2018年5月9日 水曜日
今日は昨日までの天気とは打って変わって青空が広がる心地よい1日になりました。朝は少し風もありましたが、通園バスが到着する頃には五月晴れになりました。そしてもうすぐ親子運動会。長い連休も明けてそれぞれの学年が少しずつ練習を始めました。年長はリトミックを古森先生に教えてもらいながら太鼓を使ってリズム打ちをしながら叩いてみました。リトミックは耳で聴いて瞬間的に判断して規律よく叩いていきます。生活の中に様々なリズムがあります。今日は二拍子、三拍子、四拍子、ギャロップなどのリズムに子どもたちが考えた動きを付けてみました。あと一週間。どのように仕上がるのか楽しみです。
そして今日は年長になって初めての手話教室がありました。1回目の今日は手話がなぜあるのか、どんなものなのかを教わりました。耳の聞こえない人のためにあること、そして耳が聞こえないということはどんなことかという事を、声に出さず口パクで山中先生に表現してもらいました。短い言葉は口の動きで読み取れますが、少しでも長くなると読み取れません。手話は大切なコミュニケーションのひとつです。山中先生の綺麗な手の動きや表現の仕方、感情表現を子ども達と一緒に学びたいと思います。説明の後、ジャンケン、動物、食べ物、クラスの名前、手話うた等を教えてもらいました。今日教わった事は年中さんや年少さんにも伝えていきたいと思います。
事務所の前のビワの実が少し黄色に色づいてきました。駐車場のビワの実は気づくとすでに2個カラスに食べられていました。それに気付いて年中組の子ども達で味見をすることになりました。少しずつ分け合って食べてみるとちょっぴり「すっぱ〜い」ともうすぐオレンジ色になるまで待つことになりました。しかし…それまでにカラスに食べられてしまうことが心配です。それではどうしたら食べられないか、子ども達は考えました。「かかしを作る」「おばけを作る」「ずっと見張っている」など意見がでました。そこでこの話を年長さん持っていくとさすが年長さん。「新聞紙で袋を作ってかぶせる。そしてオレンジになるまで待ってみんなで食べよう。」と話し合って決めました。そして早速それぞれの学年に伝えにいきました。お昼の放送では「びわ」の歌がかかっていました。とっても優しいメロディーと歌詞で歌っていると心が温かくなります。機会があったら聴いてみて下さい♪
2018年5月8日 火曜日
ちゅうりっぷ組の保育室は、年少さくら組・プレ年少(満3歳児)のたんぽぽ組と同じフロアーです。昼食後しばらくすると、どこからか聞いたことのある曲が聞こえてきました。さくら組の保育室からです!見に行くとさくら組さんが楽しそうに踊っていたので、ちゅうりっぷ組とたんぽぽ組さんにも声をかけました。すると、嬉しそうにさくら組に入りみんなで一緒に踊りを始めました。初めは、クラス毎に集まって踊っていたのにだんだん入り交ってクラス関係なく楽しそうに踊っているのを見てオープンの保育室はいいなぁ、、、と改めて思いました。
踊りが大好きなちゅうりっぷ組の子どもたちは、保育室に戻ってからもおどりたそうにしていたので、「何が踊りたい?」と聞いてみました。すると「サンサンダンス!!」「エビカニクス!」と口々に踊りたい曲を言ってきました。その中に、「汗かきがいい!」と言う声があがりました。『汗かき』とは、来週予定している親子運動会の年少組親子ダンス『汗かき親子体操』の事です。先日の保育参観の時に親子で踊ったのですが、今日はお父さん、お母さんもいません。「じゃあ汗かき親子体操にするね」と決めたものの、子どもたちがどうするか見ていると、数人の子どもたちが近くにいた子の手を取り2人組になりました。以前にも子ども同士で踊った事を覚えていたのです。お友達と2人組になった子どもたちは顔を合わせてニッコリ楽しそうに踊る姿が微笑ましかったです。親子運動会では、もっともっと素敵な笑顔で踊ってくれるだろうと思うと楽しみです。
今年度初めての未就園児こあら保育は、沢山の親子が参加してくださいました。第1回目の今日は、「お母さんとこいのぼりを作って持ち帰る」と題して親子でこいのぼり作りをしました。まず最初に広告を丸めてさおになる棒を作りました。棒ができると男の子の中には、それを剣にして嬉しそうに遊び始めていました。その後、口を大きく開けたこいのぼりにシールを貼ってうろこにしました。棒にくっつけてこいのぼりの完成です。それをゆらゆら振って泳がせて嬉しそうに見入っていました。手作りおやつはクッキー。ひとつのお皿にクッキーが4枚。親子で仲良く食べていただきました。食べ終わったお皿を次々片付けに来てくれたこあら組の子どもたちを見て初めてなのに自分で片付けできるなんてすごい!!と感動しました。また次回、沢山のこあら組さんに会えるのを楽しみにしています。
