2018年2月21日 水曜日
今日は年長組が久万スキーランドに雪遊びに行きました。雪遊びに行くためにお迎えの大型バスがやって来ると、年少・年中児は目を丸くして、バスの大きさに驚いていました。その様子を見ていた園長が、「バス、見に行ってみようか。」と、園庭で遊んでいた年少・年中児を誘ってくれ、みんなできれいな大きな大きなバスに乗せてもらうことができました。バスの中は、座席が広く、きれいなカーテンが付いていて、天井は青くぴかぴか光っていて子ども達は、「サーカスみたい。」と心をワクワクさせていました。年中児は年長になったら、こんなバスに乗ってお出かけできるんだと喜んでいました。
そして、年長がバスに乗り込んで久万スキーランドへ向けて出発です。スキーランドまでの道中では、今まで行った場所を通る度にとべ動物園へ遠足に行ったことや、砥部焼観光センターで絵皿作りをしたことなど、今までの思い出を振り返っていました。そして、山道になり短いトンネルや最長3000メートルのトンネル等、いくつかのトンネルを抜けると、「なぜ、山にはトンネルが多いんだろう?」「どうして、山の上の方には雪が積もるんだろう?」などの、「なぜ?どうして?」の会話が聞かれました。友達と会話を弾ませながら、出掛けることも園外保育の楽しみです。
久万スキーランドに着くと、白く輝く雪がたくさん積もっていました。 園長からは、「してはいけないことや周りのお客さんに迷惑をかけないこと」などの約束事を話してもらって、雪山を作ったり雪合戦をしたり、ソリ滑りをしたりして、お昼まで目一杯あそびました。
昼食は温かいおうどんです。大人用のおうどん一人前を、みんなおいしそうに食べてお汁まで飲んでいました。冷たくなった体を温めてくれた熱々のおうどんをみんなで食べた経験は、きっと子ども達の心の中に残ったことでしょう。昼食後も、帰る時間ぎりぎりまで雪遊びを楽しんだ子ども達は、帰りのバスの中で疲れぐっすり寝ていました。
卒園まで残り1ヶ月を切りましたが、1つでも多くの楽しい経験をさせていきたいと思います。
2018年2月20日 火曜日
今朝も空気が冷たかったのですが、日中園庭で遊んでいると次第に暖かくなり、子供たちは上着を脱いで遊んでいる姿がありました。
最近さくら組では長縄に挑戦するこの姿が見られます。今日も昨日に引き続き、Iちゃん、Rくんが挑戦していました。昨日は10回からなかなか続けて跳ぶことができず、年中さんに混じって何度も挑戦していました。すると、Iちゃんは30回、Rくんも20回ほど跳ぶことができました。今日も長縄に挑戦していた2人は「今日も頑張ったら、もっと跳べるようになる!」と意気込んでお互いを意識し合い練習するとなんと、Iちゃんが50回も跳ぶことが出来ました。それを見ていたRくんは「すごいね!!」と自分のことのように喜び、Iちゃんも嬉しそうでした。お互いに意識し合っていた2人は互いに認め合うことも出来ていて子供たちはこのようにして成長していくのだなと思いました。もうすぐ年中組になることを意識しているさくら組の子たちは、鬼ごっこやはないちもんめなど年中さんがしている遊びに興味津々です。またルールのある遊びにも挑戦し、相手を認めて自分の気持ちをコントロールできるようになって来ていることを実感しました。遊びを通してたくさんのことを子供たちは身につけているので教師も沢山関わり、いろいろな遊びを経験させてあげたいと思いました。
降園前に、ずっと「はないちもんめしたい!」と言いながら、年中さんの中に入れなかったさくら組の子供たちと園庭に出てしてみると、「誰にする?どうしようか?」と話し合いながら進めることが出来ていました。また少し難しいルールのある遊びにも挑戦していきたいと思います。
