2018年4月13日 金曜日
入園して2日目の今日は、色々な帽子の色が集まった砂場が大賑わいでした。先日園長が、砂場にたくさんの新しい砂を入れてくれました。その砂は、サラサラで、手触りが良く、とても気持ちの良い砂なので、いつの間にか、子どもたちは、次々と裸足になって砂山を作っていました。また、カップや入れ物で型押しやケーキ作りがとてもきれいにできるので年少さんも楽しそうに砂で遊んでいました。製氷皿で型を作ったAちゃんは、「本物のチョコレートみたい!」と言ってみんなににこにこ見せていました。この白くてきめ細かいきれいな砂は、海外の深海から採れた砂なのだそうです。子どもたちが集まる楽しい場所として自然に集まり頭を寄せ合って遊ぶ姿を見ると本当に嬉しくなります。
さて、年少さんたちのお部屋をのぞいてみると、どのクラスもとても落ち着いて遊んでいるので驚きました。ひまわり組さんは紙芝居を読んでもらって静かに見ていました。そしてその後、お楽しみ♪ 調理師さん手作りの炒り玄米を一粒一粒美味しそうに食べていました。お部屋をのぞいた私にもA君が「はい!あげる!」と言って一粒の炒り玄米をくれました。心のこもったその一粒の美味しかったこと。!A君ありがとう!
また、集まっているちゅうりっぷ組をのぞいた園長が「前でお歌が歌える人はいる?」と声をかけると「は~い」と元気よく手を挙げたY君!たんぽぽ組の時は、ちょっぴり恥ずかしがり屋さんだったY君が一番に元気よく手を挙げて大きな声で歌を歌ったのだと教えてもらいました。私も急いで見に行くと、大勢の元たんぽぽさんたちが前に並んで歌っていました。中には、新入園児さんも混じってそれは楽しそうにみんなが歌っているのを見てそれぞれ、一人ひとりが頼もしく活躍していることをとても嬉しく思いました。
おともだちいっぱい!皆で遊ぶと楽しいね!
誰も泣いていません!この笑顔です♪
園庭のイチョウの木は、新緑がまぶしくて気持ちよく、木漏れ日の間から小鳥の声が聞こえるような気がして見上げてふとみると・・・・かわいいたんぽぽの二人も並んでイチョウの木を見上げているではありませんか。「ことりさんいるかな~」と言っている姿を見てとても微笑ましく心が癒される様でした。週明け月曜日には、また子供たち皆がにこにこ笑顔で来てくれるように準備して先生たちみんなで楽しみに待っています。
2018年4月12日 木曜日
始園式、入園式が終わり平成30年度新学期が始まりました。今日はその第1日目、年少年中、年長児が全員が揃いました。始園式の日に「年少さんが泣いていたら助けてあげてね。」と言われていた年中、年長児はバスの中から「年少さん大丈夫かな?」「部屋まで連れて行ってあげないかん。」と張り切っていました。
張り切っているのは教師も同じです。朝から新しく登園してくる子ども達をイメージしながら遊具を移動させたり、ままごとや砂泥遊びの準備をしたりしました。そして、時間になり次々登園してくる新入児達。教師が思っているよりも泣く子が少なく、カバンをかけたまま遊ぼうとする子もいました。その姿にこれからがとても楽しみになりました。
「お世話をしてあげなくちゃ!」と張り切っていたTちゃんは、同じバスの年少さんと手をつなぎ、部屋まで連れて行ってあげていました。…が、そうそう思うようにはいきません。部屋まで行く途中にある白鳥の乗り物にちょっぴり寄り道!!
