2018年10月10日 水曜日
今日は登園すると、パラパラと小雨が降り出し、「外では遊べないかな」と子どもたちと悩んでいると「雨なんか降ってなーい!」と年長さんが飛び出していきました。すると不思議なことに少しずつ雨がやみ始め遊べるようになりました。雨にも負けない子どもたちは、どこでどんな遊びをしようかワクワクしていました。体を動かすのが大好きなYちゃんが登り縄にとびついてブランコのようにしてゆれていました。同じクラスのHちゃんがじっと見ていて「教えて!」というと、「いいよ!」と元気よくYちゃんが答えました。縄の結び方から一生懸命に教えようとするYちゃんと何回も聞きながら試していたHちゃん、やっと成功して嬉しそうなHちゃんを、笑顔で嬉しそうに見ているYちゃんにこちらまであたたかい気持ちになりました。隣の砂場では、たんぽぽさん、すみれさん、りすさん、くまさん等学年が違ういろんなカラー帽子の子どもたちが流しそうめんを作るために役割を分担してせっせと働いていました。又、さくらぐみの子どもたちは透明なパイプにまつぼっくりを落とし、通るのを楽しんだり、落ちるときの音を聞いたりしていました。雨上がりのとっても楽しい発見に出会うことができました。
年長さんは、今日手話教室がありました。年中さん、年少さん、プレ年少さんにも教えられるように山中先生の手の動きを、しっかりと見ながら「てのひらをたいように」のところはぐっと手と腕を伸ばし、顔も空に向け、真剣な表情で教わっていました。子どもたちが「歌う」「悲しい」「笑う」「嬉しい」いろいろな表情の手話をとっさに言われても、すぐに聞いて反応する様子を見ることができました。お部屋に帰ると、「みんなに手話教えてあげないと!」と少しかっこいい年長さんに変身していました。
かっこよく変身しつつある年長さんは、鼓笛隊の練習でもかっこいいところを見せてくれました。今まで先生がずっとついていたところも、子どもたちだけで合わせようとしていたり、困っている友達に声をかけていたりと毎日一人ひとり楽器や旗、ポンポン等を持ち、しんどい練習をしてきたからこそ成長しているんだなとすごく感じました。古森先生にこうしたらもっとかっこよくなるよと声をかけてもらうと、子どもたちはその場で教わったように動くことができており、運動会に向けて、子どもたちの本気を感じることができました。いつもと違う年長さんに年中さんも2階のテラスからじっーと見ていて、これからもっとかっこよくなるのをみんなが楽しみにしています。
今日のお昼は、家庭からのお弁当でした。子どもたちは、一週間に一日だけのお弁当がとっても嬉しそうで、友達と見せ合いっこしたり、「おいしいおいしい」と顔を見合ったり、笑顔でぺろりと最後までキレイに食べていました。子どもたちにとってはお母さんの温かさをしっかりと確認できる嬉しい日になっています。
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