今日は天気が良かったので年中のうさぎ組、ひつじ組とたんぽぽ組、ひよこ組さんがポンタ農園に散歩に行きました。発表会で3匹のヤギのトロルのオペレッタをしたたんぽぽ組さんに本物のヤギのメイちゃんを見せる目的です。道中、自然を見ながら歩いて行くと、転んでも年中さんたちが優しく声をかけてくれ、泣かずに歩いて行くことができました。メイちゃんのところに着くと、ちょうど藤岡さんがみかんの葉をメイちゃんに食べさせようと準備していてその様子を見ることができました。トロルのオペレッタの大ヤギさんと同じくらい大きいヤギのメイちゃんは、みかんの葉をバリバリと美味しそうに食べていて子供たちは大ヤギの力強さを実感したようでした。
2018年2月19日 月曜日
休み明けの今朝も園庭では、三葉っ子たちの元気な声が響いていました。最近、ままごとコーナーは、たんぽぽ組が占領してしまうほど大勢集まって遊んでいます。
今朝もたんぽぽ組のちびっこお母さんたちの楽し気な会話が聞こえてきてなんだかとても幸せな気持ちになりました。
さて、たんぽぽ組では、もう一つ夢中になって遊んでいるものがあります。それは・・・・・・
Sちゃんは、登園すると毎朝、必ず大好きな廃材遊びをしてから次の遊びに向かいます。
今日は、四角い箱を3つ、柱のように組み合わせていました。「おうちを作っているんだよ」と言うSちゃんは、ちょうど長さの合う箱を選んで屋根まで組み合わせていました。
そして屋根をくっつけるときは、テープを貼りやすいようにY君が手で押さえて手伝ってあげていました。友達同士助け合うこともできるように♪なりました。
またF君は、たくさんあるトイレットペーパーの芯を並べてつないでいくとセロハンテープで貼っていき、なが~い剣を作って見せてくれました。それを見たSちゃんが走ってきて、
「私とどっちが大きいかな?」と言って背比べを始めました。すると僕は?わたしは?と次々みんながやってきて、背比べ!そのうちA君は、「手を伸ばしたらどうかなー?」
と知恵を出して比べっこを始めたのです。形遊び・考えて構成していく楽しさ・並べてつないでいくとどんどん長くなること・長さ・高さ・大きさ比べをして違いに気づくなど
遊びの中でこんなにも算数の芽がいっぱいあるんだということに子どもたちの姿を見て私自身が学び、本当にうれしくなりました。この伸びていく芽をぐんぐんと伸ばしていけるように
していきたいと心から思いました。
さて、今日は、絵本サークルのお母さんによるお話会がありました。
1部2部に分けて、あおコースの年少、プレ年少、年中さんたちに楽しい手遊びとパネルシアターのお話をしてくださいました。
子どもたちは、わくわくしながらも静かに待ち今か今かとお話が始まるのを待っていました。
楽しい手遊びから始まり、パネルシアターの舞台に出てくるひよこさんが次々と出会う動物との楽しい出会いややり取りを見てお笑いしたり、びっくりしたり、・・・
反応の良い表情がとてもかわいらしく、心温まる楽しいひと時でした。こんな楽しく温かい時間を作ってくださった絵本サークルのお母さん方、本当にありがとうございました。
見に来てくださった保護者の方は、年少さんからの成長を感じて、目に涙を浮かべて「胸がいっぱいになり、とっても温かい気持ちになりました。」との感想をいただきました。胸が温かくなる出来事がたくさんあった一日でした。♡
♪ライ麦パン・具だくさん焼きそば・やさいのしらすあえ・りんご ♪
野菜いっぱいの焼きそば!とってもおいしかったです。子どもたちは、おかわりしていっぱい食べました。♡
2018年2月18日 日曜日
1・2歳児クラスのおへやには保育教諭が作った牛乳パックの長椅子があります。Aちゃんはその長椅子をいきなりひっくり返しました。そして「乗って!」と友達に声をかけました。友達が嬉しそうに乗ると「バスよ!動きまーす」と言ってカートのように足を動かして前に進み始めました。バスが進むと楽しくなったAちゃんは「大型バスにのってます~」と歌い始めました。一緒に乗っていたBちゃんも歌い始めました。Aちゃんは途中、ままごと用の食材やコップを持ってきてBちゃんに「お茶どうぞ」「お弁当どうぞ」と渡しました。バスでどこかへお出かけしているようです。その様子を見ていた他の幼児達も「私も!」と次々長椅子の所へやって来てAちゃんの真似を始め、順番にバスごっこを楽しんでいました。
