2018年9月3日 月曜日
朝晩は涼しくなり少し秋の気候も感じられます。先週金曜日に始園式を終え、今日から本格的に2学期がスタートしました。たんぽぽ組には新しい仲間が増えて、園庭にはたくさんのたんぽぽ帽子があふれていました。たんぽぽさんの9月から入園した子ども達は”ドキドキワクワク”で登園し三輪車や、ままごと、砂場でクラスの友達や先生たちと楽しく遊んでいました。たんぽぽ組さんは幼稚園にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる子も多く、弟や妹の手を引いて三輪車の後ろに乗せたり、砂場で山を作ったりして遊んでいました。かつて自分が小さいときにお兄ちゃん、お姉ちゃんにしてもらったように靴箱の場所や幼稚園のルールを教えてあげようという気持ちがうかがえる一場面でした。
園庭の真ん中では、フラフープを”まわせまわせ”の曲に合わせて一生懸命回していました。1つだけでなく2つ3つとどんどん数を増やしていきながら楽しんでいる子もいました。まわせまわせの曲がかかると、年中児だけでなく年長児も回し始め、預かりの子は一度踊ったことがある子ばかりで、すごく楽しそうに踊っていました。陽が出て少し暑くなった頃、教師がホースを持ち出し水を飛ばすと子ども達は水しぶきに向かって一目散に走りだしました。全身に水を浴びながら大喜びで走り回っていました。
水で楽しんだ後、部屋へ戻り、敬老の日の絵を描きました。教師から「みんなはおじいちゃんやおばあちゃんとなにした?」と聞かれると、「いちご狩りに行った!」「ブドウ狩りに行った!」「レオマワールドに行った!」などと、それぞれ思い出して話してくれました。うさぎ組のI君は「将棋をした!」と言っていて、教師も子どももビックリ!!上手に将棋の板や駒を描いていました。絵の中に王という字を見つけたので「これが王将?」と聞くと「そう!それで、これが、、、、、」と一つ一つ詳しく教えてくれました。ほかの子ども達も描いた絵を教師に見せながら「これがおじいちゃんでこれがおばあちゃん!」や「これはね、じいじとばあばとちょうちょをとりにいったところ」「じいちゃんとばあちゃんと家族みんなでお昼寝しよるところ」などたくさんのお話をしてくれました。明日も子ども達におじいちゃん、おばあちゃんへの温かい気持ちを聞きながら伸び伸びと絵が描けるようにしていきたいです。
今日の給食は、胚芽米、豚汁、野菜と春雨の和え物、リンゴです。
2018年9月2日 日曜日
最近、ひよこ組の部屋では絵本に興味を持つ子が増えてきて好きな絵本を持ってきて、一人で見たり友達と頭を寄せ合って見たりしている姿が見られます。登園してきたN君は虫の図鑑を持ってきて、嬉しそうに見ていました。すると、N君の側を通りかかったF君は立ち止まって上から覗き込みました。その様子を見ていると、いつも仲良く遊んでいた子が、興味が一緒の子と会話などで距離を少しずつ縮めていって、新たな関わりが生まれていくんだと思いました。そこでN君たちの側に行き、虫クイズをしてみました。絵本を閉じて、虫の絵を見て答えるクイズです。「この虫さんは誰でしょう?」と、カブトムシのページを開くとN君は「カブトムシ」F君は、「クワガタ」K君はN君と同じく「カブトムシ」と大きな声で答えていました。図鑑を一緒に見ることで共通の話題が生まれたり、好きなことを共有したりすることができて、とてもよいことだと思いました。
違う場所では子どもたちが読み聞かせをしていました。Kちゃんは、Mちゃんに・K君に・見えるように絵本を開きMちゃんは「これは」と指をさして、動物の名前を言い、K君は真剣にそれを見ていました。読み終わると、Kちゃんが「ありがとうございました」と言って絵本を閉じました。普段、保育教諭が絵本を読み終わると「ありがとうございました」とお礼を言います。Kちゃんは普段の生活の流れを覚えていたのです。
また一方、違う場所ではSちゃんたちが踏み切りの絵が描かれた絵本を見ていました。踏み切りの中に誰がやってくるのかという絵本です。踏み切りをお化けや豚さんが通っていて「これは・・・」と教えている姿が見られました。自分たちでクイズを出し合い、時々、イスを出して座って歌を歌い、そして絵本を見て友達との関わりを夢中になって楽しんでいました。
コメント (「たんぽぽ組さん、ようこそ三葉幼稚園へ!」 うさぎ組 西川友理 はコメントを受け付けていません)