「荷物を置いてから遊ぼう。」「シール貼りに行こう!」と誘うものの、ついには「先生―!なんとかして!!」と助けを求めてきました。その後、教師と一緒になんとか説得して、無事に部屋まで送り届けることができました。
その後もしっかり自己主張する年少さんは、早速自分の好きな遊びを見つけて楽しんでいました。年中、年長児は午前保育で遊び足りず「まだ遊びたーい。」と言いながらも進級してすぐの子ども達は「さすが年中さん!さすが年長さん!」と言われると胸をはって積極的に片づけをしてくれていました。
部屋に戻ってからは帽子に名前を書いていきました。「あーなたのおなまえは?」と聞くとニコニコしながら「〇〇 〇〇です」と名前を教えてくれました。そして、「頭を動かさないでね。」と言いながら一文字一文字書いていきました。「できた!」と言うと、一度帽子をぬいで確認し、指で押さえながら描かれた字を読んでいました。新しいクラスの子ども達と気持ちがぐっと近づいた活動になったように思います。まだ書けていない子どもには明日、心を込めて書きたいと思います。
そして、明日も笑顔で登園してもらえるように、楽しい環境を準備して子ども達を迎え入れたいと思います。
2018年4月11日 水曜日
桜も葉桜になりましたが、アーチをくぐってくるお父さん、お母さんと一緒に新しいお友達がやってきました。
「おはよう」「おめでとうございます」の声に恥ずかしそうにしながらも「ぶどうがAちゃんのところよ」「ここに置こうね」と保護者に教わりながら、靴を置くと部屋に入ってきました。そして持ち物をロッカーに片付け始めると自分のマークを見つけて「ここ?」と尋ねながら入れていました。着ている服が大きい目で、かぶっている帽子も大きく色鮮やかで、子ども達が初々しく見えました。
3階ホールに上がると「保護者と離れて座っても大丈夫?」と尋ねると「うん」「大丈夫」と答えたにもかかわらず、実際離れると「ママ どこ?」「見えないねぇ」と探したり、他の子が泣き始めるとつられて泣き始めたりする子もいました。
しかし式が始まり園長が楽しくかつ優しく「〇〇ぐみさ~ん」と声を掛けると、元気よく「は~い」と手をあげ、最初の先生たちが忍者走りで出てきて、「次の忍者は?」と言うと「どこに隠れているの?」「忍者 どこ?」と期待して待つ姿が見られました。途中、新入園児が飽きてくる頃、新入園児の兄弟姉妹の年中、年長児のお祝いの言葉と踊りが入りました。年中、年長児さんが出てくると「わー」と新入児達の目がひかり「何だろう?」「かっこいい格好で出てきたよ」とじっと見ていました。踊り始めると顔を高く上げて見入っていました。最後の”ありがとうの花”の手話では、この歌と手話を知っているひよこ組やプレ年少児だった子は真似をして、手話をしながら歌っていました。歌ったり、踊ったり、言葉を言っている年中、年長児は、どの子もしっかりお兄さん、お姉さんの顔になっていました。そして「三葉幼稚園に来てくれて ありがとう」の最後の言葉は、とても温かく新しいお友達の心にきっと届いているだろうと嬉しい気持ちになりました。
写真を撮る頃には疲れて「帰りたい」「ママ 抱っこ」と甘える姿もありましたが、お土産の話を聞くと「え~!なになに?お土産?」と頑張っていました。
そして本当に調理師さんが作ってくれたマドレーヌをいただくと嬉しそうに手にして大切に持って帰っていました。(すみれのRちゃんは部屋を出るなり、口にほおばりながら帰っていきました。笑)
今日、新しいみつばっこ達が約120人出来ました。
明日から三葉幼稚園では、子ども達の元気な声が響き渡ることでしょう。
みんなでいっぱいいっぱい遊びたいと思います。
2018年4月10日 火曜日