2018年5月7日 月曜日
連休が明けた今日は雨が降ったり止んだりの朝でした。永い休み明けなので、泣いて登園してくる子もいるのではないかと思っていたのですが、ほとんどの子が元気に挨拶をして登園してきました。
こんな雨の日でも三葉の子ども達は、テントや図書館の下の泥場で泥だんごや色水を作ったり、ままごとをしたりして遊んでいました。そんな中、テントの中で泥遊びをしていた子ども達から「わーすげー」「ぷよぷよしよる」という声が聞こえてきました。覗いてみると、鍋や器の中に入れている泥が生きているかのようにぷるぷると動いていました。「本当やね。何でこんなにぷるぷるするんやろね?」と言うと近くにいたJ君が「雨の水やけんぷるぷるするんよ。」と言ってきました。「どうして雨の水やったらぷるぷるするの?」と聞き返すと「雨は空から降ってくるけん栄養があるけど、水道の水にはないけんよ。」と答えが返ってきました。子どもなりに考えた答え?ですが、連休前に各クラスでミニトマトを植えたり、幼稚園で収穫しているいちごなど、植物に触れ合う機会が多くあり、その中で、土と水が大切であることを聞いているので、このような発言があったのかなと思いました。
雨が降った後の水たまりのドロドロも「ぷよぷよ」ですが、砂場で水道水を流して池を掘ったり川を作ったりした時は「ぷよぷよ」ではないことも知っていたのです。いつか本当のことに気が付く時が来るであろうと思いながら「そうか~」と流したのでした。これからも、子ども達が植物や自然に触れ興味や関心がもてるように今後もしていきたいと思います。
本日の給食はパン、とうにゅうシチュー、チキンサラダ、たい焼きでした。
2018年5月2日 水曜日
今日の自由登園日は、屋外遊技場で存分に遊ぶことを計画していましたが、朝はあいにくの雨となりました。しかし、9時ごろから雨が止み園庭で満足いくまで遊ぶことができました。そんな中、先週からつばめたちが巣づくりをしようとしきりに偵察に来ています。昨年、せっかくやって来たつばめの巣を壊してしまい、もう幼稚園には帰ってこないのではないかと半ば諦めかけていたのですが、なんと連休前からつばめが仲間を連れて帰ってきてくれたのです。ひよこ組の保育室の前のテラスの天井下に、何個も巣を作り始めせっせと材料を運んできて、ペタペタと泥をくっつけています。それを今日もテラスの椅子に子どもたちが座ってじっと眺めていました。今年こそつばめの巣が完成し、赤ちゃんがつばめの産まれるまで、大切に見守っていきたいと、教師たちは嬉しい気分で巣の完成を待っています。
雨が降ったり止んだりする中、砂場では色とりどりの帽子が混じって大きな川を作っていました。初めはただの池でしたが、途中で年長児が「水が溢れそうだからみちをつくろうよ!」と声をかけるとみんなで協力し合いせっせと川を掘り始めました。作っては壊れ、作っては壊れしながらもなんとか水が流れると「わぁ〜!」と年少児が大喜び!!長靴を履いていた子どもたちもいつの間にか裸足になって夢中で遊んでいました。川を作っている途中、水の流れが止まってなかなか流れないことに気づいたHくんが、「ちゃんと斜めになっていないから、水が流れないんだよ」と言ってまた掘り始めました。そして、ついに大きな大きな川ができるとみんなで満足そうに眺めていました。
そして、一方では昨日ポカポカのお日様パワーを受けて真っ赤に色づいた苺たちが雨に濡れて光っていました。昨日から色づいていたことに気づいていた預かり保育の子どもたちは苺の収穫を楽しみに登園していました。今までは1個、2個と実った苺を代表の子が収穫していましたが、今日はたくさんの苺が色づいていて興味を持った子が集まってきて、1個ずつ収穫してもまだ苺が残っていました。空の鳥に食べられないようにと大きな葉の下に隠れている苺も見つけては「ここにもあったよー!!」と嬉しそうに収穫していました。今までは学年ごとに分け合っていた苺を今日は全クラスで分け合うことができました。切り分けた粒も大きくて「前よりも甘い!」「大きい!」と笑い合いながら食べていました。帰り際に青い実がまだ残っているのを確かめながら休み明けの収穫を楽しみにして帰っていました。
長期のお休み中は、事故やケガのないように安全にお過ごしください。月曜日、元気な子どもたちに会えるのを楽しみにしています。
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