達と跳んでみたり、輪にして落ち葉を飾りつけ冠にしたりして嬉しそうに見せ合ったりしていました。中には園長先生に教えてもらいながらわらぞうり作りに挑戦している子もいて驚かされました。生活の知恵を遊びに生かしていく三葉っ子はさすがだなと感心しました。

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また、今日年長児は屋外遊ぎ場にみかんを獲りに行きました。みかんを獲れると聞いた子供達は大喜びで屋外遊ぎ場に行きました。行ってみると、工事中で緑にフェンスに囲まれているみかん畑の中に1本だけ実が黄色く色づき、実が鈴なりになっている木がありました。園長がまず1個獲って味見をすると、子供達からは「ずるいー!」と声が上がりましたが、園長の顔は笑顔になると甘いことが分かり、「食べたいー!」と大騒ぎでした!そして、みかん山の中腹あたりにも、少し色付いていた大きいみかんがあったので、2つの味比べをしてみることにしました。みかんを獲る時はちぎって皮が残ると、次に実がならないことを教えてもらって、実を回しながら獲ることや皮が残ってしまった時には、先生にハサミで切ってもらって、次の実がなるようにすることを教わりました。そして、大喜びでみかんを一人2個ずつ獲り、2つの味比べをしました。やはり、実は大きいけれどあまり陽が当たっていない所のみかんは甘みが少なく、陽がたくさん当たっている所の小さいみかんは、とても甘くてみんな笑顔で食べていました。

年少さん、たんぽぽ組さんにお土産を1つずつ獲り帰ろうとしていると、園長が先頭になってみかん山の探検が始まりました。みかんの木を横目に険しい道を進んでいくと、桃の木やぶどう畑が見えてきて、次は桃やぶどうの収穫もしてみたいと期待を膨らませながら、更に上へと登っていきました。頂上付近から下を見下ろすと、屋外遊ぎ場で遊んでいるぴよぴよ組の子供達が、蟻のように小さく見えました。子供達は大きく手を振り、「やっほー!」と呼び掛けていました。又、遠くには海も見えて、遠くの景色がきれいで子供達はみかんの収穫とみかん山の探検を存分に楽しんだのでした。

獲ってきたみかんは帰ってくると年少さんとたんぽぽさんに「お土産だよ!」と届けました。たんぽぽ組は一人一個ずつはなかったので、子ども達に「どうする?」と聞いてみると「分けっこする」と返事が返ってきました。どんぐりマンの踊りの時みたいに2人組になって半分こして食べると「美味しいー!」と言ってみんな満面の笑顔になりました。みんなで食べたみかんはとても甘くてあっという間になくなってしまいました。

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今日の給食のメニューは、具沢山焼きそば、野菜のドレッシング和え、りんご、牛乳でした。

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