2018年6月18日 月曜日
今日も三葉幼稚園では元気いっぱい走り回る子ども達の姿がありました。又、先週から引き続き泡作りやシャボン玉が盛んで、準備から年長児が張り切って行う姿がありました。またその姿をじっと見ている年中児の姿も見られました。
今日は太陽が出て気温がぐんぐん上がって真夏のような暑さにちょっと夏バテ気味の教師達は暑いに違いないと水汲み遊びの横に緑の小プールを出しました。子ども達はすぐに見つけて「何するの?」「なにがはじまるん?」とワクワクした表情で教師たちの動きを見つめていました。そこに古森先生が短めのホースを握って勢いよく水をプールめがけて飛ばしながら入れ始めました。子ども達は「冷たい!」と言いながらじっと水が溜まるのを見つめていました。水が溜まると直ぐに手を入れてバシャバシャと遊び始めました。すると、くま組のM君が「手が紫色に見える!でも上にしたら見えんよ」と気付きました。そこで教師も手を水につけてかざしてみると目の錯覚によって紫色に見えて、上のテントの青色にかざすと元の手の色に戻るという不思議な現象に気付きました。こういった、私たち大人は普段気にしていなかった所に気づいてくれる子ども達の発見にいつも驚かされながら共に学ぶことを楽しんでいます。
今日、事務所の横の花壇に植えていたひまわりが、ポキン!と折れてしまっていました。最近三葉の子どもたちはダンゴムシや虫探しが盛んになり、それがエスカレートして花壇の中に入っては探す子が居るのです。これは大変!と言うことでひまわりに添え木をし、なんとか生きてほしいと応急処置をしました。そこでうさぎ、ひつじ組の子どもたちを花壇の前に集めダンゴムシを捕まえること、お花を大切にすることを両方考えて活動するにはどうするのか考えさせることにしました。ちょうど話をしているところに古森先生が通りかかり、「何で花壇に入ったらいけないの?」と聞かれると子どもたちから「お花踏むから!」と答えてくれ、そこから「みんなの体も心臓がドクンドクンといって命があって、小さい虫さんも、ツバメさんも命があるよね。ここに植えてあるひまわりも桜の木もビワも、あじさいも、育てているトマトもみんな命があるんだよ。それに、みんなの吐いた息には体の中の汚れた空気が入っていて、それをこのひまわりやビワやトマトが食べてくれてきれいな空気にしてくれているんだよ。草や木が空気を綺麗にしてくれなかったらみんなは病気になるんだよ。」と話してくれました。幼稚園にはダンゴムシやツバメ、トマト、チョウチョ、たくさんの命が産まれてきて、様々なことを私たち教師にも子どもたちにも教えてくれています。その都度その都度学びながらしっかり子どもたちにも伝えて自然と共に生きること、自然の全てのものに命があること、そしてお互いが共有し合ってみんなの命が守られていることを意識し、考えさせていきたいと思いました。
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