保育教諭が幼児が腰掛けるという目的で作った長椅子でしたが形や用途にこだわりのない幼児達はひっくり返したその形をバスに見立てるという保育教諭では思いつかない発想をして遊びに利用しているのです。やはり幼児は頭が柔らかくイメージが豊かで遊びの天才だと改めて感じました。また、一人遊びの時期と言われている1・2歳児も環境によって友達と一つの遊びを共有する姿が見られます。その分物の取り合い等のトラブルも増えますがそんな時は保育教諭が話を聞いたり言葉で言えない子の思いを代弁したりして援助していきます。また、「貸して」と言われて持っている物を友達に貸してあげるなどお互いが調整し合って解決出来た時は思いきり褒めるなどしてみんなが楽しく遊べるよう配慮していきたいと思います。
2018年2月16日 金曜日
今日年長児は卒園DVDの撮影がありました。実は昨日、年中児は年長さんに誘ってもらって卒園DVDの練習を見せてもらいました。園長先生が「みんなも1年後に幼稚園で1番立派な人になれたらDVDの撮影ができるんだよ」と話をしてもらい、キラキラとしたまなざしで身を乗り出して、憧れの年長さんの姿を見ていました。撮影の中には、年中児が発表会でした「ありがとうの花」の手話を収録したので、年中さんに教えてあげる!と得意げに自信を持って楽しそうに手話をしてくれました。今年の年長さんは本当に歌が上手で歌声を聞いていると心に響いてきて思わず涙が出そうになりました。園長先生に「ありがとうの花の中には10個のありがとうがあるんだよ。ありがとうという言葉は言った方も言われた方も嬉しいよね。そして、ありがとうがたくさんになると優しい気持ちになれるよね。」と話してくれました。すると、子ども達はとても素直ですぐに「ありがとう!」とことあるごとに口にしていました。くま組のT君は、撮影が終わった後、「今日の撮影上手くいったよ。」と嬉しそうに報告してくれました。年長の各部屋では大きくなったら何になりたいかという夢の収録があり、「サッカー選手、大工さん、三葉幼稚園の先生、ケーキ屋さん等の夢がありました。みんなが大人になった姿が楽しみです。
今日、うさぎ、ひつじ組は会議室で合同で過ごしました。トランポリンやバランスボール、滑り台など室内でもたくさん体を動かして遊びました。ブルーシートを敷いてみんなで食べた給食もおいしくて楽しかったです。
2018年2月15日 木曜日
今日は、昨日に続いてこあら保育がありました。朝バスからおりてきたこあらさんは幼稚園のお兄さん、お姉さんに手を繋いでもらって元気に登園してきました。今日は、天気が悪く、時々雨が降ってくるので空と睨めっこしながら園庭で遊んでいました。そして、こあら組さんが集まると、みんなでかけっこをしました。教師が「よーいドン!」と言うと皆がニコニコ顔で走ってきてその表情がとても可愛いなと思いました。気がつくとその中にたんぽぽ組のR君が入っており、手を広げると嬉しそうに走ってきてくれて飛びついてきました。そんなR君の笑顔がまたとても可愛く自分も笑顔になっていました。
砂場では、男の子二人が「富士山作りたい!」と言って一生懸命スコップで砂をすくって山にしていました。また、Yちゃんは「見て、ごはん!」と嬉しそうに器に砂を入れて持ってきて見せてくれました。ビックボスの下ではちゅうりっぷ組に混ざって遊ぶ子もおり、皆がやりたいことを見つけて楽しく遊んでいました。
