幼稚園の日記(ブログ)

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2018年6月6日 水曜日

午前中、ひつじ組に入っていた実習生の総合実習があるという事でホールに見に行くと新聞遊びを始めていました。一人一枚の新聞紙を足元に広げてその上に立ち、ジャンケンに負けたら段々小さくなるという遊びを始めようと実習生が何度も「ひつじぐみさ~ん」と呼びかけるのですが子ども達は聞く耳持たず、しばらく時間が経ちました。そこへ園長先生が「今は新聞紙の音を楽しんでいるのよ」と一言。そこでまわりの友達の新聞の上にジャンプをしながらお引越しをするジャンケン遊びで盛り上がりました。子ども達と過ごしているとこちらの意図していない出来事に遭遇しますが、子ども達の思いや発見を見逃さずその思いに寄り添いながら楽しく活動できるように柔軟に関わっていきたいと思いました。

その後の活動の中で”色々考えているなぁ”と感心する姿がありました。「新聞紙を長くしよう」という事でどうするのかなと見ていると、A君は細長くちぎった紙の端と端を重ねながら床の上に長く置いていっていました。なるほど、くっついていなくても確かに長くなっています。また、T君は端と端を重ねてはねじって繋ぎ、ねじっては繋いで長くしながら自分の周りを囲っていました。大人には思いもつかないような閃きがあり本当におもしろいなと思いました。

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ひよこ組の保育室前のテラスには、数週間前から巣をつくっていたツバメさんが卵を温めていて、時々お父さんツバメはお母さんツバメにえさを運んできています。ちゅうりっぷ組のY君とその様子を一緒に見ながらツバメさんの赤ちゃんが生まれる話をしていると「お母さんのお腹にも赤ちゃんがおるんよ。」と話し、心待ちにしているようでした。

幼稚園ではツバメの赤ちゃんにダンゴムシの赤ちゃんと命が次々と生まれています。Y君にとってはお母さんのお腹の赤ちゃんがまさに新しい命の誕生を実感する時です。この感情を大切にしていきたいと思いました。

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