2018年7月3日 火曜日
今日は雨も降っていましたが、その天気にも負けない元気で明るいきりん組とくま組の子どもたちが高島屋で行われた「ちびっこ七夕まつり」に参加しました。子どもたちは前日から、会議室で行った練習で年中・年少さんをお客さんに招き、見てもらい「かっこいい!がんばってね!」と声をかけてもらったり、みんなが作った飾りを託されたりしたことで気合が入っていました。登園し、自分で作った自分だけの髪飾りをつけると「こうじゃない、もっとこう!」としっかりと自分でこだわりを持ち、かっこいい年長さんに変身していました。
出発の準備ができると、子どもたちは古森先生のお話を聞き、約束を交わしました。今日のきりん組とくま組の子どもたちの目はすごくキラキラしていて、体操座りをしている背中もピーンと糸が張られているように伸びていました。古森先生との約束として「お話をしっかり聞くこと」「すぐに話を聞いて並ぶこと」「誰にでも自分から元気な挨拶をすること」をひとつひとつに大きな返事をしながらうなずき、「古森先生がいなくてもできる?」と聞かれると「できる!!」と力強く答えていました。その様子を見ていたひつじ組さんから飾りを受け取り、「きれいに見えるところに飾ってね」と頼まれると「きれいに見えるところに絶対飾ってくるね!」と子ども同士で堅い約束を交わしたことで、三つ葉幼稚園の代表で行くこと、みんなに飾りを任せられ期待されていることを自覚し出発することができ、縦のつながりの強さに改めてすごいなと感じました。
出発したバスの中では、古森先生との約束を思い出しながら「おはようございますって自分から言う!」と言っているだけでなく「”おねがいします”も”ありがとうございます”も”さようなら”もいわないかん!」と自分で考えて言っている姿も見られました。一番先についた子どもたちは、高島屋の方だけでなく、後から入ってきたい他園の子どもたちにも見かけるとすぐに挨拶をし、かっこよく体操座りができていました。七夕さまのお話が始まると大きなパネルシアターを食いつくように真剣に見ていて、「お父さんが来るかな、緊張しちゃう。」と口にする子もいたり「アイスクリームの歌きれいに歌う」と言っている子もいてやる気十分な子どもたちでした。きらきらぼし・アイスクリームの歌の合唱や七夕の合奏、手話どれも前を向いて堂々とやり遂げることができました。
帰るときには約束をしっかり守れていたことを自分たちで古森先生に伝えることを楽しみにしていたり、一人ひとりにここは今日一番上手にできたと誇らしげに言えるところがあったりして、今日ちびっこ七夕まつりに参加したことで年長として一歩成長できたと思いました。これからどんどんとかっこよくなっていく姿が見られることが楽しみです。
2018年7月2日 月曜日
今日は1段と暑い1日になりましたが子ども達は元気に登園すると、園庭に出て砂場や乗り物、水遊びとしたいことを見つけて遊んでいました。砂場では年中組の子ども達が楽しそうにHちゃんの足をみんなで埋めていました。Hちゃんは水を含んだ砂を「冷たくて気持ちいい」と言って砂の心地良さを肌で感じていました。また、ドームの所ではY君が足を埋めていました。砂場とは違いザラザラの砂ですがY君も満足そうに「気持ちいよ」と言っていました。
しゃぼん玉コーナーでは年少組の子ども達が最初は教師の手を借りてシャボン液を作っていましたが今では自分で石鹸を削ってお湯を適量入れて液を作ると楽しそうにしゃぼん玉を飛ばして遊んでいました。フラフープも日々出来る子が少しずつ増えており、子どもの吸収力は凄いなと驚いています。
今日から夕涼み会に向けて本格的に盆踊りの練習に入りました。今日は月曜日ということもあり、湿度が高く蒸し暑さも手伝って子ども達は疲れ気味で今ひとつ気分が乗らない様子でした。園長が声をかけると「わっしょい、わっしょい」「セイヤ、セイヤ」の声にはくりょくがでてきました。夕涼み会まで後2週間ですので毎日少しずつ当日に向けて楽しみながら踊っていきたいと思います。
また、お帰りの前には明日高島屋のちびっこ七夕まつりに参加するくま組、きりん組の最終練習に招待してもらって見せてもらいました。子ども達の大好きな『アイスクリームのうた』『たなばたさま』『きらきらぼし』の合奏をどれも上手にできていました。たなばたさまの手話では、年中児・年少児もくま組、きりん組さんの真似をしながら上手にしており驚きました。明日はきりん組とくま組は他の幼稚園のお友達と一緒に歌ったり、笹に飾り付けをしたり、いつもと違った催しに参加します。今日、明日参加出来ない年少さん、年中さん、らいおん組・ぞう組さんから七夕飾りを預かったきりん組・くま組さんは「頑張ります」と胸を張って応えていました。お時間がある方は明日10時30分、高島屋スカイホールへどうぞお越しください。
(今日のメニュー)
2018年7月1日 日曜日
ソフトブロックが好きな幼児達はブロックを見つけると思い思いに集中して作り始めます。Nちゃんはブロックを正方形のようにつなげ始めました。「おうち」と言いながら作っていたのでしばらく様子を見ていると初めに作った正方形の土台の周りに壁をつけ始めました。ブロックが上手くはまらないと次々ブロックの形を変えてみるなど試行錯誤しながら素敵なおうちが完成していました。おうちが完成すると人形を家の中に入れて遊んでいたのですが人形を家に入れる時は左端に壁として立っていたブロックを倒して入れ、そのブロックをまた同じ位置に戻していました。どうやらそこは玄関だったようでその発想がとても面白いなと思いました。
また、Mくんはブロックを長くつなぎ「見て!」と言うと車のおもちゃを持ってきて得意気にソフトブロックで作った道の上を走らせていました。すると車のおもちゃで遊んでいたAちゃんも車をMくんが作った道の上を走らせてみたくなりやって来て二人仲良く車を走らせて遊んでいました。Mくんが道を作っている様子を見ていたKちゃんは真似してソフトブロックで道を作り始めました。そして道が完成すると車ではなく小さな犬の人形を楽しそうに歩かせて遊んでいました。
1歳児でもしっかり作りたい物をイメージしてそれに合うブロックを探し、集中して作品を作っている姿に驚かさせられました。また、大人では思いつかないような面白い発想が出来る幼児達を見ていると学ぶことがたくさんあります。友達が作っている物に興味を持ったり、自分も作りたいと思ったり遊びを通して刺激しあい、友達とかかわって遊ぶことができるようになります。ソフトブロックというおもちゃ1つから様々な遊びが見られます。大人のイメージや意見を押し付けず、幼児一人ひとりの遊びやイメージを大切にできる保育教諭でありたいと思います。
コメント (「ちびっこ七夕まつりに行ったよ!」 年長赤コースチーム大政 由衣 はコメントを受け付けていません)