2018年7月1日 日曜日
ソフトブロックが好きな幼児達はブロックを見つけると思い思いに集中して作り始めます。Nちゃんはブロックを正方形のようにつなげ始めました。「おうち」と言いながら作っていたのでしばらく様子を見ていると初めに作った正方形の土台の周りに壁をつけ始めました。ブロックが上手くはまらないと次々ブロックの形を変えてみるなど試行錯誤しながら素敵なおうちが完成していました。おうちが完成すると人形を家の中に入れて遊んでいたのですが人形を家に入れる時は左端に壁として立っていたブロックを倒して入れ、そのブロックをまた同じ位置に戻していました。どうやらそこは玄関だったようでその発想がとても面白いなと思いました。
また、Mくんはブロックを長くつなぎ「見て!」と言うと車のおもちゃを持ってきて得意気にソフトブロックで作った道の上を走らせていました。すると車のおもちゃで遊んでいたAちゃんも車をMくんが作った道の上を走らせてみたくなりやって来て二人仲良く車を走らせて遊んでいました。Mくんが道を作っている様子を見ていたKちゃんは真似してソフトブロックで道を作り始めました。そして道が完成すると車ではなく小さな犬の人形を楽しそうに歩かせて遊んでいました。
1歳児でもしっかり作りたい物をイメージしてそれに合うブロックを探し、集中して作品を作っている姿に驚かさせられました。また、大人では思いつかないような面白い発想が出来る幼児達を見ていると学ぶことがたくさんあります。友達が作っている物に興味を持ったり、自分も作りたいと思ったり遊びを通して刺激しあい、友達とかかわって遊ぶことができるようになります。ソフトブロックというおもちゃ1つから様々な遊びが見られます。大人のイメージや意見を押し付けず、幼児一人ひとりの遊びやイメージを大切にできる保育教諭でありたいと思います。
コメント (「色々な物が作れるね」 ひよこ組 中野佑衣 はコメントを受け付けていません)