その後早コースの子どもたちは図書室に戻ると、新聞紙を丸めて“鬼の玉入れゲーム”をしました。この玉入れは昨日の早コースの子にも人気で鬼を見ると「キャーキャー」言いながらも顔はニコニコでした。鬼を見て泣く子は1人もいなくて自分の作った玉や友達が作った玉を投げていました。最初は同じ目線で投げることからはじめて2回目は高い所に鬼を置いて玉入れをしました。高い所に置くとさらに嬉しそうに玉入れをしていました。小さな手で一生懸命投げる姿は見ていて可愛いと思うと同時にこんなにも遠くに投げれるんだと驚きもありました。そして、「やられたー」と教師が鬼になったつもりで言うとT君は「やった!!」と後ろにいる私を見てジャンプして喜んでいました。
そして、お腹ペコペコの子ども達は手を消毒して座ると調理師さんが作ってくれた『蒸しパン』を美味しそうに食べ、降園準備をしました。帰りは年中児にバスの所まで手を繋いで連れて行って乗せてもらいました。そして、バスの中から「バイバーイ」と手を振って笑顔で降園しました。
〈こあら組昼食〉
また、在園児の子には嬉しいお知らせがありました。それは、昨日年長児が屋外遊ぎ場で取った金柑とレモンを園長が美味しく調理してくれたのです。金柑は本当に甘くて子ども達もニコニコ。レモン漬けは甘酸っぱいけど年少児も大喜びでした。他の幼稚園ではなかなか体験できないことができる三葉っ子達は沢山の経験をしながら成長しています。
〈今日のメニュー〉
2018年2月14日 水曜日
今日は、未就園児保育のこあら組さんが一人で登園しました。お家の人と離れて泣く子を見て、年中さんがそっと手を繋いでくれました。しばらくして一緒にいてくれて安心したのか泣きやんでいました。たんぽぽ組のテラスでは、廃材遊びや発表会の踊りで盛り上がっていました。昨日から、日中暖かくなったので包丁、ままごとコーナーを鉄棒の前に設定していますが、今日たんぽぽ組のY君はきゅうりを次々と切って大盛りにしていました。また、年中さんは「ハッピーバレンタイン!」と言いながら、チョコレートに見立てた創作料理を河野先生にプレゼントしてました。
そんな中、たんぽぽ組ではあまりに良い天気なのでお散歩に行きたいと園庭では“はないちもんめ”をしていた年中さんを誘うと「一緒にいきたーい!」と次々に手を繋いでくれました。今年度は芋掘りやどんぐり拾いなど年中児と一緒に歩くことが多かったたんぽぽ組。以前は、教師でないと手を繋がなかった子もみんな年中さんに手を繋いでもらい笑顔で歩いているのを見て子ども同士ってやっぱり良いなぁーと思いました。年中さんも「もうすぐ年長さんになるけんね」とお兄さん、お姉さんの顔になり、ゆっくり歩くたんぽぽさんのペースに合わせ歩いてくれたり、転んだら膝の汚れをはらってくれたりする姿がありました。
屋外遊ぎ場に着くと、天空の城の滑り台をキャーキャー言って滑っていました。木々が揺れるのを見て「風ビュンビュンや」と言っていたたんぽぽさんを見て滑り台でも風を感じて気持ちよかったのだろうと思いました。築山でも、滑ったり、転んだり、もみくちゃになりながら楽しくて仕方ない様子でした。帰りも年中さんに手を繋いでもらったのですが、いつもひつじ組のT君に手を繋いでもらっているたんぽぽ組のK君は、T君を探していました。K君に大好きなお兄ちゃんができたことに私も嬉しくなりました。
歩いて帰って体もポカポカでお腹ペコペコの子どもたちと園庭にブルーシートを広げて年中さんと一緒にお弁当を食べました。りす組の子ども達のお弁当には、とても大きなおにぎりが入っていました。今は小さなたんぽぽさんのおにぎりもやがてこんなに大きくなっていくのだなぁーと思いました。クラスの中でも困ってる子を助けようとしたり、シールを貼るところを教えたり、友達の水筒やコップを配ったりするようになりました。一人一人だったものが友達と一緒、異年齢児と一緒というように人との関わりが広がっていく様子を見て嬉しく思います。
コメント (「雪遊び楽しかったね!」 きりん組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)