2018年9月2日 日曜日
最近、ひよこ組の部屋では絵本に興味を持つ子が増えてきて好きな絵本を持ってきて、一人で見たり友達と頭を寄せ合って見たりしている姿が見られます。登園してきたN君は虫の図鑑を持ってきて、嬉しそうに見ていました。すると、N君の側を通りかかったF君は立ち止まって上から覗き込みました。その様子を見ていると、いつも仲良く遊んでいた子が、興味が一緒の子と会話などで距離を少しずつ縮めていって、新たな関わりが生まれていくんだと思いました。そこでN君たちの側に行き、虫クイズをしてみました。絵本を閉じて、虫の絵を見て答えるクイズです。「この虫さんは誰でしょう?」と、カブトムシのページを開くとN君は「カブトムシ」F君は、「クワガタ」K君はN君と同じく「カブトムシ」と大きな声で答えていました。図鑑を一緒に見ることで共通の話題が生まれたり、好きなことを共有したりすることができて、とてもよいことだと思いました。
違う場所では子どもたちが読み聞かせをしていました。Kちゃんは、Mちゃんに・K君に・見えるように絵本を開きMちゃんは「これは」と指をさして、動物の名前を言い、K君は真剣にそれを見ていました。読み終わると、Kちゃんが「ありがとうございました」と言って絵本を閉じました。普段、保育教諭が絵本を読み終わると「ありがとうございました」とお礼を言います。Kちゃんは普段の生活の流れを覚えていたのです。
また一方、違う場所ではSちゃんたちが踏み切りの絵が描かれた絵本を見ていました。踏み切りの中に誰がやってくるのかという絵本です。踏み切りをお化けや豚さんが通っていて「これは・・・」と教えている姿が見られました。自分たちでクイズを出し合い、時々、イスを出して座って歌を歌い、そして絵本を見て友達との関わりを夢中になって楽しんでいました。
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