2018年2月4日 日曜日
立春が過ぎても寒い日が続いています。天候不順の折から室内で過ごすことが多いですが、子ども達は毎日、絵本を読んだり、ぬいぐるみで遊んだり積み木をしたりと思い思いに楽しんでいます。
そんな子どもたちの前に新聞紙や広告を出すと「何が始まるの?」と目を輝かせて集まってきました。月齢の高いMちゃんは「何しよん?」と興味津々で保育教諭が新聞紙で折っているのを見ていました。一方その隣ではKくんが一生懸命新聞紙をちぎろうとしていました。1歳児にとっては紙をちぎるのもまだまだ大仕事です。さらに月齢の低い子ども達はちぎってある紙を拾っては友達の頭や腕、足に乗せ合いっこをして楽しんでいました。同じ1歳児でも遊び方は様々です。
2月3日は節分なので、先日から新聞紙で鬼の帽子やダンボールで鬼の形を作りました。発語の早い幼児は「おに!」と真似をして言っていました。鬼の帽子を見ると、我先にと頭をポンポンとたたきながら、かぶせて~とアピールしてきました。帽子をかぶると幼児達は、互いに顔を見合いながら嬉しそうにしていました。ダンボールの鬼を吊るすと、新聞紙で作った豆を片手に持ち、鬼の大きく開いた口に入れようと手を伸ばして鬼のアゴを掴んでポイっと投げ入れていました。保育教諭が予測した遊びと違った遊びをしたり、展開したりする幼児たちに日々感心させられています。気候や気温など自然の変化に合わせて戸外でも、室内でも環境を工夫しながら楽しく過ごしていきたいと思います。
2018年2月2日 金曜日
今朝は、とても冷たい風が吹いて霜が下りていて幼稚園の水たまりも凍っていました。ひまわり組のH君は「おはよう。今日僕の家の車白くなっとったー」と大興奮で登園して来ました。そして、所持品の片付けを済ませ、友達を誘って園庭に出ると凍った所を見つけて「すごーい。ツルツル滑るー」と言って大喜びで滑って楽しんでいました。ふと気が付くとすぐ側にうさぎ組のT君が自分で色を塗った(赤鬼)お面をつけて立っていました。それを見た子供達が「きゃー」と言って逃げ回り、鬼ごっこがスタートしました。
年少組さんも、昨日から豆まきを楽しみにしていてお面(つの)の色塗りや豆づくりしてきました。豆を入れる箱は沢山の廃材箱から選んできた気に入った大きい箱や、小さい箱に入れていました。卵パックを選んだI君は、走ったら落ちることに気付き、フタになるようにもう一つ卵パックを上からかぶせて落ちないようにしていました。昨日作った豆では少ないと今日も朝から豆を増やしている子もいました。
発表会の練習を朝早めにすませ、年少組とたんぽぽ組が会議室に集まりまめまきをしました。「先生やみんなの中にどんな鬼がいるかなぁ?」と聞くと『おこりんぼおに、わがままおに、なきむしおに』など色々な鬼が出てきました。他の学年もクラスごとに「おにはーそとー」「おにはーそとー」と楽しみました。くま組ではYちゃんがT先生に「おこりんぼおにー、おこりんぼおにー」と言いながらこの時ばかり豆を投げつけてきて、先生もその姿に大笑いしていました。(ちょっぴり反省です)
たんぽぽ組でひよこ組から上がってきたE君とH君は、鬼のお面をつけひよこ組へ行って「おにだぞー」と大暴れしていました。また、ひまわり組の子供達がお面をつけて、外に行く途中、会議室に行く途中のひつじ組さんに会いました。「こわいー」と振り返ると後ろからおにのお面をつけたぱんだ組さんのおにが…。鬼に挟まれてひまわり組の子ども達は、大パニックになっていました。
お昼は、節分メニューで恵方巻きが出ました。南南東を向いて静かに食べると幸せがやってくるんだって…と伝えるとM君やY君SちゃんIちゃんは、すぐに向きを変えてそちらの方向見てました。とっても大きい恵方巻きの中には沢山の野菜(にんじん・かんぴょう・きゅうり・ごぼう・あつあげ・桜でんぷ等)が入っていました。
お昼に園長先生が節分の話を放送してくれました。「頭の上の固いところは角?」子供達はすぐに確認していると「ではありません」の言葉にホッとしていました。また、豆の数でお腹の中にいた時が1だから…と放送に合わせて、指を一本づつ増やしていき、年少さんは5個年中さんは6個年長さんは7個と知り、一つ多く豆を食べてもうすぐ大きい組さんになることを確認しました。ひまわり組のM君は教師の年を聞くとすぐに答えることができてビックリしました。
この1年で話を聞く力、それを理解する力も身についているんだと思い子どもの成長にびっくりしました。
2018年2月1日 木曜日
今日は昨日のリハーサルを生かして、「ここをこうするとかっこ良くなるよ」と伝えるなど気持ちを高めてオペレッタや踊りの練習をしていました。はじめの頃に比べて、顔の表情や声にも自信が溢れてきていて、大きな声で掛け声をしていたり、キリッとした勇ましいし表情を覗き見ることができます。
うさぎ、ひつじ組の部屋では踊りの子ども達が練習していました。そこに一足先に練習を終えたオペレッタの子ども達が帰ってきました。せっかくなので、今日の踊りの成果を見てもらうことにしました。踊りが終わりオペレッタの子ども達に踊りを見てどうだったか聞いてみると「風神と雷神で分かれるところがかっこよかった」「掛け声が大きくてよかった」など沢山褒めてくれました。
練習のあと明日豆まきで使う鬼のお面を作りました。出来たお面を見せに来てくれたT君が「赤色の鬼と青色の鬼は何に怒っとるか知っとる?」と聞いてきたので分からないから教えてと言うと、「赤色の方は暑くて怒ってて、青色は寒すぎて怒ってるんよ」と教えてくれました。色によって怒っている理由が違っている発想が面白かったです。沢山の色を使ってカラフルな鬼のお面が出来上がっていました。
今日の給食
コメント (「おには~そと」 ひよこ組 青木 千雅 はコメントを受け付けていません)