今日は平成30年度1学期の始園式がありました。今年は桜の開花も早く今や園庭の桜の木は緑の若葉をつけています。去年、年中児が植えたチューリップも満開で子ども達の登園を首を長くして待ってくれていたかのように花びらをいっぱいに開いていました。そんな中子ども達は新しい帽子をかぶって元気いっぱい登園してきました。新しいお部屋に入ると自分のシールが貼られている靴箱やロッカーを見て嬉しそうに所持品を片付けていました。今日は幼稚園の始まりの日です。みんなが1年お兄さんお姉さんになる記念の日でもあります。始園式では、まず初めに古森先生から「進級おめでとうございます」と言われて期待に胸を膨らませながら、ドキドキしている様子で子ども達は「ありがとうございます」と答えていました。そして明後日から年少児が登園してきます。「今日泣いてきた人はいるかな?」「もっと泣いて来る人がいるけどどうする?」と聞かれると子ども達から「優しくする」「よしよししてあげる」と答えが返ってきました。そして靴箱が分からず泣いている子がいたら教えてあげるなど、進級してすっかり気持ちはお兄さんお姉さんになって胸を張って答える姿が頼もしいな思いました。そして今日は1年の出発! イチョウや桜の木の葉っぱみたいに元気いっぱい、優しい人になりましょう!と言ってもらって始園式が終わりました。 今日は新しい担任に対して子ども達は様々な表情を見せてくれました。ニヤニヤしながら反対の行動をとってみる、小さい組さんの時から見ると信じられない位、お行儀良くお座りして話を聞いている子、先生のお手伝いが出来るよとばかり、想定外の行動をとって教師は怒るに怒れず…(気持ちがわかっているだけに) などなど、職員会では話題がつきません。子どもがいることの喜びや楽しみは教師をますます元気にしてくれます。
明日は入園式です。進級児はお休みになります。在園児の兄弟のお友達は代表として式に参加します。明後日も元気いっぱいの子ども達に会えるのを楽しみにしています。
2018年4月7日 土曜日
4月7日(土)平成30年度認定こども園三葉幼稚園保育園児の入園進級児顔合わせ会(始園式)をしました。
昨日までとうって変わって気温が10度も低く幼児たちが登園してくる9時半すぎには突風と雨がパラつき悪天候となっていました。
しかし幼児たちは保護者に手をつないでもらったり抱っこされたりしてして元気よく笑顔で登園してきました。
会議室に入ると出ているおもちゃを見つけ保護者から離れ遊び始める幼児の姿がありました。
幼児たちは保護者といっしょで安心したのか園長の話が始まっても前を走り回ったりすべり台をしたりと上機嫌で遊んでいました。さて、いよいよ閉会です。園長の話に続いてハプニングは在園児の登場です。
顔合わせの会場はさらに和やかになりました。急遽、友情出演となった幼稚園児たちでしたが保育園の幼児たちは手あそびや歌を息をとめて見ていました。
そして1歳児からの教育ということで保育教諭から一人ひとり名前を呼んでもらうとお返事の練習です。お母さんと一緒に「は~い」とお返事をしました。お母さんと一緒にお返事をすることで人の真似をしながら色々なことを身につけていくこの時期の子どもたちが今日からお返事の学習をしていくのだと園長から教わりました。
そのあと各クラス毎に写真撮影をしました。いすを並べたり、ひな段を出したりなど幼稚園の先生達に手伝ってもらって会をスムーズに行うことができました。
各保育室では子どものエピソードを話しながら和やかに自己紹介が進んでいきました。給食試食会では、調理師さんが細やかな配慮をしてくれておいしい給食を食べることができ、1歳児の部屋ではおかわりが足りないほどでした。どの保育室でも和やかな雰囲気で会食が進み保護者と保育教諭との信頼関係も深めることができたようです。普段は直接顔を合わすことのない保育教諭もたくさんいることを知り、保護者の方に安心していただくことができました。今日の顔合わせでは認定こども園三葉幼稚園の全職員から陰で支えられて無事終えることができました。これからもいろいろな行事を全職員で心をひとつにして作っていけるように雰囲気づくりをしていきたいと思いました。今日を終えて今年1年ひよこ組保育教諭31名全員が温かい気持ちで楽しい保育活動ができることと嬉しい気持ちでいっぱいです。
2018年4月6日 金曜日
