2018年10月1日 月曜日
昨日の台風も過ぎ去り秋晴れの朝となりました。
登園して来た子ども達は「台風の風すごかったね」「雨もいっぱい降ったね」など、昨日の台風の話をしている姿がありました。台風の影響でイチョウの木が折れているのに気づいたたんぽぽ組のAちゃんはかばんを背負ったまま駆け寄り「よしよし」と木をさすってあげていました。また、年中組の男の子達は「元に戻してあげよう」と折れた箇所を探していました。そんな三葉っ子達の優しさを感じると同時に台風の怖さ、自然の厳しさを改めて実感しました。
今朝の三葉幼稚園の園庭は昨日の雨風で葉や銀杏がたくさん落ちていました。その状況に慌てた教師達は運動会の練習もあると思い、落ち葉や銀杏を集めて掃除を始めてしまいました。その様子を見た園長が「台風でどのようになったか、自然が与えてくれた厳しさを見せてあげるべき」と指導されました。園長の言葉と子ども達の姿を見て環境による教育のチャンスを逃してしまったと反省しました。滑り台の周りには、松の木や枝が折れておりひまわり組の男の子は「これがまつぼっくりの葉っぱかぁ」「チクチクして痛いね」などと枯れていないまだ青々としている松を触って感触を確かめていました。
また隣接する敷地にも折れた松やまつぼっくり、銀杏が落ちているのを見つけた園長が子ども達を連れて掃除に行き、緑のまつぼっくりが付いたまま折れてしまったまつぼっくりを拾って帰りました。ひつじ組さんが「まつぼっくりがたいふうでとんでしまったよ」と一生懸命に字を書いて掲示してくれました。自然は人間が生きていく上でなくてはならないものですが時に脅威をもたらします。それを学ぶ良い機会を逃さぬよう日々保育にあたらないといけないと深く考えさせられた一日となりました。
今日の給食はカレーピラフ、豆乳シチュー、オニオンサラダ、バナナでした。
コメント (「台風は爪痕をのこして、、、」 竹本 茜 はコメントを受け付けていません)