2018年6月17日 日曜日
幼児たちは梅雨に入り、室内で過ごすことが多くなってきていますが、天気の良い日はテラスやテラス前のスペースで元気いっぱい遊んでいます。日差しを避けるため、テラス前にテントを出してアンパンマンのパネルを吊るすと、幼児たちは触りたくて手をのばし始めました。一生懸命背伸びしても、手が届かずどうしたらアンパンマンに手が届くのか考えた2歳児のBちゃんは、アンパンマンのパネルに向かって「えいっ」とボールを投げていました。ボールが当たると嬉しくて、何度も投げ続けていると他の幼児達もぬいぐるみを持ってきたり、ブロックで作った剣を持ってきたりして、そのパネルに当てようと必死につついて的当てゲームのような遊びに発展していきました。どの玩具を使えば届くのか、幼児たちなりに色々な玩具を武器にして、試している真剣な様子が可愛らしく、また感心しました。少し環境を変えるだけで幼児たちの目が輝き、表情が変わっていきます。日々の遊びの環境を工夫していきたいと思います。
保育室では、ぬいぐるみの世話をしていたAちゃんがソファーにぬいぐるみを置いて、一生懸命に人形用のパンツをはかせていました。「こっちの足からね~」とぬいぐるみに話しかけながら、片足ずつ足を入れて、上手にはかせていて驚きました。そのあとは洋服を着せるのにもチャレンジしていました。初め、思い通りにできず「あ~、できないよ」と諦めようとしていましたが洋服の向きを変えて置くと、スムーズに着せることができAちゃんも、にっこり笑って抱っこしていました。
自分のことで、できることが増えてきて、ぬいぐるみや人形、時には、自分より小さい友だちの世話をしている姿をよく見かけます。1,2歳児はこれから自分でできることが、どんどん増えていきます。自分でできるようになることの楽しさも味わえるよう、遊びや生活の中できっかけを作っていきたいです。
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