4月になり、暖かい日が続いています。幼稚園の桜はほとんど散ってしまい、園庭には桜の花びらがたくさん落ちています。ひよこ組では、4月から新しい友達がたくさん増え、一段と賑やかになりました。まだまだ泣きながら登園する子どももいますが、少しずつ慣れお母さんも子どもも安心する事が出来るように保育教諭が一丸となって関わっていきたいと思います。1歳児でも4月から入園で泣いている子を見つけると、どうにかしてあげようと自分なりに考えてよしよしをしてあげたり、おもちゃを持って来てあげたり、いないいないばあをしたりと一生懸命ご機嫌をとる姿が見られ何か月しか違わないのに、すっかりお兄ちゃん、お姉ちゃんになっています。部屋でカートを出すと、今までたくさん遊んできた子ども達は慣れた様子で乗り始めました。友達が乗っているカートをゆっくり押してあげたり、乗っている友達の後ろを付いて歩いたり、楽しそうに友達と仲良く遊ぶ姿が見られるなか先輩のお兄ちゃんにカートを貸してもらった泣いていた子どもも泣くのを止めてカートにまたがりました。まだ自分では進む事は出来ませんが、保育教諭が押すと足を上げてとても嬉しそうに笑顔になりました。新入園児も他の友達の事を見てすぐに出来るようになるんだと思うと、子ども同士の育ち合いの凄さを感じ、これからの成長が楽しみになりました。
そして、入園して間もない子ども達は早めの昼食も待ちきれない様子なので園長がおやつを出してくれました。昼食の準備をするため、手を洗って集まるとまだ慣れていない子ども達は不安になって泣いていたのでした。保育教諭が少しずつおやつのおせんべいをあげると、みんなピタッと泣き止んで中には「ちょうだい」とアピールしている子どももいて可愛かったです。その後、みんな落ち着き絵本を読むと真剣に見ていました。「いないいないばあ」の絵本を見て自分でも顔を隠して「ばあ!」と保育教諭と一緒に顔を見合わせ楽しく絵本を見る事が出来ました。友達と関わるようになってくると、トラブルになる事もありますが子ども達の笑顔がたくさん見られるように保育をしていきたいと思います。子ども達の日々の成長に関わる事ができとても嬉しく、楽しみでいっぱいです。
2018年4月1日 日曜日
いろいろな種類の服が描かれた絵本を見ながら「この服がいい!」「この帽子」と自分の好きなものを指差して楽しんでいた子どもたちでしたが絵本を読み終わり片づけをして、しばらくするとまだ絵本で洋服を見ていたかったAちゃんが「スカート・・・」と保育教諭の近くで自分の服を触りながら気持ちを伝えてくれました。そこで、新聞紙で簡単なスカートを作ってAちゃんに着させてあげると「スカート!」と嬉しそうに言いながら破れないように慎重に歩きながら周りにいた保育教諭に見せに行っていました。その様子を見ていたMちゃんも「Mちゃんも着たい」と走ってやってきました。今度は、ドレスの形になるように目の前で作って着せてあげていると近くで見ていたRちゃんやHちゃんも「私も!!」とやってきました。
それぞれがドレスを着ると、友だちや保育教諭に破れないように気をつけながら見せに行きます。すると、つぎつぎに興味を持った子たちが集まってきてまるでファッションショーになっていました。そしてドレスを着た子たちが遊びに満足して脱ぎ始めたのですがうまくいきません。破って脱いでもいいことを伝えるとビリビリと破りながら着ていなかった子たちにも手伝ってもらって脱ぐことができました。ビリビリに破れている新聞の洋服の紙くずを拾い集めていると子どもたちがそれを丸めて投げて遊び始めていました。
絵本を見て始まった新聞紙での服遊びでしたが、普段のやり取りの中からさらに遊びが広がり遊びに移行して楽しんでいる子どもたちをみて自分もやりたいという気持ちを伝え同じ遊びを共有することを楽しんでいたので、このような姿を見逃さず子どもたちとのやり取りの中で遊びを発展させていけたらと思いました。
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